後藤あゆみ

後藤あゆみ
基本情報
本名 後藤あゆみ
階級 スーパーバンタム級
身長 174cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1988-05-19) 1988年5月19日(35歳)
出身地 栃木県大田原市
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 8
勝ち 8
KO勝ち 5
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後藤 あゆみ(ごとう あゆみ、1988年5月19日 - )は、日本プロボクサー、元モデル栃木県大田原市出身[1]ワタナベボクシングジム所属。第3代OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者。WBO女子アジア太平洋スーパーバンタム級王者。血液型B型。

経歴[編集]

栃木県立宇都宮中央女子高等学校法政大学在学中はバスケットボール部所属[1][2]

2011年より外壁塗装「プロタイムズ総研」に入社し、その傍らモデルも兼業、同年8月にはミス府中に選ばれた[2]。また端役ながらミキプルーンのCMにも出演経験あり[3]

ボクシングを始めたきっかけは2012年始の交流会でプロレスラーのボディーにパンチを入れる機会があり、それがたまたま居合わせたボクシング関係者の目に留まり、社長からも勧められたことであった。

リオデジャネイロオリンピック出場を目標とし本格的に練習を始める[2]

2013年、競技歴3年で全日本女子アマチュアボクシング選手権大会ライト級3位入賞を果たす[2][4]

しかし、オリンピックを目指すには試合数が少なすぎるため、オリンピックを断念しプロ転向を表明[4][5]。同郷の渡辺均が会長を務めるワタナベボクシングジムに入門。

2015年7月、プロテスト合格[4]

11月9日、後楽園ホールにてスリーポン・ジェーンバイジム戦でプロデビューし、1回1分26秒TKO勝利[4]

2016年3月1日、初の日本人対決として神成麻美相手に4回1分42秒TKO勝利[6]

4月24日、初の海外戦としてタイに乗り込み現地の選手に判定勝利[7]

8月13日、後楽園ホールにてクワーンガン・シットクルージアップに2回1分34秒TKO勝利[8]

9月21日、ペッターピー・モークルンテープトンブリーに4回1分49秒TKO勝利[9]

2017年3月15日、後楽園ホールで行われた「DANGAN Ladies vol.4」で高野人母美の王座返上に伴いOPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級2位のキム・アクタブとOPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座決定戦を行い、8回3-0(80-73、79-73、78-75)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[10]。しかし、後藤は自分の思い通りに攻められなかったと語り、悔しさを感じていた[11]

5月13日、香港コンベンションセンターでメインに抜擢されスマンサー・バエンカム(タイ)に4回TKO勝ち[12]

10月7日、香港コンベンションセンターでWBO女子アジア太平洋スーパーバンタム級王座決定戦をキルティ(インド)と行い、3-0判定で勝利しOPBFとの2冠を達成[13]

人物[編集]

  • 元々右利きでありボクシングを始めた当初も右構えだったが、左構えにするとみるみる上達していった[5]
  • アマチュア時代に元OPBF東洋太平洋女子スーパーフェザー級王者水谷智佳とエキシビションの経験がある[2]
  • 2016年9月に離婚している[1]
  • 現在はグループ会社の不動産事業「株式会社アルティメット総研」の仕事に従事。

戦績[編集]

プロボクシング:8戦8勝(5KO)無敗

獲得タイトル[編集]

メディア[編集]

  • 7RULES(関西テレビ、2017年6月6日)
  • 美人百花(2017年9月号 20歳のリアルVOICE)
  • FRESH!(TOKYO MX 、2017年9月4日)

脚注[編集]

  1. ^ a b c “元モデル・後藤あゆみ タイトル挑戦”. 中日スポーツ. (2017年2月18日). https://web.archive.org/web/20170218105518/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/battle/news/CK2017021802000187.html 
  2. ^ a b c d e “現役モデルの美人アマボクサー後藤あゆみ、リオ五輪を目指す!全日本で優勝したい”. NEWS LOUNGE. (2014年1月15日). https://web.archive.org/web/20140326120449/http://newslounge.net/archives/111408 2017年2月17日閲覧。 
  3. ^ “旭道山の甥と元ミス美女ボクサーがテスト受験”. Boxing News(ボクシングニュース). (2015年7月15日). http://boxingnews.jp/news/28216/ 2017年2月20日閲覧。 
  4. ^ a b c d “【ボクシング】ミス府中ボクサー初回KO勝ちデビュー”. eFight. (2015年11月12日). http://efight.jp/result-20151112_224916 2017年2月17日閲覧。 
  5. ^ a b “【スポーツ】女子BOXの新星・後藤”. デイリースポーツ. (2015年11月15日). https://www.daily.co.jp/opinion-d/2015/11/15/0008567333.shtml 2017年2月17日閲覧。 
  6. ^ “花形冴美が王座奪回、秋田屋まさえは新王者”. Boxing News(ボクシングニュース). (2016年3月1日). http://boxingnews.jp/news/35297/ 2017年2月17日閲覧。 
  7. ^ “コブラ諏訪がWBCアジア王座、板垣幸司は金星ならず”. Boxing News(ボクシングニュース). (2016年4月24日). http://boxingnews.jp/news/36885/ 2017年2月17日閲覧。 
  8. ^ “柴田直子がIBF王座V5、古川夢乃歌がWBA新王者”. Boxing News(ボクシングニュース). (2016年8月13日). http://boxingnews.jp/news/39980/ 2017年2月17日閲覧。 
  9. ^ “池原シーサー久美子がV4、江畑との再戦またも2-1”. Boxing News(ボクシングニュース). (2016年9月21日). http://boxingnews.jp/news/41035/ 2017年2月17日閲覧。 
  10. ^ 後藤あゆみがOPBF女子S・バンタム級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年3月15日
  11. ^ モデルボクサー後藤あゆみ初タイトルも判定勝ち不満”. 日刊スポーツ (2017年3月16日). 2019年11月20日閲覧。
  12. ^ “田中恒成の防衛戦TBS生中継、香港DEF日本選手結果”. Boxing News(ボクシングニュース). (2017年5月14日). http://boxingnews.jp/news/47575/ 
  13. ^ “河野公平は負傷判定負け、香港のWBO地域王座戦”. Boxing News(ボクシングニュース). (2017年10月7日). http://boxingnews.jp/news/52075/ 2017年10月8日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
高野人母美
第3代OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者

2017年3月15日 - 2019年6月

空位
次タイトル獲得者
菊池真琴
空位
前タイトル保持者
シャノン・オコネル
WBOアジア太平洋女子スーパーバンタム級王者

2017年10月7日 - 2018年

空位
次タイトル獲得者
エイプリル・アダムズ