広川インターチェンジ (福岡県)

広川インターチェンジ
九州自動車道・広川インターチェンジ
(福岡県八女郡広川町)
所属路線 E3 九州自動車道
IC番号 10-1
料金所番号 02-837
本線標識の表記 広川
起点からの距離 113.2 km(門司IC起点)
久留米IC (7.8 km)
(0.4 km) 広川SA
接続する一般道
福岡県道84号標識
福岡県道84号標識
福岡県道84号三潴上陽線
供用開始日 1998年平成10年)3月23日
通行台数 10,042台/日(2009年度)
所在地 834-0115
福岡県八女郡広川町大字新代
北緯33度15分13.32秒 東経130度32分11.57秒 / 北緯33.2537000度 東経130.5365472度 / 33.2537000; 130.5365472
備考 広川SA併設。
テンプレートを表示
広川IC付近の九州自動車道本線のようす
広川バスストップ

広川インターチェンジ(ひろかわインターチェンジ)は、福岡県八女郡広川町にある九州自動車道インターチェンジ開発インターチェンジ)である。

概要[編集]

このインターチェンジは九州自動車道が開通した当初は存在せず、1998年に増設されたICである。

本IC設置前の最寄ICは、久留米ICまたは八女ICであったが、周辺に工業団地があり、国道3号の混雑の原因となっていた。これを回避し、周辺の交通を改善するために、福岡県と広川町などが出資した第三セクター筑後中部地域開発2005年に経営破綻)によって、国道に近い位置にある広川SAに併設される形で建設された。ただし、インターチェンジと休憩施設の相互利用は後述のとおり制限されている。

広川SAと併設していることもあり、正月お盆大型連休等には渋滞ポイントとして紹介される事がある。

広川町へのアクセスに便利なのは勿論のこと、八女市筑後市北部や久留米市南部(久留米成田山・三潴町城島町など)へのアクセスにも活用できる。

既に阪和自動車道湯浅御坊道路)に広川インターチェンジ(1994年開業、ひろわインターチェンジ))があったものの、名称区別は行われなかった(同様の例は東北自動車道西名阪自動車道で被る郡山インターチェンジがある)。

広川SAとの相互利用[編集]

上り線鳥栖JCT方面) 下り線熊本IC方面)
広川SAを利用、広川ICで流出 可能 不可能
広川ICで流入、広川SAを利用 不可能 不可能

広川IC広川SAは、構造上の理由から相互利用が制限されている。双方を同時に利用できるのは「上り線(鳥栖JCT方面)で、広川SAを利用した後、広川ICで降りる」場合のみである。ただし、2008年の下り線SAリニューアルを期に、高速道路外からの一般利用者用駐車場が整備された。駐車スペースは8台(従業員用を除く・土日祝日は従業員用も一般の利用可能)しかなく、狭隘な町道を通るが、IC入口交差点からICと反対の方向(ICで流出した場合は直進)に進み、高速道路本線と交わるトンネルの直前を右折、下りBS入口を通り越すとSAの裏手に駐車場がある。高速バス利用者用の駐車場も別に整備されている。

歴史[編集]

道路[編集]

料金所[編集]

  • ブース数:6 

入口[編集]

  • ブース数:2

出口[編集]

  • ブース数:4
    • ETC専用:1
    • 一般:3(うち自動収受機1)

バス停留所[編集]

上り線のみに設置されている。広川サービスエリアに併設されている下り線側停留所とともに、バス事業者では「広川」の呼称を用いる。

路線愛称 運行会社 方面
ひのくに号(植木IC経由) 西日本鉄道
九州産交バス
高速基山筑紫野福岡博多BT天神高速BT
ひのくに号(各停) 久留米IC → 宮の陣 → 高速基山 → 筑紫野 → 福岡空港(国内線・国際線)

接続する道路[編集]

この県道バイパスは以前は広川ICと国道3号を接続する約100 mの区間のみ供用されていたが、2008年6月三潴方面へ延伸し、延長約900 mとなった。久留米広川新産業団地付近の広川町道を経由し福岡県道86号久留米筑後線まで全経路2車線で接続する。

周辺[編集]

[編集]

E3 九州自動車道
(10)久留米IC - (10-1)広川IC - 広川SA - (11)八女IC

関連項目[編集]

外部リンク[編集]