木庭顕

木庭 顕(こば あきら、1951年 - )は、日本法学者ローマ法)。東京大学名誉教授東京都三鷹市出身。

人物[編集]

フェルディナン・ド・ソシュールクロード・レヴィ=ストロースなどの構造主義マルセル・モースらのフランス人類学などの観点からデモクラシーおよびローマ法の成立過程を分析している。

経歴[編集]

主な受賞歴[編集]

著作[編集]

単著[編集]

  • 『政治の成立』(東京大学出版会1997年
  • 『デモクラシーの古典的基礎』(東京大学出版会 、2003年
  • 『法存立の歴史的基盤』(東京大学出版会、2009年
  • 『ローマ法案内-現代の法律家のために』(羽鳥書店2010年勁草書房2017年
  • 『現代日本法へのカタバシス』(羽鳥書店 、2011年みすず書房2018年
  • 『笑うケースメソッド 現代日本民法の基礎を問う』(勁草書房、2015年
  • 『法学再入門 秘密の扉 民事法篇』(有斐閣2016年
  • 『笑うケースメソッドⅡ 現代日本公法の基礎を問う』(勁草書房、2017年
  • 『憲法9条へのカタバシス』(みすず書房、2018年
  • 『誰のために法は生まれた』(朝日出版社2018年
  • 『笑うケースメソッドⅢ 現代日本刑事法の基礎を問う』(勁草書房、2019年
  • 『人文主義の系譜 方法の探究』(法政大学出版局、2021年)
  • 『クリティック再建のために』(講談社選書メチエ、2022年)

翻訳[編集]

  • アルナルド・モミッリャーノ『モミッリャーノ 歴史学を歴史学する』(編訳、みすず書房、2021年)
  • 『トゥーキュディデースとホッブズ 真のリアリズムを求めて』(編訳、みすず書房、2022年)

脚注[編集]

  1. ^ 朝日賞 2001-2018年度”. 朝日新聞社. 2023年1月3日閲覧。

関連人物[編集]