樹里咲穂

じゅり さきほ
樹里 咲穂
本名 上野 亜耶(うえの あや)
生年月日 (1971-10-28) 1971年10月28日(52歳)
出生地 日本の旗 日本大阪府箕面市
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台
活動期間 1990年 -
活動内容 1990年宝塚歌劇団入団
1991年月組に配属
1998年宙組に異動
2000年専科に異動
2005年:宝塚歌劇団退団、以後舞台中心に活躍。
主な作品
舞台
ミー・アンド・マイガール』(1995年)
West Side Story』(1998年)
Ernest in Love』(2005年)
ウェディング・シンガー』(2008年)『キューティブロンド』(2017.2019年)『アダムスファミリー』(2017年)『天保十二年のシェイクスピア』(2020年)『レ・ミゼラブル』(2021年)
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樹里 咲穂(じゅり さきほ、1971年10月28日 - )は日本の女優。元宝塚歌劇団専科の男役スター。梅田芸術劇場所属。

身長170cm。大阪府箕面市仁川学院高等学校出身。

来歴・人物[編集]

小学校高学年の時、匠ひびきの母親に誘われて宝塚コドモアテネに通いはじめる。

月組公演『春の踊り -南蛮花更紗-ムーンライト・ロマンス』(69期生初舞台公演)を見て、受験を決断。当時の月組トップスターだった大地真央の白黒のブロマイドを買い、電車に乗りながら「春の踊り」の劇中歌を歌っていた。

また「学校へ通学途中に、月ごとに変わる宝塚のポスターを見るのが楽しみで仕方がなかった」と述べている。

1988年宝塚音楽学校に入学。

1990年、宝塚歌劇団に76期生として入団。入団時の成績は4番。『ベルサイユのばら』で初舞台。翌1991年月組に配属される。宝塚時代の同期には寿つかさ(宙組組長)、鈴奈沙也高翔みず希彩輝なお純名里沙星奈優里風花舞月影瞳楓沙樹らがいる。

1994年には、選抜メンバーとしてロンドン公演に参加。76期男役の中で成績トップだったこともあり、早くから中堅スター候補として育てられる。1995年ミー・アンド・マイガール』の新人公演では、演技力をかわれ初の女役であるジャッキーに選ばれて演じる。翌年の中日劇場公演ではジャッキーを演じる。

1998年、『WEST SIDE STORY』で再び女役のアニタを演じる。同年宙組へ移籍。『エリザベート』の東京公演で雪組に組替えになった朝海ひかるに代わりルドルフを演じる。

2000年6月、新専科制度の発足に伴い専科に移籍。宙組バウホール公演『FREEDOM』ではバウホール公演初主演を果たす。以降、各組の公演に特別出演し舞台を脇から支えた。また、帝国劇場でのジャニーズSHOCK』や、ミュージカル『Cinderella(シンデレラ)』に外部出演するなど、幅広く活躍。

2005年9月23日、主演をつとめた花組日生劇場公演『Ernest in Love』千秋楽を最後に退団し、女優に転身。宝塚大劇場東京宝塚劇場公演では花組『マラケシュ・紅の墓標』がラストステージとなった。

CSの宝塚歌劇専門チャンネルTAKARAZUKA SKY STAGEでは「JURIのそれってどうなの!?」の司会を担当。巧みなトークと構成で人気番組となった。退団後にも「JURIのおじゃまんぼうセンサー!」「JURIのどんだけGOGO5!?」[1]など番組を担当。現在「JURIの宝塚音楽同好会」司会を担当。WOWOWの宝塚情報番組「宝塚プルミエール」のナレーターも務めた。

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

月組時代[編集]

宙組時代[編集]

専科時代[編集]

宝塚歌劇団退団後の主な出演[編集]

舞台[編集]

