東部市場前駅

東部市場前駅
西口(2013年4月)
とうぶしじょうまえ
Tōbushijōmae
JR-Q22 平野 (1.5 km)
(2.4 km) 天王寺 JR-Q20
地図
所在地 大阪市東住吉区杭全一丁目10-24
北緯34度38分17.33秒 東経135度32分15.67秒 / 北緯34.6381472度 東経135.5376861度 / 34.6381472; 135.5376861 (東部市場前駅)座標: 北緯34度38分17.33秒 東経135度32分15.67秒 / 北緯34.6381472度 東経135.5376861度 / 34.6381472; 135.5376861 (東部市場前駅)
駅番号 JR-Q21
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 Q 関西本線大和路線
キロ程 169.0 km(名古屋起点)
加茂から48.1 km
電報略号 トイ
駅構造 高架駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
7,027人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1989年平成元年)11月11日[2][3]
備考 業務委託駅[4]
みどりの券売機プラス設置駅
阪 大阪市内
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開業記念碑

東部市場前駅(とうぶしじょうまええき)は、大阪府大阪市東住吉区杭全(くまた)一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線である。駅番号はJR-Q21。「大和路線」の愛称区間に含まれている。

概要[編集]

1909年4月1日から1945年頃まで、当駅の天王寺寄りに百済駅があった[注 1][注 2][5]。百済駅廃止後、駅周辺住民から新駅設置を望む声が強くなったことを受け、1989年平成元年)に改めて現在の場所に当駅が設置された。

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅であり[1]分岐器絶対信号機がない停留所に分類される。ホームの有効長は6両でホーム屋根は6両分ある。

高架線が住宅密集地の中を通り抜けており、駅の設置にあたってもスペースが限られたことから、開業以来エレベーターやエスカレーターといったバリアフリー設備がないままであった。その後、今里筋に面したホーム東端に上下線ともエレベーターが設置され、2019年3月9日よりエレベーター専用の東口が供用開始した[8]。なお、旧来の改札口は同日に西口へと改称している。西口は従来通り階段のみ設置されている。

業務委託駅[4]、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。ICカード乗車券ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 Q 大和路線 上り 王寺奈良方面 / 高田方面[9]
2 下り 天王寺JR難波大阪方面[9]
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

利用状況[編集]

「大阪府統計年鑑[10]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1997年 6,232
1998年 6,414
1999年 6,493
2000年 6,563
2001年 6,620
2002年 6,634
2003年 6,655
2004年 6,673
2005年 6,882
2006年 7,014
2007年 7,045
2008年 6,947
2009年 6,907
2010年 6,949
2011年 7,089
2012年 7,043
2013年 7,231
2014年 7,354
2015年 7,508
2016年 7,640
2017年 7,834
2018年 7,878
2019年 7,988
2020年 6,856
2021年 7,027

駅周辺[編集]

杭全交差点(写真上方にあるビルの奥側に駅がある)

バス路線[編集]

「杭全」停留所にて、大阪シティバスの路線が発着する[注 3][11]

のりば 運行事業者 系統・行先
1 大阪シティバス[注 3] 5号系統:三宅中
6号系統:住道矢田
73号系統出戸バスターミナル
2 5号系統あべの橋
73号系統なんば
3 1号系統5号系統30号系統いまざとライナー(BRT2):あべの橋
4 1号系統:あべの橋
5 1号系統:出戸バスターミナル
6 1号系統:出戸バスターミナル
30号系統:平野区役所前
7 6号系統:あべの橋
8 6号系統:住道矢田
9 35号系統守口車庫
85号系統:なんば
10 いまざとライナー(BRT1)地下鉄長居・JR長居駅
11 いまざとライナー(BRT1・BRT2):神路公園・地下鉄今里

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)
Q 大和路線(関西本線)
大和路快速・ 快速・ 区間快速
通過
普通
平野駅 (JR-Q22) - 東部市場前駅 (JR-Q21) - 天王寺駅 (JR-Q20)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 『東成郡誌』には「(北百済村)大字新在家(1925年、杭全町に改称)奈良街道交差点(現在の杭全1丁目)に停留所あり。1日往復8回、乗客1日平均196人なり」との記録が残されている。
  2. ^ 現在、当駅の東にあるJR貨物の百済駅(現・百済貨物ターミナル駅)とは別。
  3. ^ a b 「いまざとライナー」は大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)より受託運行。

出典[編集]

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、23頁。 
  2. ^ a b 『平成2年版 交通年鑑』 交通協力会、1990年3月15日。
  3. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 90年版』ジェー・アール・アール、1990年8月1日、173頁。ISBN 4-88283-111-2 
  4. ^ a b 会社概要”. JR西日本交通サービス. 2022年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月2日閲覧。
  5. ^ 自働車(蒸気動車)専用乗降場として「鉄道院告示第13号」『官報』1909年3月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1 
  7. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(プレスリリース) - 西日本旅客鉄道(2003年8月20日付、インターネット・アーカイブ)
  8. ^ a b 東部市場前駅|構内図:JRおでかけネット”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2022年9月28日閲覧。
  9. ^ a b 東部市場前駅|時刻表:JRおでかけネット”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2022年9月28日閲覧。
  10. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
  11. ^ 主要バスのりば一覧|Osaka Metro > 杭全”. Osaka Metro. 2023年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]