山川京子

山川 京子(やまかわ きょうこ、1921年8月25日 - 2014年3月20日)は、歌人

東京府出身。旧姓:田中。松本清張の父・峯太郎の弟・田中嘉三郎の娘で、つまり清張の従妹にあたる[1]國學院大學文学部国文科卒。中河幹子折口信夫に師事した。同じく折口門下の詩人山川弘至と結婚するが、45年夫が戦死。「をだまき」をへて1954年「桃」を創刊。伝統性を尊重しロマン主義をめざす[2]

大本の信者で、教団の教育機関・梅松塾の第三代塾長を務めた[3]

著書[編集]

  • 『新月 歌集』白藤書社 1947
  • 『白鳥 歌集』をだまき社 をだまき叢書 1951
  • 『愛恋譜』私家版、1960
  • 『山川京子歌集』桃の会 1994
  • 『桃 歌集』短歌新聞社 2000
  • 『風の音 山川京子歌集』短歌新聞社 新現代歌人叢書 2005

脚注[編集]

  1. ^ 宮田毬栄『忘れられた詩人の伝記』434P
  2. ^ 日本人名大辞典
  3. ^ 人類愛善新聞 第3話 松本清張生誕百年によせ - ウェイバックマシン(2017年7月28日アーカイブ分)