桔梗湯

桔梗湯(ききょうとう)は、漢方方剤の一つ。

効果・効能[編集]

通常、扁桃とその周囲の炎症による、咽喉の腫れと痛みを和らげる[1]

適応症[編集]

咽喉が腫れて痛む次の諸症:扁桃炎扁桃周囲炎[2]

組成[編集]

甘草桔梗[2]

相互作用[編集]

併用注意[編集]

次の薬剤との併用により、偽アルドステロン症ミオパチーが出現しやすくなる[2]

  1. 甘草含有製剤
  2. グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
  3. ループ系利尿剤
  4. チアジド系利尿剤

副作用[編集]

次の副作用がある[2]

重大な副作用[編集]

偽アルドステロン症、ミオパチー

注意事項[編集]

高齢者は生理機能の低下、妊産婦、授乳婦、小児は安全性が未確立であり、注意が必要である[2]

脚注[編集]

  1. ^ ツムラ桔梗湯エキス顆粒(医療用)” (PDF). くすりのしおり. ツムラ (2015年7月). 2018年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e ツムラ製品情報『ツムラ桔梗湯』