市井紗耶香

市井紗耶香
基本情報
出生名 市井紗耶香
愛称 さやりん、母さん
出生日 (1983-12-31) 1983年12月31日(40歳)
血液型 A型
出生・出身地 日本の旗 日本 千葉県船橋市
職業 政治活動家タレント女優、元歌手
活動期間 1998年5月 - 2000年5月
2001年10月 - 2003年11月
2009年8月 -
事務所 アップフロントエージェンシー(現:アップフロントプロモーション)
(1998年5月 - 2003年11月)
ランベス
(2009年8月 - 2013年?)
アンダーゼットグループ
(2014年? - 2016年1月)
アルカンシェル
(2019年11月 - 2020年2月)
グループ/
ユニット等
モーニング娘。
プッチモニ
市井紗耶香 in CUBIC-CROSS
公式サイト 市井紗耶香オフィシャルブログ
テンプレートを表示
市井 紗耶香
いちい さやか
前職 立憲民主党参議院全国比例区総支部長
所属政党 (旧)立憲民主党
立憲民主党
テンプレートを表示

市井 紗耶香(いちい さやか、1983年(昭和58年)12月31日 - )は、日本政治活動家タレントモデル歌手女優[1][2]モーニング娘。の元メンバー。愛称市井ちゃんさやりん母さん[3]千葉県船橋市出身。血液型A型身長158cm[4]

略歴[編集]

芸能活動[編集]

1998年5月、保田圭矢口真里と共に、モーニング娘。に2期メンバーとして加入、シングル「サマーナイトタウン」でデビュー。同年12月31日、モーニング娘。として、『第40回日本レコード大賞』最優秀新人賞受賞、『第49回NHK紅白歌合戦』初出場。

1999年11月、保田圭、後藤真希と共に、モーニング娘。内の2つ目のユニットとなるプッチモニを結成。デビュー曲「ちょこっとLOVE」はミリオンセラーとなる。同年12月31日、『第50回NHK紅白歌合戦』出場。

2000年5月20日、映画『ピンチランナー』公開。2000年5月21日、日本武道館にてモーニング娘。を卒業[5]し、芸能活動を休業。2001年10月6日、復帰が発表される。2001年11月、シャ乱Qのたいせー(現・たいせい)のプロデュースで往年のフォークのカバーアルバム「FOLK SONGS」(市井紗耶香with中澤裕子)をリリース。

2002年4月、たいせー(キーボード)、吉澤直樹(ギター)と共に市井紗耶香 in CUBIC-CROSSを結成。デビュー曲は「人生がもう始まってる」。2003年9月、ソロとして、シングル「4U〜ひたすら〜」をリリース。

2003年11月9日、ホームページ上での「引退宣言」で、芸能界を引退。引退後は2007年までの4年間、地元にある当時のTOKYO-BAYららぽーと(現・ららぽーとTOKYO-BAY)で勤務していた[6]

2009年8月24日、所属事務所をランベスに移し、芸能活動再開を発表[7]。2009年9月5日、モデルとして『東京ガールズコレクション』に初出演。

2010年5月25日、同日放送の『シアワセ結婚相談所』で石黒彩と共演。なお、収録日(5月6日)のお互いのブログで卒業以来の再会を報告している。2010年10月、Theatre Polyphonic第1回公演『悪魔の絵本』に出演。2010年11月、短編映画『名古屋MEN'S物語 KNIGHTS&NOODLE』で主演。

2014年5月4日、OFR48に加入、同年8月31日、卒業。2016年2月1日、所属事務所のメディアリンクス(アンダーゼットグループ)より前日付で専属契約を解消したと市井のアメーバブログで報告。同日、市井のInstagramで新オフィシャルブログの開設が発表される。

政治活動[編集]

2019年7月21日執行の第25回参議院議員通常選挙で、立憲民主党の公認として比例区から立候補。5万415票を獲得するも比例候補中9番目の次点となり落選した[8]。その後10月に立憲民主党つながる本部「子ども子育て」担当・ コーディネーターに就任した。同年11月1日、自身のInstagramで芸能事務所・アルカンシェルとマネジメント業務提携契約を報告[9]。ところが2020年1月 アルカンシェルが市井に契約解除を申し入れ、2月5日付で契約を合意解除した[10]

