柿澤勇人

かきざわ はやと
柿澤 勇人
柿澤 勇人
2022年10月1日
本名 柿澤 勇人
生年月日 (1987-10-12) 1987年10月12日(36歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県
国籍 日本の旗 日本
身長 175cm
血液型 B型
職業 俳優
ジャンル ミュージカル
舞台
テレビドラマ
映画
活動期間 2007年 -
活動内容 2007年 劇団四季入団
2009年 劇団四季退団
2011年 ホリプロ所属
著名な家族 清元榮三郎(祖父)人間国宝
清元志壽太夫(曾祖父)人間国宝
村主千香(義姉)
村主章枝(義姉)
事務所 ホリプロ
公式サイト プロフィール
オフィシャルFC
主な作品
ミュージカル
スリル・ミー
スウィーニー・トッド
デスノート The musical
サンセット大通り
フランケンシュタイン
テレビドラマ
鎌倉殿の13人
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柿澤 勇人(かきざわ はやと、1987年10月12日 - )は、日本俳優神奈川県出身。

略歴[編集]

少年時代はサッカーに熱中。サッカーの名門である東京都立駒場高校保健体育科に一般入試で入学し、サッカー部に所属。将来はプロを目指していた。

高校1年時に劇団四季ミュージカルライオンキング』の観劇をきっかけに、「シンバをやりたい」と、劇団四季への入団を志す。

舞台芸術学院の夜間部に入学し高校に通いながらミュージカルを学ぶが、祖父の清元榮三郎三味線奏者、曾祖父の清元志寿太夫浄瑠璃の語り手で、ともに人間国宝であり、芸の厳しさを知る家族は「サッカーで日本代表になって活躍するよりも難しい」と猛反対。「2年間だけ時間が欲しい。結果が出せなければあきらめる」と家族を説得し、その後2007年、倍率100倍以上の難関を突破して劇団四季の研究所に入所。

2008年、念願の『ライオンキング』のシンバ役を射とめるものの、十分な演技ができず、1度きりの出演で稽古場に戻されてしまう。

2009年、新作ミュージカル『春のめざめ』の主役、メルヒオール役に抜擢される。開幕以来、全公演に出演していたが、2009年8月上旬に膝を痛め、トリプルキャストの1人である上川一哉に交代したが、翌週には復帰し千秋楽までの舞台を務める。

2009年末に劇団四季を退団。

2011年からホリプロに所属。テレビドラマピースボート -Piece Vote-』(日本テレビ)で初出演。『カイジ2』で映画初出演を果たす。

2013年3月に首都大学東京を卒業。大学では表象言語を専攻[1]

2016年、主演したミュージカル『ラディアント・ベイビー 〜キース・ヘリングの生涯〜英語版』で、東京公演中に右脚のアキレス腱を断裂し、6月22日にの東京公演千秋楽をもって大阪公演が中止となる[2]

人物[編集]

趣味・特技はサッカー、ピアノ英語(日常会話)、温泉巡りである。

人生に影響を与えた本は、元サッカー選手である中田英寿の発言切り抜き本『中田語録』(文藝春秋)。小中学生の頃から何度も読み返しており、人間としての生き方を尊敬している[3]

曾祖父は浄瑠璃の語り手で重要無形文化財保持者(人間国宝)の清元志寿太夫、祖父は三味線奏者で同じく人間国宝(父子二代としては初)の清元榮三郎である。

が苦手である[4]

兄嫁(義姉)は村主千香。千香の姉が村主章枝のため、義姉が2人いることになる[5]

受賞歴[編集]

2024年

出演[編集]

舞台[編集]

劇団四季所属時代[編集]

劇団四季退団後[編集]

2010年代[編集]
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年代[編集]
2020年
2021年
  • スルース -探偵- - マイロ・ティンドル 役
2022年
2023年
2024年

テレビドラマ[編集]

配信ドラマ[編集]

映画[編集]

音楽番組[編集]

バラエティ番組[編集]

情報番組[編集]

  • あさイチ「プレミアムトーク 柿澤勇人▽“鎌倉殿”舞台裏&特殊メーク!」(2022年10月7日、NHK総合)
  • めざましテレビ(2022年12月5日・14日・20日、フジテレビ) - 2022年12月度マンスリーエンタメプレゼンター

ラジオ[編集]

