真鍋尚之

真鍋 尚之(まなべ なおゆき、1971年11月30日 - )は、雅楽演奏家、現代音楽作曲家横浜市出身。「笙のパガニーニ」の異名を持つ。笙だけでなく、それを大型にした正倉院復元楽器のも演奏する。

略歴[編集]

洗足学園大学(現・洗足学園音楽大学)(作曲・声楽専攻)卒業。 東京芸術大学邦楽科雅楽専攻卒業。 1995年、第18回神奈川県合唱曲作曲コンクールに「みどり色の蛇」が2位(1位なし)、1998年第1回国立劇場作曲コンクールで「呼吸II」が優秀賞(1位)、 現代邦楽研究所10周年記念事業第1回「東京・邦楽コンクール」第1位など受賞多数。

2000年より紀尾井ホール、 横浜みなとみらい小ホール、浜離宮朝日ホールにてリサイタルを開催。

2019年、真鍋尚之作曲のRequiem III《鎮魂協奏曲》が、パラグアイ国立交響楽団によって初演され、好評を博す。

主要作品[編集]

    • 「呼吸」シリーズ(笙のための)
    • 笙と十七絃のためのソナタ
    • Invention IV

ほか

アルバム[編集]

  • 『笙調子 全六調子』 (2CD 2021年 ALM RECORDS/コジマ録音)
  • 『呼吸』(2001年 ALM RECORDS/コジマ録音)
  • 『笙韻若水』(ALM RECORDS/コジマ録音)

出版[編集]

  • 笙 初心者のための教則本(上・中・下巻)
  • 笙 作曲家のための楽器法
  • 笙で世界の名曲を

関連項目[編集]

外部リンク[編集]