尺間神社

尺間神社
所在地 大分県佐伯市弥生尺間945
位置 北緯33度00分42.4秒 東経131度50分26.2秒 / 北緯33.011778度 東経131.840611度 / 33.011778; 131.840611
主祭神 迦具突智神
経津主神
武甕槌神
社格 旧村社
創建 天正元年(1573年)
別名 尺間さま・釈魔大権現
例祭 7月24日
主な神事 御神幸祭(33年毎)
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尺間神社(しゃくまじんじゃ)は、大分県佐伯市弥生の尺間山山頂にある神社尺間さま釈魔大権現などとも呼ばれる。

概要[編集]

標高645mの尺間山山頂にあり、東九州の霊場として名高い。「尺間」は「釈魔(魔を釈(と)く)」であり、魔をはらうという意味である。

山頂にあるため神社への参拝道は険しく、100段または400段の石段を登る2つの経路がある(詳細は尺間山参照)。山頂近くの天見ヶ平の展望台は、東の豊後水道佐伯湾の眺望に恵まれているため、御来光(初日の出)で有名で、正月には多くの初詣客でにぎわう。

祭神[編集]

迦具突智神(かぐづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)、武甕槌神(たけみかづちのかみ)を祀る。3神は、火の神、知恵と力の神、五穀豊穣の神で、厄除、学業成就、心願成就、家内安全、商売繁盛、大漁満足、縁結びに御利益があるとされる。

沿革[編集]

奈良の大峰山で修行を修め、郷里の佐伯で御堂(現在の元宮尺間大社)を開基した修行僧高司盛雲が、天正元年(1573年)7月21日に尺間山山頂で奇瑞を得て祠を建立したことを起源とする。江戸時代には、歴代佐伯藩主の信仰を受けて栄えた。

交通[編集]

  • 鉄道・バス(尺間登山口まで):JR九州日豊本線佐伯駅から、大分バスで約30分、尺間登山口停留所下車。
  • 自動車(尺間スカイライン第1駐車場まで):佐伯市街地より国道10号、尺間スカイライン経由で約30分。
    神社までは、第1駐車場から100段の石段を通り徒歩約45分、第2駐車場(第1駐車場の先2km)からは400段の石段を通り徒歩約25分。
    大晦日の夕方から元日にかけては、混雑防止のため尺間スカイラインへの車の乗り入れはできない。

外部リンク[編集]

  • 霊峰尺間神社(神社公式)2013年5月閉鎖