村上健志

村上 健志
2012年3月31日
ニックネーム ポン村上、ポンさん、ヒザ神[1]
生年月日 (1980-12-08) 1980年12月8日(43歳)
出身地 日本の旗 日本 茨城県牛久市
血液型 B型
身長 172 cm
方言 共通語茨城弁
最終学歴 青山学院大学経済学部
出身 NSC東京校10期
コンビ名 フルーツポンチ
相方 亘健太郎
芸風 コント漫才(ボケ)
立ち位置
事務所 吉本興業
活動時期 2005年 -
同期 三四郎
オリエンタルラジオ
はんにゃ
トレンディエンジェル
現在の代表番組 NHK短歌
プレバト!!
他の活動 俳人
配偶者 既婚
公式サイト プロフィール
テンプレートを表示

村上 健志(むらかみ けんじ、1980年昭和55年〉12月8日 - )は、日本お笑い芸人俳人。お笑いコンビ「フルーツポンチ」のボケ・ネタ作り担当。立ち位置は向かって右。相方は亘健太郎。吉本興業所属。

来歴[編集]

茨城県[2]稲敷郡牛久町(現在の牛久市)出身。牛久市立中根小学校牛久市立下根中学校茨城県立竜ヶ崎第一高等学校青山学院大学経済学部卒業。

2004年4月、東京NSCに入学(10期生)。翌年に同期の亘健太郎とフルーツポンチを結成。

2015年4月28日稀勢の里とともに、牛久市の初代観光大使に任命された[3]

2023年8月9日、一般女性との結婚を公表した[4]が、のちにその相手が女優の木乃江祐希であることが判明。又吉直樹ピース)の紹介で知り合ったという[5]

人物[編集]

  • 血液型B型。身長172cm。男子3人兄弟の次男[2]
  • 通称・ニックネームは村健、ペニ村上、ベジペニ、ペニさん[6]、ペニスさん、ヒザ神、ヒザ姐(読み方は「ひざしん」。由来は後述)、ポンチ君。
  • 性格は人見知りで、初対面の人とは喋れないと自己分析している[7]。その反面ナルシストな自身のキャラクターやコントでの役柄などから、「うざい」と評されることがある[8]。役者志望だった時期もある[9][10]。2010年7月から9月にかけて放送された『ハンマーセッション!』(TBS系)で、連続テレビドラマに初出演をした。
  • 長澤まさみの大ファンを公言している[11]
  • 少しでもうまくいったりするとすぐ調子に乗ったり気取ったりする。
  • 趣味は短歌俳句。短歌は先輩のみのるチャチャチャ♪と旅行に行ったことをきっかけに作り始め、小島なおを指導者役に招いたイベント「詠み会」を不定期で開催。2016年の第62回角川短歌賞に応募し、予選通過50篇の中に選ばれた[12]。2020年には、歌人の萩原慎一郎がモデルの映画『滑走路』公開の際には評をプレスリリース等で寄稿している[13]。俳句は『プレバト!!』をきっかけに作り始めた。

『プレバト!!』でのエピソード[編集]

  • 2019年4月4日、同年7月25日の『プレバト!!』の名人・特待生だけの俳句タイトル戦において、2連覇を達成した[14][15]
  • 三省堂の令和3年(2021年)度版中学校3年生向け教科書『現代の国語3』には、村上と藤本敏史FUJIWARA)が過去に「俳句の才能査定ランキング」で詠んだ句も、夏井いつきの添削例として掲載。当番組では、3人とも収録に臨んでいた『プレバト!!』2020年7月23日放送分(夏の炎帝戦予選)で、その旨が発表された[16]
  • 2020年12月15日に発売した、ナツメ社の『ハンディ版オールカラー よくわかる俳句歳時記』に、村上、光浦靖子的場浩司の『プレバト!!』で詠んだ句が掲載された[17]
  • 2022年6月2日放送分で、「夕立や楽譜にカンマ書き入れる」句で『プレバト!!』史上3人目の永世名人に前進した。

その他のエピソード[編集]

