嵐山温泉

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嵐山温泉
温泉情報
所在地

京都府京都市右京区嵐山

嵐山温泉の位置(京都府内)
嵐山温泉
嵐山温泉
京都府地図
座標 北緯35度00分42.1秒 東経135度40分47.8秒 / 北緯35.011694度 東経135.679944度 / 35.011694; 135.679944座標: 北緯35度00分42.1秒 東経135度40分47.8秒 / 北緯35.011694度 東経135.679944度 / 35.011694; 135.679944
交通 JR阪急京福に最寄駅。
名神京都南ICから約10km。
泉質 単純温泉
泉温(摂氏 35.2 °C
湧出量 毎分81L
液性の分類 弱アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
外部リンク 京都市観光協会
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京福・嵐山駅の構内には150円で利用できる足湯がある。

嵐山温泉(あらしやまおんせん)は、京都府京都市右京区嵐山にある温泉である。

泉質[編集]

  • 単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
    • 源泉所在 京都市西京区嵐山上河原町1番2 (京都府嵐山公園管理事務所東側)
    • 掘削深度 1200メートル
    • 湧出量 毎分81リットル、日量116トン
    • 温度 湧出口/35.2℃、地下1200メートル/44.1℃
    • 色彩 微白濁

効能[編集]

  • 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え症、疲労回復、健康増進など

効能はその効果を万人に保証するものではない。

温泉地[編集]

星のや 京都

嵐山地区は京都屈指の観光スポットであり、有名寺院などが数多くあり、周辺の散策には事欠かない。現在は5件の宿が温泉を引いている。

歴史[編集]

平安時代から貴族の別荘地として当地は栄えた。温泉地としての歴史は、大正時代から温泉旅館の嵐峡舘(現在:星のや京都)などをはじめ、2-3件の温泉宿が存在している。

1951年7月11日の集中豪雨時には、山崩れ(土砂災害)により3階建ての旅館が倒壊。4人の死者を出す被害が発生した[1]

有名な温泉地とは言えなかったが、2003年(平成15年)3月4日から9月23日まで204日間の掘削後、2004年平成16年)3月に開湯した[2]

交通アクセス[編集]

鉄道
嵯峨嵐山駅JR西日本)、嵐山駅 (阪急)嵐山駅 (京福電気鉄道)下車すぐ
名神京都南インターチェンジから国道1号国道9号、府道29号で約10km

脚注[編集]

  1. ^ 一瞬・京阪神に豪雨禍『朝日新聞』昭和26年7月12日3面
  2. ^ 嵐山温泉が開湯(2005年1月26日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project

外部リンク[編集]

  • 嵐山温泉|京都観光Navi - 公益社団法人京都市観光協会
  • 小川功「嵯峨・嵐山の観光先駆者-風間八左衛門と小林吉明らによる嵐山温泉・嵯峨遊園両社を中心に-」『跡見学園女子大学マネジメント学部紀要』第10号、跡見学園女子大学、2010年10月、1-18頁、ISSN 13481118NAID 110007864814