津吹みゆ

津吹 みゆ
出生名 津吹 実佑(つぶき みゆ)
生誕 (1996-02-28) 1996年2月28日(28歳)
出身地 日本の旗 日本福島県西白河郡矢吹町
学歴 日本大学東北高等学校
ジャンル 演歌
職業 歌手
担当楽器 フルート
活動期間 2015年 -
レーベル 日本クラウン
共同作業者 四方章人
公式サイト 津吹みゆ オフィシャルホームページ

津吹 みゆ(つぶき みゆ、1996年2月28日 - )は日本の演歌歌手である。
本名は津吹 実佑(つぶきみゆ)、福島県西白河郡矢吹町出身[1][2]。所属はクラウンミュージック[3]

略歴[編集]

母親が演歌好きでいつも家や車の中で演歌が流れており、小さい頃からそれを聴いていたことから自然と演歌が好きになっていった。祖父母も歌が好きで、よく一緒に田んぼに行っては、演歌だけでなく歌謡曲童謡なども歌ったという。また、母親が音楽療法士としてボランティア活動をしており、本人も小学生の頃から一緒にお年寄りがいる施設に出掛けて歌を披露。歌で喜んでもらえると嬉しいという気持ちを持つと共に、もっと上手に歌いたいと思うようになる。こうした音楽が身近にある環境の中で育ったことが大きな要因となり歌手になりたいという気持ちを抱く。

小学校3年生の時からカラオケ大会に出場するようになる。高校2年生であった2012年の夏に地元の福島県いわき市で行われた『NHKのど自慢』に出場。それがきっかけで日本クラウンからスカウトされる。スカウト者が作曲家四方章人を紹介、学業に力を注ぐ一方で歌のレッスンを受け続ける。高校在学中は新幹線で福島から東京にレッスンに通っていた。両親が介護福祉士をしており、本人も福祉関係の大学に行く事も考えていたが、憧れていた歌の道に進める滅多にないチャンスだとして、四方の世話になることを決意[4]

高校卒業後に上京し、四方の門下生として本格的な歌の修業に入る。2015年2月25日に「会津・山の神」(あいづ・やまのかみ)でデビュー[5]

目標は坂本冬美のように男歌も女歌も演歌以外の歌も、自分らしく歌える歌手になること。また、演歌を知らない若い世代にも魅力をわかってもらえるように歌っていきたい、そして、目標にされる歌手になれるように頑張りたいとも語っている。 まだ初々しさが残るが、素直で伸びのある歌声が特徴で今後の活躍が期待される歌手である。

年表[編集]

2015年
  • 2月25日、「どんと響く!直球ボイス!津吹みゆ デビュー!!」のキャッチフレーズでクラウンレコードよりふるさと福島を舞台にした「 会津・山の神 」(あいづ・やまのかみ)でデビュー。上京後約一年、誕生日が目前ではあったが、18歳でのデビューとなった。
  • 4月4日、福島県にあるJR東日本会津若松駅一日駅長を委嘱され、「会津地酒列車」というお座敷列車等で歌唱をする。
  • 9月9日日本歌手協会主催の第42回日本歌手協会「歌謡祭・歌謡フェスティバル」で2015年度最優秀新人賞を受賞した[6]
2016年
  • 2月3日、「どんと響く!直球ボイス!第2弾!」「望郷恋歌」(ぼうきょうこいうた)をリリース
  • 2月23日天狗(てんぐ)の面をかぶった5人組ヘビメタルバンド「¥(エン)カウンター」と異色のユニットを結成し、東京・渋谷のライブハウス「渋谷clubasia」でお披露目ライブを行う。演歌とロックのコラボが話題となり、複数のメディアがニュースとして取り上げ、その日のYahoo!ニュースでも配信された[7][8][9]
  • 6月、福島県矢吹町の観光PR大使に就任。
2018年
2022年

人物[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 オリコン
最高順位[13]
規格品番
1 2015年
2月25日
01 会津・山の神 原文彦 四方章人 前田俊明 - CRCN-1860
02 わたしの門前仲町 四方章人
2 2016年
2月3日
01 望郷恋歌 原文彦 四方章人 36位 CRCN-1940
02 ふるさと母さん
3 2017年
1月25日
01 雨のむこうの故郷 - CRCN-8017
02 あした咲く花
4 2018年
2月7日
01 哀愁の木曽路 たかたかし 蔦将包 CRCN-8118
02 風泣き港
5 2018年
10月3日
01 望郷さんさ 万城たかし 伊戸のりお 40位 CRCN-8185
02 由良川恋文 宮下健治
6 2019年
6月5日
01 みちのく恋桜 四方章人 南郷達也 49位 CRCN-8252
02 すみれの恋
7 2020年
2月19日
01 嫁入り峠 34位 CRCN-8308
(通常盤)
02 らっせら吹雪
2020年
10月7日
夕霧の月 CRCN-8356
(新装盤)
8 2021年
2月24日
01 おんなの津軽 原文彦 伊戸のりお 47位 CRCN-8391
02 高野雨
9 2021年
9月22日
01 東京ホタル 伊藤薫 矢野立美 41位 CRCN-8427
02 黄昏の雪
10 2022年
3月30日
01 壇ノ浦恋歌 たきのえいじ 四方章人 竹内弘一 19位 CRCN-8472
02 竜のまつり 本橋夏蘭
11 2022年
10月26日
01 おんなの嵯峨野路 たきのえいじ 35位 CRCN-8520
02 縁酒
12 2023年
6月14日
01 郡上しぐれて 34位 CRCN-8575
02 母子草
13 2024年
1月10日
01 会津なみだ橋 かず翼 19位 CRCN-8624
02 恋は女の晴れ舞台

企画シングル[編集]

