日生駅

日生駅
駅舎(2018年3月)
ひなせ
Hinase
JR-N16 寒河 (2.5 km)
(5.6 km) 伊里 JR-N14
地図
所在地 岡山県備前市日生町寒河2574
北緯34度44分5.86秒 東経134度16分36.00秒 / 北緯34.7349611度 東経134.2766667度 / 34.7349611; 134.2766667座標: 北緯34度44分5.86秒 東経134度16分36.00秒 / 北緯34.7349611度 東経134.2766667度 / 34.7349611; 134.2766667
駅番号 JR-N15
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 N 赤穂線
キロ程 22.1 km(相生起点)
播州赤穂から11.6 km
電報略号 ヒナ
駅構造 地上駅盛土上)
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
315人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1955年昭和30年)3月1日[1]
備考 無人駅(和気駅からのサポート、自動券売機 有)
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日生駅(ひなせえき)は、岡山県備前市日生町寒河にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)赤穂線である。駅番号JR-N15

同線の中でも特に瀬戸内海に近い場所に位置しており、元々海であった所を埋立てて建設された。駅前の日生港からは日生諸島行旅客船が発着する。2023年11月末まで小豆島大部港フェリーが発着していた。

歴史[編集]

駅構造[編集]

ホーム(2006年)

単式・島式ホーム複合型2面3線を有する列車交換・折返し可能な地上駅。山側のホームが島式である。ホームは嵩上げされていない。ホームは築堤上にあり、駅舎とは階段で連絡している。

東岡山駅管理の無人駅和気駅駅員が巡回・サポートを行っている)。以前は業務委託駅JR西日本岡山メンテック受託)であった。 自動券売機(ICOCA購入とチャージ、ICOCA定期券・磁気定期券購入が可能。定期券購入のみクレジットカード対応)とICカード読取装置が設置されており、ICOCA等のICカードが利用可能。

男女別の水洗式便所がある。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 N 赤穂線 下り 岡山福山新見方面
2・3 上り 播州赤穂方面
付記事項
  • 下り本線は1番のりば、上り本線は2番のりば。3番のりばは上下共用副本線である。
  • 岡山方面から来る上り列車の夜間滞泊設定が1本ある。到着後は2番のりばで留置され、翌朝に播州赤穂駅まで回送されて下り始発列車(播州赤穂発岡山方面行)となる。そのため、同列車の後に運転する播州赤穂行最終列車[6]のみ3番のりばに停車する。
  • 1番のりばはホーム有効長が6両分しか無いため、かつて設定されていた大阪・神戸方面から備前片上まで直通していた7 - 8両編成の下り列車は3番のりばを使用していたが、当該列車廃止後、2024年(令和6年)時点では設定が無い。
  • 毎年8月中旬にはひなせみなとまつり花火大会が開催され、当日は見物客による混雑が見込まれるため、3番のりばより当駅始発岡山方面行臨時列車が運行される。

利用状況[編集]

1日の平均乗車人員は下表の通りである[7]

乗車人員推移
年度 1日平均人数 年度 1日平均人数 年度 1日平均人数 年度 1日平均人数 年度 1日平均人数
1989 634 1997 495 2005 426 2013 354 2021 233
1990 627 1998 451 2006 412 2014 341
1991 610 1999 451 2007 403 2015 334
1992 584 2000 450 2008 391 2016 328
1993 559 2001 451 2009 378 2017 340
1994 540 2002 448 2010 381 2018 340
1995 538 2003 449 2011 367 2019 315
1996 531 2004 421 2012 357 2020 233

駅周辺[編集]

日生駅前港に入る小豆島行きフェリー

目の前が港であるが、駅周辺は山が迫って来ており、平坦な所は少ない。日生港を挟んだ楯越山中腹には「ひなせ」の文字のイルミネーションがあり、ホームから望むことが可能。旧日生町中心部は駅南西部に位置し、B級グルメとして知られるカキオコを提供する飲食店はその辺りに集中する。

バス路線[編集]

駅前の国道250号沿いに備前市営バス日生駅前停留所がある。

備前市営バス

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)
N 赤穂線
寒河駅 (JR-N16) - 日生駅 (JR-N15) - 伊里駅 (JR-N14)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、252頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ “赤穂線をCTC化”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1983年7月9日) 
  3. ^ JR西日本ニュースリリース
  4. ^ 「人ならではのサービス」の充実に向けた体制変更のお知らせ』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2019年5月9日。 オリジナルの2019年5月10日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190510053952/http://www.westjr.co.jp/press/article/2019/05/page_14229.html2020年5月26日閲覧 
  5. ^ a b “熊山など県内5駅 6月から無人化 JR岡山支社、労働力不足見越し”. 山陽新聞. (2019年5月9日). オリジナルの2019年5月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190512040936/https://www.sanyonews.jp/sp/article/896947 2020年5月26日閲覧。 
  6. ^ この列車は播州赤穂駅で夜間滞泊とはならず、折返し備前片上駅まで回送され、翌朝の同駅始発下り列車として運転される。
  7. ^ 岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
  8. ^ アクセス 岡山日生港 - 小豆島大部港”. 瀬戸内観光汽船. 2022年12月1日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]