嵐電天神川駅

嵐電天神川駅
ホーム(2008年3月)
らんでんてんじんがわ
Randen-Tenjingawa
(右京区総合庁舎前)
A4 山ノ内 (0.9 km)
(0.2 km) 蚕ノ社 A6
地図右上は太秦天神川駅
所在地 京都市右京区太秦下刑部町
北緯35度0分36.78秒 東経135度42分54.17秒 / 北緯35.0102167度 東経135.7150472度 / 35.0102167; 135.7150472座標: 北緯35度0分36.78秒 東経135度42分54.17秒 / 北緯35.0102167度 東経135.7150472度 / 35.0102167; 135.7150472
駅番号 A5[1]
所属事業者 京福電気鉄道
所属路線 嵐山本線
キロ程 3.7 km(四条大宮起点)
駅構造 地上駅停留場
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
5,191人/日
-2019年-
開業年月日 2008年平成20年)3月28日[2][3][4][5]
乗換 太秦天神川駅京都市営地下鉄東西線[1][3][5][6]
テンプレートを表示
嵐電天神川駅(左側)と市営地下鉄東西線太秦天神川駅3番出入口(右奥)

嵐電天神川駅(らんでんてんじんがわえき)は、京都府京都市右京区太秦下刑部町にある、京福電気鉄道嵐山本線停留場である。駅ナンバリングA5[1]。「右京区総合庁舎前」の副駅名を持つ。

歴史[編集]

2008年平成20年)1月16日京都市営地下鉄東西線二条駅 - 太秦天神川駅間が延伸開業し[5]山ノ内駅 - 蚕ノ社駅間に同線太秦天神川駅との乗り換えのための停留場として設置されることになった[2]。当停留場は東西線の延伸から2か月余り遅れて同年3月28日に開業した[2]。当停留場開業までの期間は、隣の蚕ノ社駅が東西線との乗り換えの役割を担っていた[7]

設置費用の6億4,300万円のうちの6億1,600万円は京都市が負担し、2007年11月中に着工した[要出典]。嵐山本線にとって既設路線の中間停留場新設は、1956年昭和31年)開業の鹿王院駅に次いで52年ぶりで2駅目である。また京福電気鉄道としても、1992年(平成4年)に開業した三国芦原線(現在のえちぜん鉄道)の仁愛グランド前駅臨時駅、一般の乗降不可)に次いで15年ぶりである。

東西線の太秦天神川駅延伸時から京阪電気鉄道京津線電車の乗り入れ区間も京都市役所前駅から同駅に延伸したため、嵐電天神川駅の開業で東西線のみならず京津線・石山坂本線沿線から嵐山嵯峨野へのアクセスが向上した[2]

年表[編集]

停留場構造[編集]

相対式ホーム(停留場)2面2線[8]を持つ地上停留場である[3]併用軌道区間であるが[8]安全地帯ではなくプラットホームが設置されているほかに、ホーム全体を覆う上屋も設置されている。プラットホームにはベンチも設置されている。また、地下鉄太秦天神川駅の3番出入口から嵐電天神川駅までの通路にも屋根が設置されている。

計画当初は、三条通東側歩道に隣接するように設置される予定だったが、その後計画変更により三条通北行き南行き車線の中央に設置されることになった[9]。ホームと三条通両側の歩道はホーム東側の信号機を備えた横断歩道で連絡する。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
(西側) 嵐山本線 下り 帷子ノ辻嵐山方面
(東側) 上り 四条大宮方面

停留場周辺[編集]

その他[編集]

嵐山本線では2007年3月19日に駅ナンバリングが導入されたが、その時点では当駅は未開業であったため、前の番号A6は欠番となっていた。

隣の停留場[編集]

京福電気鉄道
嵐山本線
山ノ内駅 (A4) - 嵐電天神川駅 (A5) - 蚕ノ社駅 (A6)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 地理情報開発 (編)『日本路面電車地図鑑』平凡社、2021年6月20日、39頁。ISBN 978-4-582-94606-2 
  2. ^ a b c d e “嵐電天神川駅が開業 琵琶湖方面へ便利に”. 日本経済新聞(日本経済新聞社). (2008年3月29日)[要ページ番号]
  3. ^ a b c d e 川島 2009, p. 86.
  4. ^ a b 寺田 2013, p. 278.
  5. ^ a b c d e 京都市の交通事情改善の一翼担う? 他路線との「結節」推進する嵐電”. マイナビニュース (2020年1月12日). 2022年3月3日閲覧。
  6. ^ a b “【街行く路面電車】京阪大津線 地下鉄、登山区間、路面電車を直通”. 産経ニュース. (2021年9月21日). https://www.sankei.com/article/20210921-TY2NCTKTLJL7FANSDMOJQTD7GU/ 2022年3月3日閲覧。 
  7. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、8-9頁。 
  8. ^ a b 川島 2009, p. 28.
  9. ^ まちづくりニュース第7号

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]