棟氏王 棟氏王（むねうじおう、生年不詳 - 貞観5年1月22日（863年2月13日））は、平安時代前期の皇族。桓武天皇の孫。三品・葛井親王の子。官位は従四位下・下野守。 経歴[編集] 天安2年（858年）清和天皇の即位に伴って、二世王の蔭位により無位から従四位下に直叙される。貞観3年（861年）下野守に任ぜられるが、任期が終了する前の貞観5年（863年）正月22日卒去。最終官位は散位従四位下。 官歴[編集] 『日本三代実録』による。 天安2年（858年） 11月7日：従四位下（直叙） 貞観3年（861年） 正月：下野守 貞観5年（863年） 正月22日：卒去（散位従四位下） 脚注[編集] [脚注の使い方] 参考文献[編集] 武田祐吉、佐藤謙三訳『読み下し 日本三代実録 上』戎光祥出版、2009年
