桂べかこ

桂 べかこ(かつら べかこ)は、上方落語名跡。3代目が南光を襲名してからは、空き名跡となっている。

べかことは大阪弁あっかんべーの意。


2代目 かつら べかこ
2代目 桂(かつら) べかこ
結三柏は、桂米朝一門の定紋である。
本名 横田 弘
生年月日 不詳年
没年月日 不詳年
師匠 4代目桂米團治
名跡 1.2代目桂米歌子(1947年 - ?)
2.2代目桂べかこ(不詳)
活動期間 1947年 - ?

2代目桂 べかこ(かつら べかこ、生没年不詳)は、落語家

1947年7月に4代目桂米團治に入門。最初は漢字の表記だったが子役だったこともあり、ひらがなの「べかこ」とした。すぐに廃業。本名: 横田 弘。浪曲都家三勝の息子。

逸話[編集]

2代目桂枝雀に名乗る予定があった[1]

脚注[編集]

  1. ^ 戸田、2014年、p.348

出典[編集]

  • 『古今東西落語家事典』平凡社、1989年
  • 5代目桂文枝『あんけら荘夜話(新装版)』(小佐田定雄)青蛙房、2011年11月、37頁。 
  • 戸田学『上方落語の戦後史』岩波書店、2014年7月。