末永正昭

末永正昭
基本情報
国籍	日本
出身地	愛媛県
生年月日	1947年9月7日（76歳）
身長; 体重	175 cm; 71 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手、三塁手
プロ入り	1970年ドラフト2位
初出場	1971年4月10日
最終出場	1976年10月19日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	愛媛県立松山商業高等学校; 中央大学; 熊谷組; 阪神タイガース (1971 - 1977);
	この表について

末永正昭（すえながまさあき、1947年 9月7日 - ）は愛媛県^[1]出身の元プロ野球選手。

来歴・人物[編集]

愛媛県立松山商業高等学校では、2年生エース西本明和を擁し、三塁手、二番打者として1965年の夏の甲子園予選北四国大会決勝に進出。高松商と対戦し、西本と小坂敏彦投手の投手戦となるが、1-2で惜敗し甲子園出場を逸する。

卒業後は中央大学へ進学。東都大学野球リーグでは、宮本幸信投手の好投もあって1967年春季リーグで優勝。同年の全日本大学野球選手権大会でも、決勝でエース藤原真を擁する慶大を破り優勝。リーグ通算75試合出場、193打数41安打、打率.212、1本塁打、7打点。ベストナイン1回。大学同期に皆川康夫、長井繁夫、萩原康弘がいる。熊谷組に進み、1970年の第41回都市対抗野球大会に三塁手、三番打者として出場。1回戦で本塁打を放つが三菱重工神戸に敗れる^[2]。同年の日本産業対抗野球大会は準決勝に進むが三協精機の会田照夫に抑えられ敗退。この時のチームメイトに江本孟紀、苑田邦夫らがいた。

同年のドラフト2位で阪神タイガースに入団^[1]。ノンプロ屈指の三塁手と期待され、1971年のジュニアオールスターゲームにも選出される。同年は大倉英貴、後藤和昭とレギュラーを争い、5試合に先発出場。しかし打撃面で伸び悩み、1973年から外野手に登録を変更した。1974年はウエスタン・リーグで盗塁王を獲得^[1]。俊足好守の選手であったが前述のように打撃が今一つだったため、主に代走や守備固めで出場している。そのため、約230試合出場しているが89打数しかない。1977年限りで引退^[1]。

引退後は、二軍マネージャー、一軍マネージャーを経て、阪神のフロントに入り、編成部長チーフスカウトを務めたが、2000年に阪神総合レジャーへ出向^[1]。

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1971	阪神	22	21	20	1	4	0	0	4	0	1	1	0	1	0	8	0	.200	.238	.200	.438
1972		24	16	13	5	2	1	0	4	0	0	2	0	2	1	3	0	.154	.313	.308	.620
1973		48	15	15	12	1	0	0	1	0	3	0	0	0	0	8	0	.067	.067	.067	.133
1974		11	12	12	2	3	1	1	8	3	0	0	0	0	0	1	0	.250	.250	.667	.917
1975		67	20	16	12	3	0	0	3	1	4	3	3	1	0	5	0	.188	.235	.188	.423
1976		59	14	13	14	4	0	0	4	0	9	1	1	0	0	4	1	.308	.308	.308	.615
通算：6年		231	98	89	46	17	2	1	24	4	17	7	4	4	1	29	1	.191	.234	.270	.504