小野員裕

小野 員裕(おの かずひろ、1959年 - )は、文筆家、大衆料理研究家、出張料理人

日本のカレー評論の第一人者で、横濱カレーミュージアムの初代名誉館長を務めた(2001年2007年[1]カレーラーメンなど大衆料理を中心として、辛口の論評で知られている。

略歴[編集]

北海道に生まれ、東京都練馬区で育つ[1]国士舘大学文学部卒業[1]

1984年、MG出版の編集者[2]、1989年、芸文社の編集者[3]として勤める傍ら、1994年『週末はカレー日和』を刊行[3]。2001年、横濱カレーミュージアム初代名誉館長に就任[4]。全国のテレビやラジオへの出演オファーが増え、2002年、週刊朝日で『魂のラーメン』というラーメン連載を持ったのをきっかけに、芸文社を退職する[4]

2000年頃、フリーとなり、カレー五人衆を結成する(メンバーは「トプカ」の関根オーナー、「エチオピア」の鈴木オーナー、テレビ番組『TVチャンピオン』でカレー王の座を獲得したTheかれー王の金子戴、「東京カリ〜番長」の水野仁輔[1])。この「カレー五人衆」という名を冠したレトルトカレーを開発し、エスビー食品が製造販売している。

2000年以降は、レトルトカレー「小野員裕の鳥肌の立つカレー」(MCC食品)や「横濱カレーミュージアム 究極のカレー チキン」(明王物産)を監修するほか、雑誌への寄稿を行っている[5]

パニック障害の経験がある[6]。箸が正しく持てない。

著書[編集]

番組出演[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]