新宿三丁目イーストビル

新宿三丁目イーストビル。1階から8階に新宿マルイアネックス、9階から13階に新宿バルト9が入居している。

新宿三丁目イーストビル(しんじゅくさんちょうめイーストビル)は、東京都新宿区新宿3-1-26にある複合商業施設およびビルの名称である。

2007年1月に竣工、同年2月に開業。1階から8階にデパート新宿マルイアネックス、9階から13階にシネマコンプレックス新宿バルト9(WALD 9)が入居している。地上14階・地下3階建て、高さ80m。

本項目では、かつて同地に存在していた映画館新宿東映会館』についても記述する。

概要[編集]

新宿バルト9[編集]

新宿バルト9
Shinjuku WALD9
情報
正式名称 新宿バルト9
旧名称 新宿東映会館
完成 2007年
開館 2007年2月9日
収容人員 (9スクリーン)1,824人
設備 ドルビーシネマドルビーデジタルサラウンドEX、DTS
用途 映画上映
運営 株式会社ティ・ジョイ東映[1]
(経営はティ・ジョイとTOHOシネマズ株式会社の共同)
所在地 160-0022
東京都新宿区新宿三丁目1番26号
新宿三丁目イーストビル9階 - 13階
位置 北緯35度41分24秒 東経139度42分21.1秒 / 北緯35.69000度 東経139.705861度 / 35.69000; 139.705861 (新宿バルト9
Shinjuku WALD9
)
座標: 北緯35度41分24秒 東経139度42分21.1秒 / 北緯35.69000度 東経139.705861度 / 35.69000; 139.705861 (新宿バルト9
Shinjuku WALD9
)
アクセス 東京メトロ副都心線都営地下鉄新宿線新宿三丁目駅下車徒歩1 - 2分
JR小田急京王新宿駅下車徒歩5分
外部リンク 新宿バルト9
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新宿バルト9(しんじゅくバルトナイン、Shinjuku WALD 9(Wald(ヴァルト)はドイツ語で「森」の意))は、旧東映映画館の代替施設として2007年2月9日に開業。新宿ピカデリーTOHOシネマズ新宿と並び新宿区域内での大型シネコンである。全スクリーン共デジタル上映に対応している。また、スモーキングルームも完備している。従来の東映だけでなく、東宝松竹東急系の作品を中心に上映をしている。年に数回、チェーンマスターになることもある[注 1]。 また、2022年12月1日には、シアター6にドルビーシネマを導入した[2][3]

スクリーン 座席数 車いす
シアター1 69 1
シアター2 137 1
シアター3 148 1
シアター4 80 1
シアター5 226 2
シアター6 387 4
シアター7 80 1
シアター8 251 2
シアター9 429 4

新宿マルイアネックス[編集]

新宿マルイアネックス
SHINJUKU MARUI ANNEX
店舗概要
所在地 160-0022
東京都新宿区新宿3-1-26新宿三丁目イーストビル1 - 8F
開業日 2007年平成19年)2月9日
施設管理者 東映
中核店舗 新宿マルイアネックス
前身 新宿東映会館
外部リンク 新宿マルイアネックス
OIOI SHINJUKU MARUI ANNEX
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新宿マルイアネックス(しんじゅくマルイアネックス、Shinjuku OIOI ANNEX)は、2007年2月にマルイシティ-1(OICITY-1)として開業。2009年4月24日に現在の名称に変更し同年9月18日にリニューアルオープン。模型店や小物店などを構え、新メンズ館[注 2]をアピールしている。7Fにプラモデル鉄道模型などを販売している模型店、8Fにレストラン街「OIOI The Dish」がある。

新宿東映会館[編集]

新宿東映会館
Shinjuku Toei Theater
情報
通称 新宿東映、新宿東映パラス、東映パラス2・3
正式名称 新宿東映会館
旧名称 新宿日活→新宿東映ホール(パラス2)
新宿東映ホール2(パラス3)
完成 1960年
開館 1960年9月19日
閉館 2004年1月9日
収容人員 (4館合計)1,404人
設備 ドルビーデジタルDTS(東映・パラスのみ)
用途 映画上映
運営 東映株式会社
所在地 東京都新宿区新宿三丁目1番26号
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新宿東映会館(しんじゅくとうえいかいかん)は、1957年に渋谷東映(現:渋谷TOEI)に続く東映の直営モデル劇場としてオープン。1,450席を誇る大劇場としてスタートしたが、その後は洋画ロードショー館「新宿東映パラス」を新設。1972年に改装し、4館体制となる。数多くの邦画・洋画を上映してきたが、建物の老朽化を理由に2004年1月9日をもって閉館となった。閉館後、新宿スカラ(2007年2月8日閉館)が新宿区内における東映系チェーンマスターの代替機能を請け負っていた。

館名 座席数
(閉館時)
音響設備 特徴 最終上映作品
新宿東映 596 SRD 丸の内渋谷高田馬場と並ぶ東映系のチェーンマスター的存在。
長く東映系作品の封切館として親しまれた。
あたしンち
新宿東映パラス 432 SRD/DTS 洋画を中心に上映。
主に渋谷パンテオン/丸の内ルーブル系の作品が多く上映されていた。
マトリックス・レボリューションズ
新宿東映パラス2 328 DOLBY SR 1972年に新宿東映の2階席を分割して開館。
当初は「新宿日活」の名称で日活系作品の封切館としてオープンしたが、1978年に「新宿東映ホール」と改称。その後、現館名となる。丸の内東映パラス→丸の内シャンゼリゼ(現:丸の内TOEI)とチェーンを組み上映していた。
木更津キャッツアイ 日本シリーズ
新宿東映パラス3 48 DOLBY 1978年に新宿日活のロビー部分を改修し「新宿東映ホール2」として開館。その後、現館名となる。主にムーブ・オーバーした作品を上映していた。 死ぬまでにしたい10のこと

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 映画版『プリキュアシリーズ』及び劇場版『仮面ライダーシリーズ』といった東映系の子供向け映画や、『サマーウォーズ』、『実写版 忍たま乱太郎』、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』シリーズ、『トワイライト ささらさや』といったワーナー・ブラザース配給の映画、『桐島、部活やめるってよ』など。
  2. ^ これとは別に新宿5-16-1(新宿五丁目交差点北東角)にメンズ館(新宿マルイメン)がある。

出典[編集]

外部リンク[編集]