2021年8月10日、翌年の第26回参議院議員通常選挙で、立憲民主党の比例区候補として立候補することを表明した[11]が、 2022年1月24日、立候補辞退を表明した[12]

2019年参院選比例区で当選した須藤元気が2024年4月16日に告示された衆議院東京都第15区の補欠選挙への立候補を届け出たため、公職選挙法の規定により須藤が参議院議員を退職(自動失職)となり、(旧)立憲民主党の比例名簿から繰上補充により次点者の市井が繰上当選の資格を得る事となったが、同日中に当選辞退を表明した[13]。このため、中央選挙管理委員会の当選決定後に辞退手続きを経て、次々点者の奥村政佳が繰上当選となる見通しとなった[14]

家族[編集]

2004年5月、吉澤直樹と結婚、同年8月25日に長女出産。後に2人目次女も出産。

2011年6月14日、吉澤直樹と5月23日に離婚していたことが週刊女性に掲載される。2012年7月、5年前に知人の紹介で知り合った美容師の男性と2度目の結婚。相手は2012年9月24日の自身のブログにて公開された。2013年3月25日、第3子となる男児を出産[15]

2016年11月10日、第4子の妊娠を発表[16]。2017年4月14日、第4子女児の出産を報告[17]

活動[編集]

モーニング娘。時代[編集]

  • モーニング娘。では、第3期メンバー、後藤真希の教育係を担当し、その模様が『ASAYAN』で放送され、『うたばん』で石橋貴明に「母さん」という愛称を付けられた1999年初秋から人気に火が点き始め、プッチモニで人気が急上昇する。
  • シングル「恋のダンスサイト」がリリースされた当時には、安倍なつみや後藤真希と並ぶ人気メンバーとなり、青色7ではセンターポジションに抜擢、映画『ピンチランナー』では重要な配役を担当するが、2000年4月に突然、「シンガーソングライターになり、ソロ活動をしたい。」と宣言し、同年5月21日の日本武道館のコンサートを最後に卒業、一時休業した。
  • ASAYAN公式本『モーニング娘。5+3-1』の編集担当者は、同じ宝島社から出版された『モーニング娘。バイブル』に収録されたインタビューの中で「後藤真希のことを中心にしたこの本(『モーニング娘。5+3-1』)の続編が計画されていたが、いろいろな理由があって駄目になった。」と語っており、理由の一つとして「市井がちょっと不幸な理由で辞めたこと」をあげている。

ソロ活動〜引退[編集]

  • 2001年10月に復帰を果たすが、公約していたシンガーソングライターとしてではなく、中澤裕子との「FOLK SONGS」でアイドル歌手として復帰する。
  • 水着写真集の発売や握手会等も行う一方、歌手としてはソロではなく、市井紗耶香 in CUBIC-CROSSとして、ユニットでの再デビュー。ファーストシングルでは、プロデュースを担当したたいせー等に作って貰った曲を歌い、デビュー曲は自らの作詞ではなかったが(カップリング曲を作詞)、セカンドシングル以降は作詞を担当している。
  • 2003年9月、ソロとして「4U〜ひたすら〜」をリリースするが、同年11月9日にホームページで「幸せを探したい」と宣言、芸能界を引退した。

復帰[編集]

  • 2009年8月、所属事務所をランベスに移籍して芸能界に再び復帰。その後時期は不明だが、ランベスの関連会社[18]であるアンダーゼットグループに籍を移している。
  • 市井がハロー!プロジェクトと共演したのは復帰直後に『MUSIX!』と『後藤真希卒業特番』と『Hello! Project 2018 SUMMER』へのゲスト出演である。その他の活動はハロー!プロジェクトとは一線を画した活動を行っていた。
  • 2014年30代を対象としたグリコ主催のキャンペーンである「大人AKBオーディション」に応募し、4月初頭に1次選考を通過したが[19]、同月の最終選考で落選した[20]
  • 元モーニング娘でありながら大人AKBオーディションに応募してしまった禊として、同年5月4日放送の日本テレビ「有吉反省会」にてOFR48(おふろフォーティーエイト)のオーディションに応募し合格した[21]
  • 2018年8月5日、Hello! Project 2018 SUMMERにゲスト出演し18年ぶりに2期メンバーが集結した[22]

