浦野まつほ

浦野 まつほ(うらの まつほ、1910年 - 1935年11月29日)は、昭和初期の宝塚歌劇団・娘役スター。宝塚歌劇団14期生(1924入学※劇団と音楽学校が分離しておらず入学=入団)。愛媛県松山市出身[1]。本名は松浦芳子。後に洋画家・岸田劉生の実弟で日本初のレビューを作った岸田辰彌(辰弥)の妻となる[2]

1935年(昭和10年)11月、当時患っていた腹膜炎が原因で死去した[3]。満25歳(数え年26歳)没。墓所は多磨霊園

主な出演作[編集]

  • レビュウ「モン・パリ」(1928年):初演は1927年
  • 歌劇「ユーディット」(1928年)
  • レビュウ「紐育行進曲」(1929年)
  • レビュウ「シンデレラ」(1929年):主演
  • 歌劇「シャンクンタラ姫 」(1930年):主演

脚注[編集]

  1. ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1927年9月、90号、P38
  2. ^ 橋本雅夫『素晴らしい宝塚歌劇―夢とロマンの85年―』阪急電鉄コミュニケーション事業部、1999年9月10日、200頁。ISBN 4-89485-013-3 
  3. ^ 都新聞」昭和10年11月30日付、15頁