山本圭

やまもと けい
山本 圭
山本 圭
『映画情報』1965年5月号(国際情報社)より
生年月日 (1940-07-01) 1940年7月1日
没年月日 (2022-03-31) 2022年3月31日(81歳没)
出生地 日本の旗 日本大阪府大阪市
身長 167cm
職業 俳優声優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1962年 - 2022年
配偶者 小川誠子
(1977年 - 2019年)(死別)
著名な家族 山本勝巳(父)
山本薩夫(叔父)
山本學(兄)
山本亘(弟)
事務所 有限会社活動屋
主な作品
テレビドラマ
若者たち
ひとつ屋根の下』シリーズ
白線流し
リング〜最終章〜
SP
天地人
花嫁のれん』シリーズ
映画
君が青春のとき
陽のあたる坂道
新幹線大爆破
 
受賞
毎日映画コンクール
男優助演賞
1967年若者たち
君が青春のとき
陽のあたる坂道
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山本 圭(やまもと けい、1940年昭和15年〉7月1日[1] - 2022年令和4年〉3月31日[2])は、日本俳優声優。身長167cm、血液型はO型[1]。有限会社活動屋所属[3]。趣味は渓流釣り[1]

妻は囲碁棋士の小川誠子[4][5]。長女もいる[6]。父は山本勝巳、父方の叔父は山本薩夫[7]。兄は山本學、弟は山本亘[7]

来歴・人物[編集]

大阪府[1]大阪市生まれ[8]成蹊大学政治経済学部を中退[7][8]。大学中退後、1960年俳優座養成所第12期生となり、1963年に正式に入団(1980年に退団)。

1962年、叔父・薩夫監督の『乳房を抱く娘たち』でスクリーンデビュー。

1966年、テレビドラマ『若者たち』で三男・佐藤三郎役を演じて人気を獲得(1968年からの映画化三部作にも同役で出演)。世間に名を広めるとともに、毎日映画コンクール助演男優賞を受賞。

内面に強さを秘めた人物像を演じている。

舞台俳優としてもシェイクスピア作品に多く出演(『ハムレット』のほか、1978年に男優のみの配役で行われた俳優座の公演『お気に召すまま』ではシーリア役を演じ、「女性の役をやるなんて思いもかけなかった」(1977年11月26日付朝日新聞)と話していたが、1993年無名塾公演『リチャード三世』でも女性役のマーガレットを演じている)。かつて富次郎役で出演した映画『いのちぼうにふろう』の舞台公演『いのちぼうにふろう物語』には、名も無い男役で出演した。

テレビドラマでは主役級の脇役として活躍し、兄弟一家の後見人を演じた『ひとつ屋根の下』、ヒロインの父親を演じた『白線流し』などに出演した。

2022年3月31日午前9時20分、肺炎のため死去。81歳没。訃報は1か月後の4月25日に所属事務所から公表された[2]

受賞歴[編集]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

十津川警部37 特急あずさ殺人事件 内田聡介役

映画[編集]

舞台[編集]

テレビアニメ[編集]

劇場アニメ[編集]

吹き替え[編集]

朗読[編集]

  • 恋人たちの季節(1970年、LP)
  • 新潮カセット&CD 一握の砂(2001年/CD)
  • 朗読CDシリーズ「心の本棚」川柳の楽しみ(2004年/CD)

ナレーション[編集]

CM[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 山本圭”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年1月9日閲覧。
  2. ^ a b “俳優の山本圭さんが肺炎のため死去 81歳 ドラマ「若者たち」などで活躍”. スポーツニッポン. (2022年4月25日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/04/25/kiji/20220425s00041000453000c.html 2022年4月25日閲覧。 
  3. ^ 山本圭”. 有限会社活動屋. 2017年1月9日閲覧。
  4. ^ 囲碁の小川誠子六段が死去 夫は俳優の山本圭 - 社会:日刊スポーツ”. 日刊スポーツ (2019年11月15日). 2019年11月16日閲覧。
  5. ^ 花嫁のれん インタビュー 05 山本圭さん(神楽辰夫役)”. 東海テレビ放送株式会社. 2017年1月9日閲覧。 “山本さんの奥様、小川誠子さんもプロの囲碁棋士として活躍されていらっしゃいますが、”
  6. ^ 俳優の山本圭さんが死去「若者たち」”. 産経ニュース (2022年4月25日). 2022年4月25日閲覧。
  7. ^ a b c 山本圭 - 略歴・フィルモグラフィー”. KINENOTE(キネノート). 2017年1月9日閲覧。 “大阪府大阪市の生まれ。父は建築家の山本勝巳で、三男一女の次男。3歳上の兄が俳優の山本學、3歳下の弟・山本亘も俳優で、父の弟が映画監督の山本薩夫。成蹊大学進学後の1959年に、俳優座養成所に12期生として入所。その後、大学を中退し”
  8. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.563

外部リンク[編集]