  • 大学在学時から、映画学校の俳優コースへ通っていた。そこでの仲間にお笑いに誘われ[18]、のちに独りでNSCに入ろうとしたがその年は願書締め切り日が過ぎていた。実際にNSCへ入学したのは翌年であった。
  • 勉強は昔から得意だったと自負しており[19]、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)などのクイズ番組では「インテリ芸人」として出演した[20]
  • 自他ともに認める音痴で[7]、コンビで出場した『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』(フジテレビ系、2008年8月19日放送)では、1対26で大敗という結果になった(相手は後輩の渡辺直美)。『めちゃ×2イケてるッ!』(同局、2009年2月14日放送)の1コーナー『お笑い芸人歌がへたな王座決定戦スペシャル』にも出演し、尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」を披露している。十八番は山崎まさよしOne more time, One more chance」。
  • 運動も苦手で、『アメトーーク!』(テレビ朝日系、2010年11月11日放送)の企画「運動神経悪い芸人」の撮影中にほとんど膝が曲がっていないことをカメラマンに指摘され、その映像を観た宮迫博之(元雨上がり決死隊)の発言によりヒザ神、ヒザ姐といったニックネームをつけられ、ナイツの塙には「ヒザ曲がらない芸人」と言われる。また同じ放送で、9年間習っていたサッカーにおいても、リフティングが続かなかった[21]。逆に、走り高跳びでは130cmを軽々とクリアし、バスケはかなりの確率でシュートを成功している。
  • 一方で東京マラソン2012に出場し、約5時間30分で完走したこともある[22]
  • 2017年10月19日放送分の『深夜でロンドンハーツ!』では、実際に一緒に仕事をしたことがあるテレビ業界スタッフ166名によるアンケートから好感度芸人と低好感度芸人のランキングが作られ、そのランキングで低好感度1位を記録[23]
  • 2020年から、ものまねのレパートリーを100個増やすという目的で、パワハラ俊彦(田原俊彦)、浜崎だるみ(浜崎あゆみ)などといった、ダジャレとものまねをミックスした「チープものまね」というネタを編み出し、自身のYouTubeチャンネルや『千原ジュニアの座王』(関西テレビ)などで披露している。
  • 水バラの「ローカル路線バスVSローカル鉄道乗り継ぎ対決旅」の第3弾にバスチームのメンバーとして参加した際に、初日に宿泊した上田駅前の東横インに部屋の鍵を返すのを忘れてしまい、バスチームがチェックポイントの田沢温泉から上田駅に戻らなければならない事態になった。

出演[編集]

バラエティ[編集]

レギュラー
不定期出演
過去の出演

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

  • おとななじみ(2023年5月12日) - 目黒智弘。楓のお弁当屋のエリアマネージャー 役

ラジオ[編集]

CM[編集]

映像作品[編集]

  • オムライス(2011年)
  • ゴーストライターホテル(2011年) - 太宰治
  • 東京ベンチストーリー(2012年) - Web版ORICON STYLEで公開されたオリジナル動画、監督・脚本も担当
  • Benchi(2013年) - 第5回沖縄国際映画祭で公開された短編映画、監督・脚本も担当
  • 猿後家はつらいよ(2013年) - オムニバス映画『らくごえいが』の中の1話
  • クローバー(2014年) - 合田光成 役
  • おとななじみ(2023年公開予定) - 目黒智弘 役[24]

ライブ[編集]

  • 吉本興業presents「ドラマ部」 - 宮地謙典(ニブンノゴ!)・福田恵悟(LLR)とのトークライブ、新宿ネイキッド・ロフト他

舞台[編集]

  • 神保町ドラマストーリー(2013年4月9日 - 4月14日、神保町花月

ミュージックビデオ[編集]

書籍[編集]

  • フルーツポンチ村上健志の俳句修行(ISBN 978-4394990062春陽堂書店

脚注[編集]