作品[編集]

シングル[編集]

  発売日 タイトル 収録曲 備考
PICCOLO TOWN
1st 2003年9月3日 4U~ひたすら~
  1. 4U~ひたすら~
    作詞:三浦徳子/作曲:たいせー/編曲:TATOO
  2. 不器用な天使
    作詞:三浦徳子/作曲:たいせー/編曲:朝井泰生
  3. 4U~ひたすら~(Instrumental)
  4. 不器用な天使(Instrumental)

アルバム[編集]

  • 市井紗耶香 with 中澤裕子
  1. FOLK SONGS (2001年11月29日)

配信[編集]

  • featuring 市井紗耶香+with d.
  1. 『はじまりのカウントダウン』 #Episode 0 (2020年2月14日)

映像作品[編集]

出演[編集]

映画[編集]

Vシネマ[編集]

  • パチンコクイーン・七瀬(2011年7月8日)- 主演:鮎川七瀬 役
  • パチンコクイーン・七瀬2(2011年8月5日)- 主演:鮎川七瀬 役
  • パチンコクイーン・七瀬3(2012年2月3日)- 主演:鮎川七瀬 役
  • パチンコクイーン・七瀬4(2012年3月2日)- 主演:鮎川七瀬 役

テレビ[編集]

テレビドラマ[編集]

ラジオ[編集]

  • プッチモニダイバー(1999年10月 - 2000年5月、TOKYO FM
  • 市井紗耶香 RADIO DELUXIAN(2002年4月 - 2003年11月、TOKYO FM)
  • SUPER STAR QR(2002年4月 - 2003年7月、文化放送

CM[編集]

ステージ[編集]

舞台[編集]

  • 悪魔の絵本(2010年10月) - 主演:川田希 役
  • SmokeCompany vol.1「夏の終わりに」(2011年8月31日 - 9月4日、笹塚ファクトリー)

ライブ[編集]

  • Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project 2018 SUMMER 〜ALL FOR ONE〜/〜ONE FOR ALL〜(2018年8月4日・5日、中野サンプラザ、計2公演) - ゲスト出演[23]
  • Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project 2019 WINTER 〜YOU & I〜(2019年1月12日、中野サンプラザ、昼公演) - ゲスト出演[24]
  • Hello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERT「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」ACT I(2023年9月10日、国立代々木競技場 第一体育館)[25]

イベント[編集]

  • Hello! Project 25周年 モーニング娘。2期 保田圭・矢口真里Presents「2(に)」(2023年5月26日、I'M A SHOW) - ゲスト出演[26]

書籍[編集]

写真集[編集]

雑誌[編集]

  • saita (2010年1月 - 、セブン&アイ出版) - 市井紗耶香のナチュラルコスメ。
  • ARE YOU HAPPY? (2018年5月号、幸福の科学出版) - 【SPECIAL INTERVIEW】市井紗耶香「ママ友関係でも夫婦関係でも、大切にしているのは「距離感」です。」[27]

  

