東京都立練馬工科高等学校

東京都立練馬工科高等学校
地図北緯35度45分16.3秒 東経139度39分16.9秒 / 北緯35.754528度 東経139.654694度 / 35.754528; 139.654694座標: 北緯35度45分16.3秒 東経139度39分16.9秒 / 北緯35.754528度 東経139.654694度 / 35.754528; 139.654694
過去の名称 東京都立練馬工業高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 東京都の旗 東京都
設立年月日 1962年12月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 キャリア技術科
学校コード D113299903208 ウィキデータを編集
高校コード 13216A
所在地 179-8909
東京都練馬区早宮2-9-18
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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東京都立練馬工科高等学校(とうきょうとりつ ねりまこうかこうとうがっこう、: Tokyo Metropolitan Nerima Technical High School)は、東京都練馬区早宮二丁目にある東京都立工科高等学校

概要[編集]

  • 1 - 2学年までは全生徒が共通の授業を受けて「ものづくり」の基礎を学ぶ。
  • 2学年後半(11月頃)に、3学年で行う6種類の専門系列を生徒自らが選択し、3学年 - 卒業までは選択した専門分野を学ぶ。
    • 専門系列は「機械加工技術(旋盤・フライス盤を用いた金属加工)」「オートメカニック技術(自動車整備)」「設備技術(模擬電気工事)」「コンピュータ技術」「デザイン・DTP技術」「インテリア技術(木製の家具製作)」である。

工業高校では初めて「エンカレッジスクール」に指定された。そのため入試においては学力検査を実施せず、1時間程度の実技検査と2 - 3分程度のパーソナルプレゼンテーションを含んだ面接で行われる。

設置学科[編集]

  • キャリア技術科

沿革[編集]

  • 1962年12月1日 - 現在地に「東京都立練馬工業高等学校」を設置。
  • 1963年4月8日 - 機械科・電気科を設置し、第1回入学式を挙行する。
  • 1988年4月1日 - 電子機械科を新設する。
  • 2006年4月1日 - 工業高校初のエンカレッジスクールに指定、機械科・電気科・電子機械科を廃止し、キャリア技術科を新設する。
  • 2023年4月 - 校名を東京都立練馬工科高等学校に改称

交通[編集]

校則[編集]

標準的な私立学校小学校中学校と比べて緩和されている。

  • 携帯電話の持ち込みが可能。ただし授業中の使用は禁止。
  • 菓子の持ち込みが可能。
  • ピアスの着用は禁止。ただし穴を開けることは可能。
  • 弁当を学校内でならどこでも食べられる。
  • 自転車通学が可能(駐輪場有り)。

学校設備[編集]

校舎1階に設置されている。
  • 図書室
いつでも利用可能
  • 売店
ボランティアが校内に来て手作り弁当が販売され、生徒が自由に購入できる。
MACコンピューターが数十台設置されている。
Microsoft Windows 10のコンピューターが数十台設置されている。
生徒が自由に設定できるが、最終的には教師と教室の鍵係が生徒退室後に電源を切る。
  • 自動車検査室
バブル景気の時に購入した機械で4WD自動車の検査も可能だが、現在は検査目的ではなく実習として使用している。

部活動[編集]

  • 硬式野球部
  • サッカー部
  • 男子バスケットボール部
  • バレーボール部
  • 硬式テニス部
  • 剣道部
  • 陸上競技部
  • 卓球部
  • 柔道部
  • バドミントン部
  • ハイキング部
  • 自転車部
  • ダンス部
  • 水泳部
  • 自動車部
  • トレーニング同好会
  • e-sports同好会
  • 軽音楽部
  • 吹奏楽部
  • 美術部
  • 写真部
  • 無線部
  • 園芸部
  • パソコン部
  • 読書部
  • 鉄道研究部
  • 電子機械工作部
  • ユースボランティア部

授業[編集]

  • 入学直後はクラス分けテストを実施し、その成績によって習熟度別にクラスが分けられる。授業は中学1年生レベルの学び直しから開始される。
  • 1学年では8:40 - 10:30までをABC時程の3時間に分け、国語・数学・英語の授業が30分ずつ行われる(それ以外の教科は50分授業)。2.3年生では全教科50分時程の授業である。
  • 週1日、4時間目を通しで「ものづくり」(小学校で言えば図工、中学校で言えば技術)の授業が存在し、生徒は作業服に着替えて実習に取り組む。
    • 1学年では「ものづくり基礎Ⅰ」として数種類の実習を班ごとにローテーションで行い、実習後に自宅などでレポートを作成して提出する。実習一つにつき4 - 5週間程度で簡単な作品を完成させ、全て終われば翌週から新たな実習へ入る。
    • 2学年では「ものづくり基礎Ⅱ」として1学年と同様に数種類の実習を班ごとにローテーションで行い、この応用実習を行った上で3学年で行う専門系列を生徒自らが選択する。
  • その他、週1日2時間続きで「情報(パソコン)」の授業や、「工業数理(関数電卓を用いた計算)」の授業が存在する。
  • 「キャリアガイダンス(就職・大学進学・人生設計に関する授業)」が存在するなど、普通科高校には存在しない特別な授業が行われる。

学校行事[編集]

  • 4月 - 始業式・入学式
  • 5月 - 校外実習
  • 6月 - 体育祭
  • 7月 - 終業式
  • 9月 - 始業式・水泳大会
  • 11月 - 文化祭(けやき祭)
  • 12月 - インターンシップ(2年)・終業式
  • 1月 - 始業式・推薦入試
  • 2月 - 修学旅行・課題研究発表会(3年)・マラソン大会(森林公園、1・2年のみ)・一般入試
  • 3月 - 卒業式・修了式

著名な出身者[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]