磯村豊太郎

磯村豊太郎

磯村 豊太郎(いそむら とよたろう、1868年12月20日明治元年11月7日[1]) - 1939年昭和14年)10月26日[2])は、明治期の官僚、実業家、貴族院議員。

経歴[編集]

豊前国中津生まれ。慶應義塾卒業後、後藤新平の紹介で安岡雄吉らと共に1880年(明治13年)、逓信省入り。その後まもなく辞職して日本銀行に転じ、また転じて三井家に入る。益田孝と面会し三井物産に入社。北海道炭礦汽船に移り社長に就任。日本工業倶楽部四代目総裁を務めた。また、1929年(昭和4年)7月1日には貴族院議員に勅選され[3][4]研究会に所属して死去するまで在任した[2][5]

脚注[編集]

  1. ^ 『貴族院議員名簿』貴族院彙報附録、昭和5年12月23日、25頁。
  2. ^ a b 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』97頁。
  3. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、38頁。
  4. ^ 『官報』第751号、昭和4年7月2日。
  5. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、46頁。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]