過去の参加グループ・ユニット[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “市井紗耶香|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2021年8月10日閲覧。
  2. ^ 【市井紗耶香】プロフィール(年齢・インスタグラム)”. エキサイトニュース. 2021年8月10日閲覧。
  3. ^ 1999年9月9日放送の『うたばん』出演時に石橋貴明に、お母さんみたいと言われ付いた愛称飯田圭織の愛称「ジョンソン」と同じくこの愛称は定着し、以後『うたばん』出演時に名前で呼ばれる事はほとんど無かった。
  4. ^ 市井紗耶香「ヤバイヤバイ…」体重増に涙”. 2021年11月1日閲覧。
  5. ^ 能地祐子『モーニング娘。×つんく♂』(初版)ソニー・マガジンズ、2002年9月27日、175 - 184頁。ISBN 978-4789719322 
  6. ^ 元モー娘。市井紗耶香 最初の結婚後「ららぽーとで働いてた」と告白 - デイリースポーツ。2017年11月20日発信、2019年8月27日閲覧。
  7. ^ “元モー娘・市井紗耶香が約5年ぶりに芸能界復帰”. ORICON NEWS (oricon ME). (2009年8月24日). https://www.oricon.co.jp/news/68626/ 2017年4月14日閲覧。  市井紗耶香インタビュー - タレントデータバンク
  8. ^ “市井紗耶香氏、落選を報告「残念で悔しい」 子育て世代の声反映願う「スピード感を持って…」”. スポニチ (スポーツニッポン新聞社). (2019年7月23日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/07/23/kiji/20190723s00041000106000c.html 2019年7月24日閲覧。 
  9. ^ “市井紗耶香、芸能事務所との契約を報告「タレント活動の幅を広げてまいります」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年11月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2147789/full/ 2019年11月1日閲覧。 
  10. ^ “市井紗耶香3カ月で事務所と契約解除「語らずとも」”. 日刊スポーツ. (2020年2月6日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202002060000099.html 2020年2月6日閲覧。 
  11. ^ “元モー娘市井紗耶香さん来年の参院選に再出馬 立憲民主党の比例区候補”. 日刊スポーツ. (2021年8月10日). https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202108100000677.html 2021年8月10日閲覧。 
  12. ^ “元「モーニング娘。」市井紗耶香氏、夏の参院選への出馬辞退を表明”. 読売新聞. (2022年1月24日). https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220124-OYT1T50128/ 
  13. ^ “須藤元気氏、補選に出馬表明 衆院東京15区、無所属”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2024年4月3日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2024040300591 2024年4月3日閲覧。 
  14. ^ 立憲の川内・奥村氏、繰り上げ当選へ 補選立候補、2氏失職 - 朝日新聞デジタル 2024年4月17日
  15. ^ 公式ブログ「ご報告」2013年3月25日当日閲覧
  16. ^ “市井紗耶香が第4子妊娠を報告 来春出産予定「奇跡を忘れずに家族みんなで穏やかに」”. ORICON STYLE. (2016年11月10日). https://www.oricon.co.jp/news/2081250/full/ 2016年11月10日閲覧。 
  17. ^ “市井紗耶香が第4子女児出産 夫と協力し「1日1日をたいせつに」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年4月14日). https://www.oricon.co.jp/news/2088980/full/ 2017年4月14日閲覧。 
  18. ^ 会社概要 - アンダーゼットグループ
  19. ^ “元モー娘・市井紗耶香 大人AKB1次選考通過「やったー!」”. スポーツニッポン新聞社. スポニチアネックス. (2014年4月3日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/04/03/kiji/K20140403007904050.html 2014年4月3日閲覧。 
  20. ^ “元モー娘。市井紗耶香、大人AKB落選を報告「初心を見つめ直すことが出来た」”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年4月14日). https://www.oricon.co.jp/news/2036327/full/ 2014年4月29日閲覧。 
  21. ^ 温泉・サウナ・銭湯…お風呂屋さんで働くアイドル”. OFR48 (2014年5月4日). 2014年5月10日閲覧。
  22. ^ モー娘。2期、18年ぶり再集結で涙 市井紗耶香「ステージに立てて幸せ」 | ORICON NEWSオリコンニュース2018-08-05 21:00
  23. ^ 「Hello! Project 2018 SUMMER」ハロー!プロジェクトOGのゲスト出演が決定!”. ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト (2018年6月15日). 2018年6月16日閲覧。
  24. ^ 「Hello! Project 2019 WINTER」ハロー!プロジェクトOGのゲスト出演が決定致しました。”. ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト (2018年11月19日). 2018年11月19日閲覧。
  25. ^ 「Hello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERT」FC先行受付のお知らせ”. ハロー!プロジェクトオフィシャルファンクラブWebサイト (2023年7月7日). 2023年7月7日閲覧。
  26. ^ ハロプロ25周年イベントで保田、矢口、市井のモー娘。2期メンが集結”. 音楽ナタリー (2023年5月14日). 2023年7月8日閲覧。
  27. ^ 【SPECIAL INTERVIEW】市井紗耶香 ARE YOU HAPPY? 2018年5月号”. 幸福の科学出版. 2020年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]