東京都道184号奥多摩あきる野線

一般都道
東京都道184号標識
東京都道184号奥多摩あきる野線
路線延長 26.526 km
起点 西多摩郡奥多摩町
終点 あきる野市
接続する
主な道路
記法
国道411号
首都圏中央連絡自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
起点:奥多摩駅入口交差点(国道411号との交点)

東京都道184号奥多摩あきる野線(とうきょうとどう184ごう おくたまあきるのせん)は、東京都西多摩郡奥多摩町から東京都あきる野市に至る一般都道である。通称名は国道411号滝山街道)交点から東京都道31号青梅あきる野線秋川街道)交点に至る区間が「永田橋通り」、奥多摩町内に所在する区間が東京都道45号奥多摩青梅線の一部と合わせて「多摩川南岸道路」である[1]

概要[編集]

東京都西多摩郡奥多摩町を通る国道411号・奥多摩駅入口交差点および愛宕大橋交差点から分岐し、同郡日の出町を経てあきる野市を通る国道411号(滝山街道)・菅瀬橋交差点および瀬戸岡交差点で接続する路線。奥多摩町のバイパスを含む一部区間は、多摩川南岸道路を構成する路線であり、日の出町 - あきる野市のバイパス道路では、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と日の出インターチェンジ(IC)で接続される。奥多摩町 - 青梅市 - 日の出町にかけて、標高900メートル (m) 級の御岳山日の出山という奥多摩の山々によって阻まれ、この区間が一般車両不通区間となっている。

路線データ[編集]

  • 起点
    • 現道:東京都西多摩郡奥多摩町氷川 国道411号交点(奥多摩駅入口交差点)
    • 新道:東京都西多摩郡奥多摩町氷川 国道411号交点(愛宕大橋交差点)
  • 終点
    • 現道:東京都あきる野市菅生 国道411号交点(菅瀬橋交差点)
    • 新道:東京都あきる野市瀬戸岡 国道411号交点(瀬戸岡交差点)
  • 延長:26,526 m
  • 面積:202,840 m2
  • 通称:秋川街道(一部)
  • 都市計画路線名:秋多3・5・7、秋多3・4・6
  • 都道認定要件:二以上の市町村と主要地とを連絡する道路

路線状況[編集]

梅ヶ谷トンネル大久野側分岐点(肝要の里付近)。東京都道238号大久野青梅線(新道)に接続し、大久野地区からは秋川街道へ大回りせずに青梅・奥多摩に抜ける事が可能となった。

道路の大部分が2車線で、山奥に進むと幅員が狭くなり2車線未満になる。奥多摩町では、多摩川南岸道路とよばれるバイパス道路が整備され、日の出町の終点付近は圏央道日の出ICと国道411号とを連絡する4車線のバイパス道路が整備されている。一般車両が通行できるのは、奥多摩町側が海澤にある奥多摩霊園付近まで、日の出町側が大久野にある不動尊前までで、それぞれ行き止まりとなる。一般車両不通区間は、御岳山と日の出山へと延びる登山道によって結ばれる。なお、日の出町側の大久野の「肝要の里」付近の無名交差点で東京都道238号大久野青梅線の新道に接続し、新たに開通した「梅ヶ谷うめがたトンネル」を介して、青梅・奥多摩方面へ抜ける事が出来るようになった。

別名[編集]

支線[編集]

支線1(多摩川南岸道路)[編集]

1998年3月竣功の愛宕トンネル
  • 愛宕大橋交差点(国道411号交点) - 愛宕トンネル(全長1,043 m) - 愛宕トンネル東交点(奥多摩町)
    • 国道411号の迂回路として東京都が推進している多摩川南岸道路の一部である。奥多摩町海沢地区から海沢大橋を経由して国道411号と接続していることから、行楽シーズンを中心に渋滞する国道411号奥多摩駅付近の迂回路として機能しており、案内標識もこちらに誘導している。
日の出町山間部の一般車通行止め区間

支線2[編集]

重複区間[編集]

道路施設[編集]

  • 愛宕大橋(奥多摩町、多摩川南岸道路、多摩川
  • 愛宕トンネル(奥多摩町氷川、多摩川南岸道路)
  • 昭和橋(奥多摩町、多摩川)

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

本線

支線2

沿線[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 旧名:氷川交差点

出典[編集]

関連項目[編集]