愛媛県道190号久米垣生線

愛媛県道190号標識

愛媛県道190号久米垣生線(えひめけんどう190ごう くめはぶせん)は、松山市南久米から西垣生に至る一般県道である。

概要[編集]

松山市余戸中の愛媛県道190号(2012年)

全線にわたり松山市南部の住宅街を横断し、付近の住民の生活道路となっている。また、路線の一部は伊豫豆比古命神社の表参道及び裏参道として親しまれている。

全体的に整備は遅れており、狭隘で歩道のない部分が多く残るが、垣生地区には2車線で両側に歩道の設置されたバイパスが整備されている。松山外環状道路事業にともない、路線の一部は再開発が計画されている。

路線データ[編集]

路線状況[編集]

松山市南久米から国道33号交点までの区間は、住宅地の中の路地と路地を繋いで通り抜ける様な1車線の道路で、県道を示す標識も一切ないため、完全に生活道路の様相を呈している。

国道33号交点から愛媛県道16号松山伊予線交点までの区間はほぼ2車線が確保されているものの、やはり狭隘であることに変わりはない。また、この区間は、伊豫豆比古命神社の表参道及び裏参道となっており、椿祭の期間中は、多くの露店が沿線を埋めつくし、車両通行止めとなる。

愛媛県道16号松山伊予線交点を過ぎ、しばらくすると、市坪駅付近で直角に進路を変え、北上する。この区間は1車線になる。石手川を渡ると、また進路を西に向ける。国道56号交点を過ぎ、西へ向かう。この区間では2車線が確保されているものの、付近に小中学校があり、走行には注意を要する。愛媛県道326号松山松前伊予線交点を過ぎると、センターラインが消え1車線となり、終点の愛媛県道22号伊予松山港線交点まで続く。

上記のように、路線のほとんどは1車線あるいは狭隘な2車線であり、全体的に整備は遅れている。これは、当路線が住宅街の中を通るため、拡張工事が容易でないことが原因である。なお、垣生地区には2車線のバイパスも整備されており、こちらは快適に走行することができる。

2017年には市坪橋北交差点の改良に伴い、久米から垣生方面に向かう時は、市坪橋北交差点で一旦左折をしなければならない。その後、約30m先を右折して垣生方面に向かう経路となっている。

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

沿線[編集]

関連項目[編集]