東京コレクション

ファッションショーでランウェイを歩くモデル

東京コレクション(とうきょうコレクション)は、プレタポルテ(高級既製服)ブランドが新作を発表する場として東京で年に2回開催されるファッションショー(コレクション)。

概要[編集]

毎年春と秋の2回、4月と11月に開催される。年2回のファッション・イベント全体を「コレクション」と呼ぶのは日本だけであり、世界的にはファッション・ウィークFashion week)と称するので、東京コレクションも英語名は"Japan Fashion Week(in Tokyo)"である。

2006年には「東京発 日本ファッション・ウィーク」(通称「東京ファッション・ウィーク」、略称:JFW)という総合ファッションイベントの中核として生まれ変わった。近年ではCFD東京コレクション、若者中心のブランドを扱う東京ガールズコレクションなども開催され、ファッション・ショー業界も多様化されてきている。2011年7月から2016年3月まではメルセデス・ベンツが、2017年から2019年3月まではアマゾンジャパンが冠スポンサーを務めた。そして2019年8月からは楽天がスポンサー契約を締結し、2019年10月に開催された2020年春夏シーズンからイベントの名称は「Rakuten Fashion Week TOKYO」になった。

2020年3月2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年秋冬の新作を発表する「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 A/W」の中止が発表された[1]

歴史[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 A/W」開催中止のお知らせ”. Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京) (2020年3月2日). 2021年9月2日閲覧。
  2. ^ 1983年|ファッション産業年表”. ファッションビジネス学会. 2018年3月18日閲覧。
  3. ^ a b c d e 意外と知らない?東京コレクションはどのようにして始まったのか”. Fashionsnap.com (2017年11月23日). 2018年3月18日閲覧。
  4. ^ 東京コレクション(とうきょうコレクション)とは”. コトバンク. 2018年3月18日閲覧。
  5. ^ 日本ファッション・ウィーク(JFW)が米IMGと代理店契約”. fashionsnap.com (2010年7月19日). 2022年7月31日閲覧。
  6. ^ ベンツからアマゾンへ 東京ファッション・ウイークの冠スポンサーが交代”. WWDJapan (2016年11月16日). 2022年7月31日閲覧。
  7. ^ 東コレ公式から冠スポンサー、アマゾンの名前が消える”. WWDJapan (2019年6月25日). 2022年7月31日閲覧。
  8. ^ 「楽天 ファッション ウィーク東京」誕生 三木谷社長が東コレ冠スポンサー契約締結を正式発表”. WWDJapan (2019年9月17日). 2022年7月31日閲覧。

外部リンク[編集]