明石散人

明石 散人(あかし さんじん)は日本の作家

東京都築地生まれ。1990年以降、歴史を主題とする作品を多数発表。写楽、信長、国宝金印、龍安寺石庭、ジェームス・ディーン‥‥すべてのテーマ・題材において、一次史料に基づく推論により独自的に先行した「新説」を提示し、鮮やかに実証している。またテレビ番組、美術展等の企画監修を手掛ける。「完璧な空想は、やがて事実として発現する」という自身の言葉の通り、作品に著された数々の内容、超絶の真実は、やがて次々とこの世で実現していることから、作家、画家、映画監督、テレビディレクター等の創作者はもとより政財界に多くの熱狂的な愛読者をもつ。月刊誌「IN★ POCKET」(講談社)に1999年1月より掲載された「アカシックファイル」は連載当時より各界で注視される。「金利を支払って銀行に現金を預かってもらう世の中になる」とマイナス金利時代の到来を明言。(2003/01/29:「日刊ゲンダイ」記事掲載)

公益社団法人全日本テコンドー協会会長を退任後、同協会の相談役と理事就任を経て退会。財団法人日本青少年文化センター評議員。日本オリンピック委員会評議員(現在は退任)。一般社団法人日本台湾親善協会理事。

デビューを控えていた時期の京極夏彦氏と師弟関係の契約を結んだ(本人曰く、「彼の方がもう格が上だというのに未だに約束を守り続けてくれる」)。執筆に専念し取材等を受けないこと、あまりに縦横無尽な博覧強記ぶりから、複数名による合同ペンネームとされていたこともあるが、実在する個人である。京極夏彦氏の著作「京極堂シリーズ」に登場する「築地の先生」は同氏をモデルとしたもの。

書籍一覧(刊行順)[編集]

