日野安昭

日野 安昭(ひの やすあき、1947年 - )は、日本ドイツ文学の研究者である。名古屋工業大学大学院工学研究科教授。東京都生まれ。

略歴[編集]

著書・論文[編集]

  • 『Wie bitte?』, Ikubundo Verlag, 2003
  • 「言葉の影踏み -ドイツ語教育をめぐって」、Litteratura (23), 1-15, 2002
  • 『証言「第三帝国」のユダヤ人迫害』、(翻訳)、柏書房、2001年
  • 『Lehrbuch 2000 Begleituebungen』, Toyo Verlag, 2000
  • 『Lehrbuch 2000』, Toyo Verlag, 2000
  • 「カレイドスコープ」、中村志朗教授退官記念論集刊行会、東北大学文学部ドイツ文学研究室、1995年
  • 「訳出された人間の暴虐と崇高―G・シェーンベルナー『証言「第三帝国」のユダヤ人迫害』、読売新聞(中部本社版)、2001年
  • "Greif nach dem Stock der Sprache! ―Im Vergleich zwischen Franz Kafkas Ein Bericht fuer eine Akademie und Lee Yangii's Yuhi" , Zeitschrift fuer Germanistik in Tohoku , 1998
  • 「言葉の杖―カフカと李良枝の姿勢」Litteratura(名古屋工業大学外国語教室)、1996年
  • 「ヒゲの効用あるいは支配の構造―エーリッヒ・ハックル『ヴァンバ王』をめぐって」、名古屋工業大学紀要、1996年
  • 「語りの仕掛けあるいは読みの愉しみ―寺沢武一『カブト』をめぐって」Litteratura(名古屋工業大学外国語教室)、1994年
  • 「孤独の風景 - イングリト・プガニック「謝肉祭」をめぐって」、名古屋工業大学紀要 (44), p43-51, 1992年
  • 「越境する者たち - ペーター・ビクセル"Kindergeschichten"について」、名古屋工業大学学報 (42), p79-87, 1990年
  • 「縛られた魂 - ペータ・ローサイ『フランツとぼく』について」、名古屋工業大学学報 (40), p47-55, 1988年
  • 「子どものイメージ - ビクセルの"Amerika gibt es nicht"をめぐって」、名古屋工業大学学報 (36), p63-71, 1984年
  • 「ペ-タ-・ビクセルにおけることば遊びについて -"Kindergeschichten"のひとつの世界」、名古屋工業大学学報 (32), p43-47, 1980年
  • 「カフカの『最初の悩み』について」、名古屋工業大学学報 (30), p69-75, 1978年
  • 「カフカ『断食芸人』の檻について」、名古屋工業大学学報 (28), p61-67, 1976年
  • 「カフカの『断食芸人』について」、名古屋工業大学学報 (26), p63-72, 1975年
  • 「カフカの『城』における到着の場面について」、名古屋工業大学学報 (24), 37-43, 1973年

研究分野[編集]

  • 現代ドイツ文学
  • フランツ・カフカの作品
  • 日本の少年向けコミックに見る人間像と表現手法