比丘尼山横穴墓群

比丘尼山横穴墓群の横穴墓
比丘尼山横穴墓群がある比丘尼山

比丘尼山横穴墓群(びくにやまおうけつぼぐん)は、埼玉県東松山市にある古墳時代横穴墓群遺跡1957年、「比丘尼山と横穴墓群」の名称で市の史跡に指定された。三千塚古墳群の第8支群が分布する通称「比丘尼山」の南斜面に3、4段に配列して築造された。40〜50基余りの横穴墓が分布していると思われ、うち3基が開口している。吉見百穴と同様の7世紀頃に造られたものであると思われる[1]1878年(明治11年)に山名貫義とオーストリアの考古学者ハインリヒ・フォン・シーボルトによって踏査が行われた[2]

脚注[編集]

  1. ^ 現地案内板より(2013年11月29日確認)
  2. ^ 塩野博 『埼玉の古墳 比企・秩父』さきたま出版会、2004年、91-95頁

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