広告[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 城田優古川雄大とのトリプルキャスト。
  2. ^ a b c 浦井健治とのダブルキャスト。
  3. ^ 平方元基とのダブルキャスト。
  4. ^ a b 中川晃教とのダブルキャスト[8]
  5. ^ ウエンツ瑛士とのダブルキャスト[9]
  6. ^ 大貫勇輔とのダブルキャスト。
  7. ^ 緊急事態宣言を受け中止。
  8. ^ 西川貴教とのダブルキャスト。COVID-19の影響により中止。2023年に上演
  9. ^ 西川貴教とのダブルキャスト。

出典[編集]

  1. ^ 松島まり乃 (2017年8月18日). “柿澤勇人、“背水の陣”の精神【気になる新星vol.4】”. https://allabout.co.jp/gm/gc/433697/ 2023年7月6日閲覧。 
  2. ^ 「ラディアント・ベイビー」大阪公演中止、柿澤勇人アキレス腱断裂により”. ステージナタリー. ナターシャ (2016年6月23日). 2016年6月23日閲覧。
  3. ^ vol.236 俳優 柿澤勇人 花開く時は人それぞれ。各自の時計がある|朝日新聞×マイナビ転職 Heroes File”. マイナビ転職. マイナビ (2021年7月16日). 2022年2月16日閲覧。
  4. ^ 柿澤勇人&STAFF [@kakizawa_hayato] (2019年11月14日). "おーおーおー マネージャーkよ その為の写真だったのか 俺、柿食べられないのに". X(旧Twitter)より2022年12月27日閲覧
  5. ^ 村主章枝さん、イケメン人気俳優がまさかの親戚だった!「これは貴重」「美男美女」「実朝くん」と驚きの声”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2023年7月6日). 2023年7月6日閲覧。
  6. ^ 第31回読売演劇大賞結果発表、最優秀作品賞はイキウメ「人魂を届けに」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月2日). 2024年2月2日閲覧。
  7. ^ 柿沢勇人がキース・ヘリング役に挑戦「ワクワク」”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社 (2015年9月10日). 2022年12月27日閲覧。
  8. ^ a b c 「フランケンシュタイン」中川晃教と柿澤勇人のWキャストで17年1月上演”. ステージナタリー. ナターシャ (2016年3月10日). 2022年12月27日閲覧。
  9. ^ a b 日生劇場 ミュージカル『紳士のための愛と殺人の手引き』”. 東宝. 2017年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月25日閲覧。
  10. ^ 吉田鋼太郎の彩の国シェイクスピア・シリーズ2ndが「ハムレット」で始動、主演は柿澤勇人”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年10月31日). 2023年10月31日閲覧。
  11. ^ 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」新たな出演者決定! 鎌倉殿の13人”. NHK_PR. 日本放送協会 (2022年2月16日). 2022年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月17日閲覧。
  12. ^ 【鎌倉殿の13人】尾上松也、義時の“ラスボス”後鳥羽上皇役「非常にうれしかった」”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年2月17日). 2022年2月17日閲覧。
  13. ^ 尾上松也、友人・小栗旬主演『鎌倉殿の13人』出演に喜び 市原隼人、柿澤勇人も出演”. マイナビニュース. マイナビ (2022年2月17日). 2022年2月17日閲覧。
  14. ^ 三浦春馬主演ドラマに柿澤勇人&小野塚勇人ら出演! 「ダイイング・アイ」”. cinemacafe.net (2019年1月29日). 2022年2月17日閲覧。
  15. ^ 港町で〇〇ダンス!?”. ドラマスタッフブログ. 日本放送協会 (2019年4月9日). 2019年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月17日閲覧。
  16. ^ 熱血、嫉妬、勘違い…知念侑李主演ドラマの“アホ”役ゲスト決定 攻略シーンも初公開”. ORICON NEWS. oricon ME (2019年4月8日). 2022年2月17日閲覧。
  17. ^ TWO WEEKS:第4話ゲストの柿澤勇人 主演・三浦春馬との共演は「刺激」”. MANTANWEB(まんたんウェブ). MANTAN. 2022年2月17日閲覧。
