木村朱里

 木村朱里 女流初段
名前 木村朱里
生年月日 (2008-07-11) 2008年7月11日(15歳)
プロ入り年月日 2022年6月1日(13歳)
女流棋士番号 79
出身地 滋賀県高島市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 小林健二九段
段位 女流初段
女流棋士DB 木村朱里
2024年4月1日現在
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木村 朱里(きむら じゅり、2008年7月11日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。女流棋士番号は79。滋賀県高島市出身[1]小林健二九段門下。光泉カトリック高等学校在学中[1]。将棋棋士・将棋女流棋士としては初の滋賀県出身者である[2]

棋歴[編集]

女流棋士になるまで[編集]

兄が将棋を指しているのを見て興味を持ち将棋を始めた[1]

2019年、小学5年生の年に第13回小学生女子将棋名人戦の全国大会で準優勝を果たした[3]

2020年の小学6年生の年も第14回小学生女子将棋名人戦の全国大会に出場し3位となった[4]

2021年、中学1年生にして、第42回全国中学生選抜将棋選手権大会女子の部で優勝を果たした[5][6][7]。11月3日には、同年齢である鎌田美礼らと「飛翔」というチームを組み、LPSA主催の女性アマチュア大会「アパガード杯・第15回女子アマ将棋団体戦」に出場して優勝した[8]。第13回中学生女子将棋名人戦は、準決勝で2歳上の飛翔のメンバーに敗れ3位となった[9]

2022年4月24日、関西研修会の例会で8連勝を達成したため、女流棋士(女流2級)になる資格を得る[10]

女流棋士として[編集]

5月に女流棋士資格申請書が受理され、2022年6月1日付で関西所属の女流棋士になることが確定した[1]

棋風[編集]

  • 得意戦法は四間飛車[1]

人物[編集]

  • 趣味は読書、音楽鑑賞[1]

昇段・昇級履歴[編集]

  • 2022年06月01日 - 女流2級[1]
  • 2023年01月26日 - 女流1級(女流王将戦本戦入り)[11]
  • 2024年04月01日 - 女流初段 (年度成績指し分け以上) (8勝以上)

主な成績[編集]

年度別成績[編集]

女流公式棋戦成績
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
2022 20 15 5 0.600 [1]
2023 30 18 12 0.660 [2]
(小計) 50 33 17 0.660
通算 20 15 5 0.7500 [3]
2023年度まで

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 木村朱里さんが6月から女流棋士2級に”. 日本将棋連盟 (2022年5月30日). 2022年5月30日閲覧。
  2. ^ “滋賀の木村さんが現役最年少13歳女流棋士に”. 中日新聞. (2021年6月1日). https://www.chunichi.co.jp/article/481002 2022年6月3日閲覧。 
  3. ^ 8/18(日)第13回小学生女子将棋名人戦・全国大会”. LPSA (2019年8月19日). 2022年5月30日閲覧。
  4. ^ マイナビ杯 第14回小学生女子将棋名人戦 決勝大会”. LPSA (2020年10月18日). 2022年5月30日閲覧。
  5. ^ 第42回全国中学生選抜将棋選手権大会”. 日本将棋連盟. 2022年5月30日閲覧。
  6. ^ “全国中学生将棋V 光泉カトリック1年・木村さん”. 中日新聞. (2021年8月29日). https://www.chunichi.co.jp/article/320242 2022年5月30日閲覧。 
  7. ^ “「卒業までに女流棋士に」 中学生選抜将棋で初優勝の木村朱里さん”. 毎日新聞. (2021年9月30日). https://mainichi.jp/articles/20210930/k00/00m/040/040000c 2022年5月30日閲覧。 
  8. ^ 11/3(水祝)アパガード杯・第15回女子アマ将棋団体戦”. LPSA (2021年11月3日). 2022年5月30日閲覧。
  9. ^ マイナビ杯 第13回中学生女子将棋名人戦 全国大会”. LPSA (2021年11月17日). 2022年5月30日閲覧。
  10. ^ 関西研修会B・Cクラス”. 日本将棋連盟. 2022年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月30日閲覧。
  11. ^ 木村朱里女流2級が女流1級に昇級”. 日本将棋連盟 (2023年1月27日). 2023年3月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]