山口市民球場

山口市民球場
地図
施設データ
所在地 山口県山口市中園町7(現:中央公園内)
座標 北緯34度10分08.0秒 東経131度27分56.0秒 / 北緯34.168889度 東経131.465556度 / 34.168889; 131.465556座標: 北緯34度10分08.0秒 東経131度27分56.0秒 / 北緯34.168889度 東経131.465556度 / 34.168889; 131.465556
開場 1951年(昭和26年)
修繕 1972年(昭和48年)2月
取り壊し 1992年(平成4年)
所有者 山口市
管理・運用者 山口市教育委員会体育課
建設者 奥アンツーカ
収容人員
10000人(改修後)
グラウンドデータ
球場規模 面積:21000m2
グラウンド:13000m2
観客席・建物:3000m2
外郭: 5000m2
フェンス 2.2m(改修後)
1.2m(改修前)

山口市民球場(やまぐちしみんきゅうじょう)は、山口県山口市中園町の中央公園内にあった野球場。

概要[編集]

山口市民球場は1951年(昭和26年)2月に完成。当時は施設面に不備が多かったため大きな大会が開催出来ない状況だった。

1972年(昭和48年)11月に改修工事が実施された[1]。施設は山口市が所有し、山口市教育員会体育課が管理していた[2]

中園町地区の再開発に伴い、1992年(平成4年)に解体された[3]

施設概要[編集]

  • グラウンド形式:扇型
  • 建築面積:グラウンド 130002、観客席・建物 30002、外郭 50002
  • グラウンド広さ:左95m、左中105m、中120m、右中105m、右96m、後20m
  • 収容人数:内野席7000人、外野席3000人(改修後)
  • 外野フェンスの高さ:1.2m(改修前)、2.2m(改修後)
  • 芝生:内野 なし、外野 ヴァイアターフ

開催された主な競技会[編集]

プロ野球[編集]

  • 1955年(昭和30年)7月20日 - 広島8 - 6国鉄(14回戦)公式戦初開催
  • 1955年(昭和30年)10月13日 - 阪神2 - 2広島 延長14回引き分け
  • 1956年(昭和31年)3月27日 - 阪神3 - 4広島
    • この試合で阪神の小山正明が「先頭打者から7者連続三振」の記録(2020年時点でプロ野球唯一)を達成している[4]
  • 1958年(昭和33年)9月10日 - 大洋0 - 7広島(21回戦)公式戦最終開催
  • 1974年(昭和49年)3月28日 - 阪神1 - 0近鉄 オープン戦
  • 1975年(昭和50年)3月28日 - 阪神0 - 2太平洋 オープン戦

高校野球[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「プロ野球も呼べる施設に」、防長新聞、1972年(昭和47年)6月28日、p6
  2. ^ 沢柳 政義「野球場大辞典」1990年10日10日、p679
  3. ^ 山口県中学校体育連盟「山口県中学校体育連盟創設50周年記念誌」1998年4月21日p238
  4. ^ 【球跡巡り・第36回】7者連続三振を奪って叱られた320勝右腕 山口市民球場”. NPBニュース. 日本野球機構 (2020年11月30日). 2023年1月4日閲覧。
  5. ^ 山口県高等学校野球連盟「山口県高校野球史」1994年3月31日p157
  6. ^ 山口県高等学校野球連盟「山口県高校野球史」1994年3月31日p166-167

関連項目[編集]