  18. ^ モトカレマニア:第6話 “ユリカ”新木優子の“元彼”柿澤勇人が参戦 “マコチ”高良健吾がモトカノマニアに? 第2章開幕!”. MANTANWEB(まんたんウェブ). MANTAN (2019年11月21日). 2022年2月17日閲覧。
  19. ^ 柿澤勇人が天才ピアニスト役で登場!聴力が失われていき…『トップナイフ』”. TVerプラス. TVer (2020年2月7日). 2022年12月27日閲覧。
  20. ^ 「エール」柿澤勇人が朝ドラ初出演 ミュージカル俳優続々!藤山一郎さんモデル歌手役「まさか」”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2020年3月19日). 2022年2月17日閲覧。
  21. ^ 【エール】柿澤勇人、朝ドラ初出演回で「丘を越えて」披露 昭和の国民的歌手・藤山一郎がモデル”. ORICON NEWS. oricon ME (2020年5月18日). 2022年2月17日閲覧。
  22. ^ 安藤政信&多部未華子&柿澤勇人ら登場「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」キャスト版特報”. cinemacafe.net (2020年2月18日). 2022年2月17日閲覧。
  23. ^ 「未満警察」第6話から“逆襲篇”へ!木下ほうか&柿澤勇人の出演も決定”. 日本テレビ. 日本テレビ放送網株式会社 (2020年7月22日). 2022年2月17日閲覧。
  24. ^ 柿澤勇人『未満警察』第6話で立てこもり犯に 木下ほうかも最終話まで登場”. ORICON NEWS. oricon ME (2020年7月22日). 2022年2月17日閲覧。
  25. ^ 『向こうの果て』松本まりかを取り巻く6人の男に松下洸平・柿澤勇人・宇野祥平ら”. クランクイン (2021年3月14日). 2022年12月27日閲覧。
  26. ^ 日本テレビ「ネメシス」第6話『真実とフェイクのあいだに』出演決定!”. 柿澤勇人オフィシャルファンクラブ“8810 & Co.”. ホリプロ (2021年5月10日). 2022年12月27日閲覧。
  27. ^ 西島秀俊主演「真犯人フラグ」に佐野勇斗、桜井ユキ、生駒里奈ら31名出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年9月6日). 2021年9月6日閲覧。
  28. ^ ドラマ10「群青領域」主演 シム・ウンギョン 10/15(金)スタート!”. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2021年9月1日). 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月17日閲覧。
  29. ^ 【群青日記 DAY2】カリスマボーカル・陽樹を演じる柿澤勇人に迫る!”. ドラマスタッフブログ. 日本放送協会 (2021年10月8日). 2022年2月17日閲覧。
  30. ^ プロサッカー選手目指した柿澤勇人、『ゼイチョー』で元日本代表役”. マイナビニュース. マイナビ (2023年10月28日). 2023年10月29日閲覧。
  31. ^ 阿部サダヲ主演ドラマ『不適切にもほどがある!』第2話ゲスト発表 柿澤勇人、板倉俊之、宮崎吐夢、トラウデン直美”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年1月26日). 2024年1月26日閲覧。
  32. ^ 『君と世界が終わる日に』Season4・最終話に柿澤勇人が出演”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年4月14日). 2024年1月30日閲覧。
  33. ^ 玉城ティナ・飯豊まりえW主演「きみセカ」最終シーズン2月配信、ビジュアルと特報解禁”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年1月30日). 2024年1月30日閲覧。
  34. ^ 柿澤勇人、石田ニコル、笑福亭鶴光ら、尾上松也×百田夏菜子『すくってごらん』出演決定”. Real Sound|リアルサウンド 映画部. blueprint (2020年10月28日). 2023年7月6日閲覧。
  35. ^ 藤原竜也が天才小説家を演じる「鳩の撃退法」 坂井真紀、濱田岳、リリー・フランキーらキャスト11人発表”. 映画.com (2021年5月16日). 2022年2月17日閲覧。
  36. ^ 濱田岳&桜井ユキらが藤原竜也主演『鳩の撃退法』に出演”. cinemacafe.net (2021年5月16日). 2022年2月17日閲覧。
  37. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / FMシアター「どこかで家族」(初回放送:2014年3月8日)”. NHK. 日本放送協会. 2022年11月11日閲覧。
  38. ^ 柿澤勇人がラジオパーソナリティに挑戦、「芝居」テーマの2019年を語る”. 映画ナタリー. ナターシャ (2019年1月2日). 2022年11月11日閲覧。

外部リンク[編集]