旭堂南海

旭堂 南海(きょくどう なんかい)は、講談師の名跡。


二代目 旭堂きょくどう 南海なんかい
二代目 旭堂(きょくどう) 南海(なんかい)
「覗き梅鉢」は旭堂一門の定紋である
本名 内海 浩明
生年月日 (1964-04-20) 1964年4月20日(60歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県加古川市
師匠 三代目旭堂南陵
活動期間 1989年 -
所属 なみはや講談協会

旭堂 南海(きょくどう なんかい、1964年4月20日 - )は、上方講談師。なみはや講談協会会員。本名∶内海 浩明[1]

来歴[編集]

1964年4月20日、兵庫県加古川市に生まれる[1][2]。高校時代は落語研究会に所属。大阪大学文学部日本文学近世文学)を専攻[1][2]。大衆芸能に興味を持ち、落語浪曲を経て、最後に講談にたどりつく[2]。1988年、3代目旭堂南陵に入門[1]。1996年、大阪府芸術劇場奨励新人賞[1]。1997年、谷町にて「南海の何回続く会?」を毎月1回(第4火曜日)開催(この会は現在も自主講演が続いている)[1]。1998年、大阪市より「咲くやこの花賞」を受賞[2]。2004年、東大阪市から大阪市天王寺区に転居。2009年、加古川観光協会より「加古川観光大使」に任命される。2007年6月、「南海の何回続く会?」が10年を迎える[1][3]

人物[編集]

ファンによるHP[3]の内容に基づく。

  • お酒(洋酒、高麗酒を除く)やタバコを楽しむ。
  • 好きな食べ物は和食。
  • 趣味は物を覚えること。特技は物を忘れること。
  • 「南海」という名は師匠3代目旭堂南陵の由緒ある前座名である。当代は2代目にあたる。
  • 落語の文枝一門と親交があり、「五代目桂文枝一代記」を文枝一門会でゲスト出演した。

出演[編集]

  • ほぼ毎月、講談の席に上っている[4]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

  • 「新播磨風土記」(ラジオ関西)毎月第4月曜日[5]
  • 「谷五郎のOH!ハッピーモーニング」(ラジオ関西)毎週火曜日レギュラー(2006年3月まで)[5]
  • 「谷五郎のOH!ハッピーモーニング」(ラジオ関西)毎週木曜日レギュラー(2004年3月まで)[5]

著書(共著)[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 旭堂南海 | アーティストプロフィール | ラジオデイズ”. www.radiodays.jp. 2020年1月26日閲覧。
  2. ^ a b c d 旭堂南海師による特殊研究講座│昭和女子大学 人間文化学部 日本語日本文学科 日文便り”. content.swu.ac.jp. 昭和女子大学. 2022年10月31日閲覧。
  3. ^ a b 旭堂南海FUN プロフィール”. 2019年12月20日閲覧。
  4. ^ 旭堂南海FUN 仕事(講談)”. 2019年12月20日閲覧。
  5. ^ a b c d 旭堂南海FUN 仕事(その他)”. 2019年12月20日閲覧。