尾ケ崎

尾ケ崎・尾ケ崎新田
黒谷落(2015年12月)
黒谷落(2015年12月)
尾ケ崎・尾ケ崎新田の位置(埼玉県内)
尾ケ崎・尾ケ崎新田
尾ケ崎・尾ケ崎新田
尾ケ崎の位置
北緯35度54分37.72秒 東経139度43分55.98秒 / 北緯35.9104778度 東経139.7322167度 / 35.9104778; 139.7322167
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
岩槻区
人口
2017年(平成29年)10月1日現在)[1]
 • 合計 838人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
339-0027(尾ケ崎)[2]
339-0026(尾ケ崎新田)[3]
市外局番 048[4]
ナンバープレート 大宮

尾ケ崎(おがさき)は、埼玉県さいたま市岩槻区大字。関連大字である尾ケ崎新田(おがさきしんでん)についても扱う。郵便番号は尾ケ崎が339-0027[2]、尾ケ崎新田が339-0026[3]

地理[編集]

さいたま市岩槻区の南部に位置する。尾ケ崎は、鉄道駅からはやや遠く、開発が行われなかったことから[要出典]農地が目立つ。地区は南北に長く、中央部を流れる黒谷落を境に北部は大宮台地(岩槻支台の最南端[5])、南部の水田地帯は沖積平野からなる[6]。黒谷落より北部の台地上に集落があり人口が集中している。尾ケ崎新田は尾ケ崎より西に位置し、綾瀬川沿いの沖積平野に南北に細長い地域を形成していたが[6]みそのウイングシティの区画整理事業が完了したことに伴い、2017年2月に尾ケ崎新田の大部分が美園東に地名変更された。

小字[編集]

[1]

歴史[編集]

もとは江戸期より存在した埼玉郡岩槻領に属する尾ケ崎村、および尾ケ崎新田であった[5]。地名の由来は台地が鼻のように突出した場所の景勝地であることから[5]

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
尾ケ崎 285世帯 791人
尾ケ崎新田 14世帯 47人
299世帯 838人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[11]

大字 番地 小学校 中学校
尾ケ崎 全域 さいたま市立新和小学校 さいたま市立城南中学校
尾ケ崎新田 全域

交通[編集]

地内に鉄道は敷設されていない。浦和美園駅が最寄り駅となる。

道路[編集]

寺社[編集]

  • 真言宗智山派勝軍寺
  • 曹洞宗光秀寺
  • 尾ケ崎観世音
  • 八幡社
  • 八幡神社
  • 四十所神社

施設[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年10月5日). 2017年10月5日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月5日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月5日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  5. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』195頁。
  6. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』947頁。
  7. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 127頁。
  8. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1429頁。
  9. ^ 岩槻区 岩槻南部新和西地区の町名地番変更について”. さいたま市 (2017年12月24日). 2019年1月19日閲覧。
  10. ^ 美園東1丁目〜3丁目(岩槻南部新和西特定地区)”. さいたま市 (2018年9月10日). 2019年1月19日閲覧。
  11. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献[編集]

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 

関連文献[編集]

  • 「尾ヶ崎村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ203埼玉郡ノ5、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764008/6 
  • 「尾ヶ崎新田」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ203埼玉郡ノ5、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764008/7 

関連項目[編集]