  1. ^ “ヒザ神×斬鉄、フルポン村上と鶏あえず渡久山が近未来からタイムリープ”. お笑いナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年2月29日). https://natalie.mu/owarai/news/177997 2023年8月9日閲覧。 
  2. ^ a b 『しずる はんにゃ フルーツポンチ スクールデイズ』2009年4月刊、 54-57頁、ISBN 978-4-8470-1833-6
  3. ^ “フルポン村上&稀勢の里が牛久市観光大使に「変な走り方だけど全力で走る」”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2015年5月3日). https://natalie.mu/owarai/news/146222 2023年8月9日閲覧。 
  4. ^ ““ヒザ神”フルポン村上が結婚 さらば青春の光のYouTubeチャンネルで異例の発表”. ORICON NEWS (株式会社oricon ME). (2023年8月9日). https://www.oricon.co.jp/news/2290380/full/ 2023年8月9日閲覧。 
  5. ^ “「一般女性」と発表していたが…フルポン・村上健志 電撃婚の相手は又吉紹介の「年下美人女優」だった”. FRIDAY DIGITAL (講談社). (2023年8月18日). https://friday.kodansha.co.jp/article/327293 2023年8月18日閲覧。 
  6. ^ 田村淳ロンドンブーツ1号2号)をはじめとする『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)出演者など、一部の間では「ペニさん」と呼ばれている。中学生時代のあだ名は「くちくさ」、「虹色」だったとテレビ番組で明かしている。『アメトーークDVD Vol.16』(YRBN-90271/2)参照。
  7. ^ a b 『お笑い!別冊カドカワ』2010年、41頁、ISBN 978-4-04-895091-6
  8. ^ フルポン村上、映画初主演!劇中でもウザがられるキャラクターに!少年の世話を焼く「地元のカオ」役を熱演! - 2013年3月20日閲覧
  9. ^ 『お笑い!別冊カドカワ』2010年、38頁、ISBN 978-4-04-895091-6
  10. ^ 嵐の宿題くん』(日本テレビ系、2010年3月8日放送)出演時に、「俳優業もやってみたい」と発言している。
  11. ^ 2009年を振り返る企画にて、その1年の個人的な思い出として『爆笑レッドシアター』(フジテレビ系、2009年11月18日放送)で長澤まさみと逢えたことを挙げている。『マンスリーよしもとPLUS vol.5』(2010年2月刊)。
  12. ^ “俳句芸人”フルポン村上健志「僕みたいなおしゃべりには、俳句の縛りが合っている」
  13. ^ 黒沢清監督、MOROHAアフロ、マカロニえんぴつ・はっとりらは映画『滑走路』をどう観たのか 映画監督・ミュージシャンら27名がコメント | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2023年3月18日閲覧。
  14. ^ もう一度楽しむプレバト俳句 | MBSコラム フルポン村上が俳句頂上戦初V、夏井先生「五感をゆっくり刺激。いいねえ!」
  15. ^ もう一度楽しむプレバト俳句 | MBSコラム フルポン村上春夏連覇!「やられましたね」梅沢富美男も認める傑作俳句
  16. ^ もう一度楽しむプレバト俳句 | MBSコラム 【初快挙】プレバト!!俳句が教科書!?フジモン&プルポン村上の句が中学3年生の国語の教科書に掲載決定!!
  17. ^ 『プレバト!!』俳句が歳時記に! フルポン村上、的場浩司、光浦靖子が快挙 マイナビニュース
  18. ^ 『さんまのまんま』(関西テレビ系)にフルーツポンチがゲスト出演 - 2013年4月11日閲覧
  19. ^ 『マンスリーよしもとPLUS vol.42』(平成25年3月号)では、「インテリ芸人」として登場しインタビューを受けている。
  20. ^ 例のひとつとして、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系、2010年12月28日放送)のドッキリ企画がある。短期間のレッスンの中で韓国語の会話・聞き取り両面でかなりの進歩をみせ、番組出演者たちが驚く映像が放送された。
  21. ^ 『アメトーークDVD Vol.14』(YRBY-90380/1)
  22. ^ 「運動神経悪い」フルポン村上健闘 5時間半で完走「僕にもできました!」 - 2013年3月2日閲覧
  23. ^ スタッフが選ぶ「嫌われ芸人」 品川、クロちゃんをおさえ最も嫌われていたのは!? ザテレビジョン 2017/10/20 10:59 配信(2020年4月18日閲覧)
  24. ^ “井上瑞稀・久間田琳加がW主演「おとななじみ」に岡本夏美、菊池亜希子、宍戸美和公ら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年1月24日). https://natalie.mu/eiga/news/509907 2023年1月24日閲覧。 
  25. ^ “松坂世代のアーティスト・タレント・アスリートが豪華出演!ATSUSHIが同年の親友である松坂選手へ贈った応援ソング「RED SOUL BLUE DRAGON」のミュージックビデオが解禁!”. rhythm zone.. (2018年7月11日). http://www.reddiamonddogs.jp/news/detail.php?id=1063313 2018年7月11日閲覧。 

外部リンク[編集]