  • 『東洲斎写楽はもういない』(講談社)1990/10/24
  • 『宇宙の庭 龍安寺石庭の謎』(講談社)1992/02/20
  • 『二人の天魔王 ー「信長」の真実』(講談社)1992/10/09
  • 『東洲斎写楽はもういない』(講談社文庫)1993/09/03
  • 『ジェームス・ディーンの向こうに日本が視える』(講談社)1994/11/21
  • 『二人の天魔王「信長の真実」』(講談社文庫)1995/09/06
  • 『謎ジパング 誰も知らない日本史』(講談社)1996/01/08
  • 『龍安寺石庭の謎 スペース・ガーデン』(講談社文庫)1996/06/13
  • 『リアルタイム日本史 歴史が見える、現在が見える』(講談社)1996/10/22
  • 『視えずの魚』(講談社)1997/07/02
  • 『鳥玄坊先生と根源の謎』(講談社ノベルス)1997/12/03
  • 『ジェームス・ディーンの向こうに日本が視える』(講談社文庫)1997/12/12
  • 『鳥玄坊 時間の裏側』(講談社ノベルス)1998/12/04
  • 『日本史鑑定』(徳間書店)1999/01/31  ★高橋克彦氏との対談
  • 『謎ジパング 誰も知らない日本史』(講談社文庫)1999/01/14
  • 『鳥玄坊 ゼロから零へ』(講談社ノベルス)1999/06/04
  • 『日本「宗教」鑑定ー密教の秘鍵を解く』(徳間書店)1999/09/01 ★池口恵観氏との対談
  • 『視えずの魚』(講談社ノベルス)1999/10/06
  • 『アカシックファイル 日本の「謎」を解く!』(講談社文庫)2000/01/11
  • 『ゲーム 小説鄧小平秘録』(徳間書店)2000/05/01
  • 『鳥玄坊 根源の謎』(バーズコミックス ミステリーシリーズ)2000/08/29
  • 『月とスッポンと日本語 究極の薀蓄語録』(講談社)2000/11/13
  • 『新説 謎解き日本史』(講談社文庫)2001/01/17
  • 『鳥玄坊 天の理』(バーズコミックス ミステリーシリーズ)2001/05/29
  • 『視えずの魚』(講談社文庫)2001/10/16
  • 『七つの金印 日本史アンダーワールド』(講談社)2001/10/25
  • 『鳥玄坊 根源の謎』(講談社文庫)2002/06/14
  • 『日本史鑑定』(徳間文庫)2002/07/15  ★高橋克彦氏との対談
  • 『鳥玄坊 時間の裏側』(講談社文庫)2002/08/09
  • 『鳥玄坊 ゼロから零へ』(講談社文庫)2002/09/13
  • 『大老猫の外交術 鄧小平秘録』(講談社文庫)2003/01/15
  • 『日本史鑑定 宗教篇』(徳間文庫)2003/04/15 ★池口恵観氏との対談
  • 『日本国大崩壊 アカシックファイル』(講談社文庫)2003/05/07
  • 『七つの金印 日本史アンダーワールド』(講談社文庫)2003/10/15
  • 『日本史快刀乱麻』(新潮新書)2003/11/20
  • 『日本語千里眼』(講談社文庫)2004/07/15
  • 『日本史鑑定 天皇と日本文化』(徳間文庫)2004/12/15  ★篠田正浩氏との対談
  • 『一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ』(KKベストセラーズ)2005/05/05  ★福田康夫氏・衛藤征士郎氏、対談の聞き手
  • 『男達 現代が失ったオトコの神髄』(WAVE出版)2007/01/17 ★浪川政浩氏との対談
  • 『鳥玄坊 根源の謎』(講談社)2009/02/26 ※決定稿・愛蔵版
  • 『鳥玄坊 時間の裏側』(講談社)2009/03/26 ※決定稿・愛蔵版 
  • 『鳥玄坊 ゼロから零へ』(講談社)2009/04/26 ※決定稿・愛蔵版
  • 『七つの金印』(講談社)2010/06/30 ※決定稿・愛蔵版
  • 『東洲斎写楽はもういない』(講談社)2010/12/17 ※決定稿・愛蔵版
  • 『視えずの魚』(講談社)2011/04/06 ※決定稿・愛蔵版
  • 『ジェームス・ディーンの向こうに日本が視える』(講談社)2011/10/01※決定稿・愛蔵版
  • 『日本史千里眼』(講談社)2012/04/15 ※決定稿・愛蔵版
  • 『謎ジパング 誰も知らない日本史』(講談社)2012/08/25 ※決定稿・愛蔵版
  • 『龍安寺石庭の謎 スペース・ガーデン』(講談社)2013/01/26 ※決定稿・愛蔵版
  • 『外交を制す 鄧小平秘録』(講談社)2013/04/20 ※決定稿・愛蔵版
  • 『アカシックファイル 未来の記憶クロニクル』(講談社)2013/11/29 ※決定稿・愛蔵版
  • 『増補 二人の天魔王 信長の正体』(講談社)2015/04/11 ※決定稿・愛蔵版
  • 『増補 二人の天魔王 信長の正体』(ビジネス社)2015/04/14
  • 『完本 七つの金印』(角川文庫)2018/08/24
  • 『二人の天魔王 信長の正体』(角川文庫)2020/02/21

テレビ[編集]

企画・制作・監修等
・『謎ジパング あなたの知らない日本』テレビ朝日系 1994.4ー1995.3 25分番組 
  日本郵政グループ提供 
・『素敵にこだわり』テレビ東京 1995.4-1996.3 30分番組 郵政省提供
・『写楽-200年の旅路』NHK総合 1995.11 54分特番
・『昭和天皇二つの「独白録」』NHK総合 1997.6 NHKスペシャル
・『ごはんdeバトル』テレビ東京 2002.12 75分特番 農林水産省提供
・『なぜ?謎!ごはん』テレビ東京 2003.10-2004.9 30分番組 農林水産省提供
・『文化遺産の旅』BS朝日 2010.7-2011.3 30分番組 日本郵便提供
・『文化遺産の旅』BS朝日 2012.4-2013.3. 5分番組 日本郵便提供
・『旅列島!夢ある街へ』

映画[編集]

世話人

関連項目[編集]

脚注[編集]