有馬彰

有馬 彰(ありま あきら、1949年 - )は日本実業家NTTコミュニケーションズ代表取締役社長や、MS&ADインシュアランスグループホールディングス取締役等を歴任。電気通信協会賞受賞。

人物・経歴[編集]

神奈川県出身[1]神奈川県立湘南高等学校を経て[2]、1973年一橋大学商学部卒業、日本電信電話公社(NTT)入社。1979年スタンフォード大学経営大学院修了、MBA(経営管理学修士[3]

NTT本社で経理や料金企画を担当したのち、1982年広島に赴任。1983年からNTT営業局制度課課長補佐として民営化後の契約約款作成を担当[4]北海道赴任を経て、1989年からNTT経営企画本部担当課長として新電電郵政省との交渉を担当し、競争ルールの整備にあたった[5]

1996年NTT東京千代田支店長。1999年NTT持株会社移行本部第一部門担当部長[6]。2002年NTT東日本取締役企画部長、2003年4月同取締役経営企画部長[1]、2005年NTT取締役(中期経営戦略推進担当)[1][7]。2007年NTTコミュニケーションズ代表取締役副社長[1]

2010年からNTTコミュニケーションズ代表取締役社長を務め、グローバルインフラの整備や、海外でのクラウドコンピューティング事業を進めるなどした[8][9]。2015年取締役相談役[10]。2018年MS&ADインシュアランスグループホールディングス取締役[11]。2019年度電気通信協会賞受賞[12]。2021年NTTコミュニケーションズシニアアドバイザー[13]

脚注[編集]

先代
和才博美
NTTコミュニケーションズ社長
2010年 - 2015年
次代
庄司哲也