発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
2016年
8月11日
02
[注釈 1]
四季の山 川井倭文子 弦哲也 松井タツオ CRCN-3610

アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番
2016年4月27日 望郷こころ歌 Vol.1〜名曲カバー集〜 CRCN-20420
2017年4月5日 望郷こころ歌 Vol.2〜永遠の名曲選〜 CRCN-20428
2018年6月6日 望郷こころ歌 Vol.3〜旅路の夢〜 CRCN-20450
2020年2月26日 笑顔いっぱい歌にのせて〜デビュー5周年アルバム〜 CRCN-20466

参加アルバム[編集]

発売日 タイトル 収録曲 規格品番
2022年12月7日 聖なる予言 Holy prediction もう一度会いたい〜Beautiful place CRCI-20921

出演[編集]

テレビ[編集]

レギュラー番組[編集]

ゲスト出演[編集]

  1. (2018年9月11日放送)「高原列車は行く」(みちのく娘!として工藤あやの、羽山みずきらと出演)
  1. (2016年2月21日放送)
  2. (2017年8月13日放送)(2000年以降デビュー!トップスター候補大熱唱!)「雨のむこうの故郷」「氷雨」、「人生いろいろ」(羽山みずきとデュオ)
  3. (2017年10月8日放送)「ちゃっきり節」(長山洋子香西かおり工藤あやのと共演)、「襟裳岬
  4. (2017年10月29日放送)「たそがれマイ・ラブ
  5. (2017年12月17日生放送)生放送!冬の大感謝祭 NHK101スタジオより 「冬の海峡」(羽山みずきとデュオ)、「ペッパー警部」「年下の男の子」(岩佐美咲、羽山みずきと共演)、「冬の稲妻」(岩佐美咲、パク・ジュニョンと共演)
  6. (2018年2月25日放送、工藤あやの、羽山みずきとMC担当)「微笑がえし」「雨のオランダ坂」(工藤あやの、羽山みずき、と共演)、「哀愁の木曽路」
  7. (2018年5月13日放送)「親子舟唄」(鳥羽一郎とデュオ)、「お祭りマンボ」(みちのく娘!として工藤あやの、羽山みずきとユニットで披露)
  8. (2018年7月29日放送)「ひばりのチャチャチャ」、「ジャンケン娘」、「あなたにあげる」(みちのく娘!として披露)、「ちょうど時間となりました」(みちのく娘!として藤あや子島津亜矢らと共演)
  9. (2018年12月16日生放送) NHK101スタジオより生放送!「東京ららばい」(女性出演者全員で)、「お祭りマンボ」(みちのく娘!として披露)、「望郷さんさ」
  10. (2019年2月24日放送)「夢見るシャンソン人形」(みちのく娘!として)、「愛と死をみつめて
  11. (2019年3月24日放送)「北国の春」、「好きになった人」(何れの曲もみちのく娘!として歌唱) ※みちのく娘!としてアシスタントMCも担当。
  12. (2019年5月12日放送)「愛のさざなみ」、「みちのく小唄」、「ミネソタの卵売り」、「真っ赤な太陽」(何れもみちのく娘!として歌唱)※みちのく娘!としてアシスタントMCも担当。
  13. (2019年8月4日放送)「家へおいでよ」・「さのさ」(以上、みちのく娘!として披露)、「みちのく恋桜」
  14. (2019年11月17日放送)「大阪ラプソディー」(みちのく娘!として)
  15. (2019年12月8日生放送)「東京のバスガール」「好きになった人」(何れの曲もみちのく娘!として出演歌唱)


・うたコン(生放送)(2024年2月20日放送、NHK) 「越冬つばめ」を歌唱

ラジオ[編集]

CM[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 表題曲は、北島三郎の「山・美しき」。

出典[編集]

  1. ^ 名誉町民第1号・中学生海外派遣事業 - 広報やぶき2016年2月号
  2. ^ a b 演歌歌手・津吹みゆさんが「一日通信指令室長」 電話の対応実演:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet”. みんゆうNet (2017年). 2017年1月12日閲覧。
  3. ^ 『クラウンレコード新人アーティスト情報』(2015年春号) 発行:クラウンレコード 閲覧。
  4. ^ 演歌・歌謡曲の音楽情報サイト「唄栞」
  5. ^ NHK「のど自慢」出身 18歳・津吹みゆ念願デビュー 東スポWeb
  6. ^ 第42回日本歌手協会「2015年歌謡祭・歌謡フェスティバル」(BSジャパン、2016年1月2日放送)第3部の放送で紹介された。
  7. ^ Yahoo!ニュース 演歌歌手の津吹みゆ、ヘビメタバンドとユニット「夢は紅白歌合戦出場です」(サンケイスポーツ)
  8. ^ Yahoo!ニュース 演歌歌手・津吹みゆ デスメタルバンドと異色コラボ「このメンバーで紅白に!(東スポWeb)
  9. ^ Yahoo!ニュース 演歌歌手・津吹みゆ、ヘビメタバンドと異色コラボ「紅白を目指したい」(スポーツ報知)
  10. ^ 「DAM CHANNEL演歌」6代目MCは津吹みゆに決定!通信カラオケDAMで10月4日より配信開始
  11. ^ オリコンウイークリー」(2015年1月20日号)発行:オリジナルコンフィデンス出版社
  12. ^ 『クラウンミュージック新譜情報』(2015年2月号) 発行:クラウンレコード 「今月のイチオシ新譜と新人さん紹介」
  13. ^ 津吹みゆの作品”. ORICON NEWS. オリコン. 2024年4月1日閲覧。
  14. ^ 新・3人の歌仲間 with DAM CHANNEL 演歌”. ザテレビジョン. 2023年7月12日閲覧。

外部リンク[編集]