  • 『ベルリントゥーブロードウェイ』(2005年)
  • エリザベート10周年ガラコンサート』ルイジ・ルキーニ(2005年)
  • 『花嫁付き添い人の秘密』メグ(2005年)
  • 『スウィート・チャリティ』ニッキー(2005年)
  • 『モダン・ミリー』ミス・ドロシー・ブラウン(2005年)
  • 江利チエミ物語〜テネシーワルツ〜』雪村いづみ(2005年)
  • ウェディング・シンガー』ホリー(2008年・2011年)
  • A MIDSUMMER NIGHT`S DREAM 〜THEじゃなくてAなのが素敵〜』ティターニア、ヒポリタ(2008年)
  • 『SHOUT!』オレンジ(2008年) 
  • 『ニューブレイン』ローダ(2009年)
  • 『TEACHERS』(2009年)
  • NINE The Musical(ナイン・ザ・ミュージカル)』スパのマドンナ(2009年)
  • 『GARANTIDO 生きた証』(2010年)
  • ブロードウェイミュージカル『Side Show』デイジー・ヒルトン(2010年・2011年)
  • ファントム』カルロッタ(2010年)
  • 小倉久寛ひとり立ち公演 vol.3『ダンス天国』(2011年) 
  • アイ・ガット・マーマン』(2012年)
  • る・ひまわり『桜の森の満開の下』女房(2012年)
  • 『DREAM BOYS』サキホ役(2012年)
  • 『新幹線おそうじの天使たち』優子(2013年)
  • 『男嫌い』モリコ(2013年)
  • 『リズミックタウン2013』カーナ(2013年)
  • 有頂天家族』下鴨母(2014年)
  • ブロードウェイミュージカル『IN THE HEIGHTS(イン・ザ・ハイツ)』カミラ・ロザリオ(2014年)
  • 天才執事 ジーヴス』オノリア・グロソップ(2014年)
  • ON THE TOWN』クレア(学者)(2014年) 
  • 『7seconds 〜決断の瞬間まであと7秒〜』(2015年)
  • ミュージカル『グランドホテル』ラファエラ役(2016年)
  • ミュージカル『三銃士』ミレディ(2016年)
  • 『エリザベート20周年ガラコンサート』フランツ役 ルイジ・ルキーニ役 ルドルフ役(2016年)
  • ミュージカル『キューティ・ブロンド』ポーレット(2017年)[2]
  • ミュージカル「I LOVE A PIANO」(小林香演出)(2017年)
  • ミュージカル『アダムスファミリー』(白井晃演出)アリス役(2017年)年)https://stage.parco.jp/program/addams2017/
  • ミュージカル『ウーマンオブザイヤー』ジャン役(2018年)
  • ミュージカル『ロジャース/ハート』(2018年)
  • 『命売ります』(ノゾエ征爾演出)薫の母役(2018年)
  • ミュージカル『キューティブロンド』再演 ポーレット 役(2019年)
  • 『クイーンエリザベス〜輝ける王冠と秘められし愛〜』(宮田慶子演出)ベス役(2019年)
  • 『ビビを見た!』(松井周演出)ホタルの母役(2019年)
  • 新作ミュージカル『怪人と探偵』(白井晃演出)北小路雅子役(2019年)
  • 『天保十二年のシェイクスピア』(藤田俊太郎演出)お文役(2020年)
  • 音楽朗読劇『黑世界 ~リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察について~』 日和の章(末満健一演出)メイプル役(2020年)
  • 『DREAM BOYS』(堂本光一演出)マリア役(2020年〜2021年)
  • ミュージカル『レ・ミゼラブル』マダム・テナルディエ役出演予定(2021年)
  • 2022年7 - 8月、『Only 1, not No.1』(シアタークリエサンケイホールブリーゼ名古屋市公会堂[3]
  • ミュージカル『ジェーン・エア』(2023年)[4]
  • 舞台『最高のオバハン中島ハルコ』(2023年予定)

ライブ・ディナーショー[編集]

  • 『クリスマス・ファンタジー』(2005年)
  • 『シルヴェスター・ガラコンサート』(2005年)
  • 『I gotta “JURI’SM”(ジュリズム)』(2006年)
  • 『TANGO:Summer Fashion』(2006年)
  • 『Musical Salon Vol.11』(2006年)

テレビ[編集]

  • JURIのそれってどうなの!? - 司会 (2004年~2005年、TAKARAZUKA SKY STAGE
  • JURIのおじゃまんぼうセンサー - 司会 (2006年~2007年、TAKARAZUKA SKY STAGE)
  • 宝塚プルミエール - ナレーション (2006年~2007年、WOWOW
  • クイズ!ヘキサゴンII(2009年11月25日、フジテレビ系)
  • 「くりぃいむクイズミラクル9」(2013年フジテレビジョンフジテレビ系)
  • JURIの宝塚音楽同好会(2016年~2019年TAKARAZUKA SKY STAGE)
  • 「TO THE NEXT TAKARAZUKA」開催記念 生放送 -今宵は光(レイ)とレイとショー!?- 司会

(2021年TAKARAZUKA SKY STAGE)

脚注[編集]

  1. ^ 番組のセットは5つの組を模している。
  2. ^ シアタークリエ ミュージカル『キューティ・ブロンド』”. 東宝 (2016年10月29日). 2016年10月29日閲覧。
  3. ^ ふぉ~ゆ~×梅棒がホストに変身!ノンバーバルなダンスパフォーマンス披露 ステージナタリー。
  4. ^ "ジョン・ケアードの新演出版「ジェーン・エア」に上白石萌音×屋比久知奈×井上芳雄". ステージナタリー. 株式会社ナターシャ. 11 March 2022. 2022年3月11日閲覧

外部リンク[編集]