松永共広

獲得メダル
日本の旗 日本
男子 レスリング・フリースタイル
オリンピック
2008 北京 55kg級
レスリングアジア選手権
2003 ニューデリー 55kg級
2008 済州 55kg級

松永 共広(まつなが ともひろ、1980年6月27日 - )は、静岡県焼津市出身の男子レスリング選手(55kg級)。ALSOK綜合警備保障所属。2008年北京オリンピック銀メダリスト。

経歴[編集]

飛龍高等学校(旧沼津学園高等学校、同級生に伊代野貴照)、日本体育大学卒業。身長163cm。実家は常照寺という浄土宗寺院[1]。 2017年より神奈川大学レスリング部コーチを務める[2]

北京オリンピックでは決勝でアメリカのヘンリー・セジュードに敗れるも銀メダルを獲得した[3]。なお、準決勝では世界チャンピオンであるロシアのベシク・クドゥホフを破るも、その際にクドゥホフが松永の左頬骨を噛み付いてきたが、審判はそれに気付かなかった[4]

人物[編集]

6歳の時に得度しており、現役の僧侶である。北京オリンピックでメダルを獲得した際には、「阿弥陀さまに線香をあげて報告したい」とのコメントを残している。勝っても負けてもそれを表情に出さないクールな性格をみせる。

主な戦績[編集]

2001年
2002年
  • 世界学生選手権 1位
2003年
  • アジア選手権 6位
2004年
  • 全日本レスリング選手権 1位
2005年
  • ヤシャドク国際大会 1位
  • ダンコロフ国際大会 1位
  • アジア選手権 3位
  • ジオルコウスキ国際大会 1位
2008年

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]