盛岡市動物公園

盛岡市動物公園
施設情報
専門分野 総合
所有者 盛岡市
管理運営 株式会社もりおかパークマネジメント
園長 辻本恒徳
開園 1989年
所在地 岩手県盛岡市新庄字下八木田60-18
位置 北緯39度41分49.8秒 東経141度11分40.9秒 / 北緯39.697167度 東経141.194694度 / 39.697167; 141.194694座標: 北緯39度41分49.8秒 東経141度11分40.9秒 / 北緯39.697167度 東経141.194694度 / 39.697167; 141.194694
アクセス JR東日本IGRいわて銀河鉄道盛岡駅より岩手県交通403」に乗車し、「動物公園前」終点下車。
※:冬期間の休園期間中(12月1日~翌年3月14日)はバスも全て運休する。
公式サイト https://zoomo.co.jp/
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盛岡市動物公園(もりおかしどうぶつこうえん)は、岩手県盛岡市に所在する動物園である。日本動物園水族館協会会員。

概要[編集]

市制施行100周年記念施設として1989年平成元年)4月22日開園した。丘陵地帯に立地し、岩山公園 (盛岡市)岩山パークランドに隣接している。

動物展示では、日本生態園を設け、ツキノワグマニホンザルニホンジカ等の日本国有の動物を見せることに力を入れている。1991年(平成3年)には、アフリカ園がオープンした。ビクトリアコーナーには、ピューマカナダカワウソオオツノヒツジがいる。

例年、12月より翌年3月まで冬期休業する(その間も、臨時に開園日が設けられることがある)。

盛岡市の外郭団体・公益財団法人盛岡市動物公園公社が運営を行ってきたが、2020年4月より第三セクター・もりおかパークマネジメントが引き継ぐ。宿泊施設の設置などを検討しており、2022年にリニューアルオープンする見込みであったが[1]、工事業者の確保ができない事から1年遅らせた2023年春に延期となった[2]

2023年4月20日、リニューアルオープン。 同年6月3日、園内に野生のツキノワグマが侵入したことを理由に臨時休園[3]

殺処分問題[編集]

2021年、飼育していたカイウサギ全15匹を慢性鼻炎を引き起こすパスツレラ症のまん延を阻止するために2020年12月に安楽死させたことを発表した。2019年年5月上旬に初めて一部のカイウサギに症状が現れ、その後再発と沈静化を繰り返し、2020年11月中旬の再発で全15匹に感染が広がった。これまでカイウサギに抗生剤を注射し、獣舎の消毒などを行うも症状は終息せず何度も話し合いが行われた末の判断であったが、これに対し賛否の声があがった[4][5]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “アナグマ、カピバラ…愛らしさSNSで発信 なるか来場者増 盛岡市動物公園”. 毎日新聞. (2020年1月20日). https://mainichi.jp/articles/20200120/k00/00m/040/012000c 2020年1月26日閲覧。 
  2. ^ “リニューアル、23年春に延期 盛岡市動物公園”. 岩手日報. (2021年3月26日). https://www-iwate--np-co-jp.cdn.ampproject.org/c/s/www.iwate-np.co.jp/article/2021/3/26/94188/amp?usqp=mq331AQQKAGYAfPpop7yzdXtM7ABIA%3D%3D 2021年4月1日閲覧。 
  3. ^ 盛岡の動物園にクマ侵入か 餌求める?臨時休園”. 産経新聞 (2023年6月3日). 2023年6月3日閲覧。
  4. ^ “カイウサギ15匹を安楽死 盛岡市動物公園 感染症まん延”. 岩手日報 (株式会社岩手日報社). (2021年3月31日). https://www.iwate-np.co.jp/article/2021/3/31/94482/amp 2021年4月2日閲覧。 
  5. ^ “動物園がウサギ15匹を感染防止で安楽死…市民からは賛否の声 : 社会 : ニュース”. 読売新聞オンライン (株式会社読売新聞社). (2021年3月30日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20210329-OYT1T50211/amp/ 2021年4月2日閲覧。