形原町

かたはらちょう
形原町
形原城址
形原城址
廃止日 1962年4月1日
廃止理由 編入
現在の自治体 蒲郡市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
宝飯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 5.69 km2.
総人口 12,420
(2019年1月1日)
隣接自治体 蒲郡市、宝飯郡西浦町幡豆郡幡豆町額田郡幸田町
形原町役場
所在地 愛知県宝飯郡形原町大字形原字御嶽57-1
座標 北緯34度47分57秒 東経137度11分05秒 / 北緯34.79925度 東経137.18464度 / 34.79925; 137.18464座標: 北緯34度47分57秒 東経137度11分05秒 / 北緯34.79925度 東経137.18464度 / 34.79925; 137.18464
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形原町(かたはらちょう)は、かつて愛知県宝飯郡に存在した。現在の蒲郡市西部に該当する。

地理[編集]

南は三河湾に面していた。

歴史[編集]

  • 1618年(元和4年) - 松平家信形原城に入城し、形原藩1万石が成立する。
  • 1619年(元和5年) - 松平家信が摂津国高槻藩に移り、形原藩は廃止される。旧・形原藩は天領となった後、江戸時代末期は刈谷藩領、旗本領、寺社領などであった。
  • 1875年(明治8年) - 形原漁港の整備が始まる。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 形原村、金平村、一色村が合併し、形原村となる。
  • 1924年(大正13年)4月1日 - 形原村が町制施行して形原町となる。
  • 1962年(昭和37年)4月1日 - 形原町が蒲郡市に編入合併される。同日形原町廃止。

経済[編集]

教育[編集]

小学校[編集]

中学校[編集]

交通[編集]

名鉄蒲郡線形原駅

鉄道[編集]

1936年(昭和11年)11月10日に三河鉄道蒲郡方面延長線が全通し、形原町には形原駅が設置された。1941年(昭和16年)6月1日には名古屋鉄道三河線となり、1948年(昭和23年)5月16日には現在の名称である蒲郡線となった。

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット[編集]

形原温泉
  • 形原神社 - 蒲郡球場の南側にある神社。桜の名所[2]
  • 宝喜神社 - 温泉街道の北端近くにある神社[3]
  • 補陀寺 - 曹洞宗の寺院。形原温泉を発見したのは本寺院の住職であるとされる[4]
  • 形原城址 - 平山城であり稲生城の別名を持つ。
  • 形原温泉 - レディ・ガマは形原温泉で頻繁に公演を行っている。
  • あじさいの里 - 形原温泉の隣にある、5万株もあじさいが植えられている観光スポット。毎年6月にはあじさいまつりを開催[5]

娯楽[編集]

  • 形原劇場 - 東中畑にあった映画館[注 1]
  • 三海館 - 三浦町にあった映画館[注 2]

出身者[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[6]
  2. ^ 1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[6]

出典[編集]

  1. ^ 蒲郡市合併後、形原北小学校を分離
  2. ^ 形原神社 東三河を歩こう
  3. ^ 宝喜神社 東三河を歩こう
  4. ^ 補陀寺(あじさい寺) 東三河を歩こう
  5. ^ あじさい祭り 形原温泉
  6. ^ a b 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録 1960』日本図書センター、1999年。

関連項目[編集]