御料牧場

御料牧場(栃木県)
1930年当時の宮内省下総御料牧場

御料牧場(ごりょうぼくじょう)は、皇室で用いられる農産物を生産している日本農場牧場)である。宮内庁が管轄している。

明治時代初めの1875年明治8年)9月、大久保利通によって当時の先進国であったヨーロッパの王族専用牧場を模して、現在の千葉県成田市宮内庁下総御料牧場として開設されたのが始まりである。1969年昭和44年)8月、新東京国際空港(現:成田国際空港)建設計画に伴って宮内庁下総御料牧場が閉鎖され、栃木県塩谷郡高根沢町に移転する形で宮内庁高根沢御料牧場が開設されている。

参考文献[編集]

  • 横田哲治『天皇家の御食材-〈御料牧場〉に安心を学ぶ』 中経出版、1998年6月。ISBN 4806111457
  • 横田哲治『天皇家の健康食』 新潮社、2001年12月。ISBN 4104502014
  • 横田哲治『天皇の牧場を守れ-鳥インフルエンザとの攻防』 日経BP社、2006年10月。ISBN 4822245462

出典[編集]

関連項目[編集]

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