愛媛県道18号松山空港線

主要地方道
愛媛県道18号標識
愛媛県道18号 松山空港線
主要地方道 松山空港線
制定年 1955年
起点 松山市南吉田【北緯33度49分45.7秒 東経132度42分15.7秒 / 北緯33.829361度 東経132.704361度 / 33.829361; 132.704361 (県道18号起点)
終点 松山市北藤原【北緯33度50分6.6秒 東経132度45分31.5秒 / 北緯33.835167度 東経132.758750度 / 33.835167; 132.758750 (県道18号 旧空港通り終点)
接続する
主な道路
記法
都道府県道22号標識
愛媛県道22号伊予松山港線
国道56号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

愛媛県道18号松山空港線(えひめけんどう18ごう まつやまくうこうせん)は、愛媛県松山市の西部をほぼ東西に走る県道主要地方道)である。

概要[編集]

当路線は、

  • 松山市北斎院町・南斎院町を抜ける北部路線(新空港通り)
  • 松山市高岡町や空港通・竹原町・土橋町と抜ける南部路線(旧空港通り)

の2路線に分かれる。松山市では北部路線を「新空港通り」、南部路線を「旧空港通り」と呼ぶのが一般的となっており、市内の交通情報案内板の表示に書かれている「新空港通り経由」とは当路線の北部路線を指し、「旧空港通り経由」とは当路線の南部路線を指す。(以後便宜上、北部路線を「新空港通り」、南部路線を「旧空港通り」と表記する。)

なお、旧空港通りよりも以前に空港通りが存在していた。現在の旧空港通りよりも少しばかり北側に入った、通称「吉田街道」という東西に走る道路である。この街道は、昔の温泉郡北吉田村、南吉田村、高岡村等の生石5ヶ村から御城下へ向かう道であった。今もなお当時の名残から、狭細区間ながら伊予鉄バス「三津・吉田線」が走っている。

路線データ[編集]

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史[編集]

路線状況[編集]

名称・愛称[編集]

空港通り
新空港通り(北斎院町)
新空港通り
旧空港通りが日中、慢性的な交通渋滞を起こしていたため、1998年平成10年)に供用された片側2車線が確保された比較的新しい路線である。
弁天山トンネル(上り896m・下り883m)・岩子山トンネル(上り328m・下り335m)の2本のトンネルを有する。松山市内の県道でトンネルが整備されているのは、当路線と松山港線だけである。片側2車線のためスムーズに流れる時間帯が多く、松山空港リムジンバスやタクシーなどはこちらを経由している。
旧空港通り
松山の空の玄関・松山空港と市街地を結ぶ、県下でも有数の交通量を誇る路線である。
県下有数の交通量の割に、片側1車線しかなく慢性的な交通渋滞を引き起こしている。新空港通りが開通後も渋滞が解消されることはない。その要因の1つに、この旧空港通り沿線には多くの商業施設・工場が立ち並ぶ、その利便性が考えられる。
空港通入口交差点から松山松前伊予線と重複するが、重複後は南側に伊予鉄道郡中線が走る。ここまで来ると、今度は松山中心部を目指す車で渋滞が起こる。ちなみに松山松前伊予線重複区間から終点の国道56号までの区間は、かつて国道56号であった。
終点地となる北藤原交差点は5叉路の交差点である。しかし終日の通行規制で北方向(国道56号・松山北部方面)にしか曲がれない。
松山空港と市内を結ぶ一般路線バス(普通便)はこちらを経由する。そのためリムジンバスより数分余計に時間がかかるが、本数が多く運賃が安価である。

重複区間[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

旧空港通り
新空港通り終点付近
新空港通り
  • 愛媛県道22号伊予松山港線(松山市北吉田町)
  • 愛媛県道219号砥部伊予松山線(松山市北斎院町)
  • 松山環状線(松山市南江戸、終点)

沿線にある施設など[編集]

教育施設

公共施設

その他

脚注[編集]

  1. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  2. ^ “[https://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/pres/pres2020/pres/210329kokudou196ikan.pdf 国管理国道を愛媛県及び松山市へ移管 ~4 月1日より道路の路線名が変わります~]”. 国土交通省. 令和3年3月29日閲覧。

関連項目[編集]