根本法門経
『根本法門経』[1](こんぽんほうもんきょう、巴: Mūlapariyāya-sutta, ムーラパリヤーヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第1経。
類似の漢訳経典として、『中阿含経』(大正蔵26)の106経「想経」、及び『楽想経』(大正蔵56)がある。
構成[編集]
登場人物[編集]
- 釈迦
場面設定[編集]
ある時、釈迦はウッカッター城スバガ林のサーラ王樹に滞在していた。
釈迦は比丘たちに向かって、四元素、天(三界)、五蘊、涅槃などについての、凡夫と比丘と阿羅漢と如来における捉え方の違いについて述べる。
その中でも如来は、それらの存在や概念など一切の事物の縁起(空)を知悉するためにそれらの存在・概念をそのものと捉えて考えず(無分別)、歓喜を起こさないと説く。
それを聞いた比丘たちは歓喜できなかった。
内容[編集]
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日本語訳[編集]
脚注・出典[編集]
- ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村、『パーリ仏典』片山