小池昌代

小池 昌代(こいけ まさよ、1959年7月17日 - )は、日本詩人小説家

雑誌編集をしつつ詩作し、詩集『永遠に来ないバス』(1997年)で現代詩花椿賞受賞。川端康成文学賞受賞の『タタド』(2007年)で、作家としても注目される。ほかに短編集『ことば汁』(2008年)、『たまもの』(2014年)など。

経歴[編集]

作品リスト[編集]

詩集[編集]

  • 『水の町から歩き出して』(1988年 思潮社
  • 『青果祭』(1991年3月 思潮社)
  • 『永遠に来ないバス』(1997年5月 思潮社)
  • 『もっとも官能的な部屋』(1999年6月 書肆山田
  • 『夜明け前十分』(2001年6月 思潮社)
  • 『雨男、山男、豆をひく男』(2001年12月 新潮社
  • 『小池昌代詩集』(2003年12月 現代詩文庫
  • 『地上を渡る声』(2006年4月 書肆山田)
  • 『ババ、バサラ、サラバ』(2008年1月 本阿弥書店
  • 『コルカタ』(2010年4月 思潮社)
  • 『野笑 Noemi』(2017年、澪標)
  • 『赤牛と質量』(2018年、思潮社)

小説[編集]

  • 『感光生活』(2004年6月 筑摩書房 / 2007年11月 ちくま文庫) 
  • 『ルーガ』(2005年11月 講談社
  • 『裁縫師』(2007年6月 角川書店
  • 『タタド』(2007年7月 新潮社 / 2010年1月 新潮文庫
    • タタド(『新潮』2006年9月号)
  • 『ことば汁』(2008年9月 中央公論新社 / 2012年1月 中公文庫
  • 『転生回遊女』(2009年11月 小学館 / 2012年10月 小学館文庫
  • 『怪訝山』(2010年4月 講談社
    • 木を取る人(『群像』2004年4月号)
    • あふあふあふ(『群像』2006年5月号)
    • 怪訝山(『群像』2008年2月号)
  • 『わたしたちはまだ、その場所を知らない』(2010年6月 河出書房新社)
  • 『弦と響』(2011年2月 光文社 / 2012年10月 光文社文庫
  • 『黒蜜』(2011年9月 筑摩書房)
  • 『自虐蒲団』(2011年12月 本阿弥書店
  • 『厩橋』(2012年3月 角川書店)
  • 『たまもの』(2014年6月 講談社)
  • 『悪事』(2014年9月 扶桑社
  • 『幼年 水の町』(2017年12月 白水社
  • 『影を歩く』2018年、方丈社
  • 『かきがら』2020年、幻戯書房
  • 絵本『あの子』2021年、かまくら春秋社
  • 『くたかけ』2023年、鳥影社

エッセイ[編集]

共著・編[編集]

翻訳[編集]

  • フィリス・ゲイシャイトー 『ゆきがふりはじめたら』(2001年10月 講談社)
  • マーガレット・ワイズ・ブラウン『おおきなきかんしゃちいさなきかんしゃ』(2003年4月 講談社)
  • シャーロッテ・デーマートンス『どうしたの』(2003年12月 あかね書房)
  • ティボル・ゲルゲイ『それいけしょうぼうしゃ』(2004年5月 講談社)
  • ルイ・エモン『森の娘マリア・シャプドレーヌ』(2005年5月 岩波書店)
  • イーロー・オーリンズ『どうぶつたちのオーケストラ』(2005年8月 講談社)
  • ケビン・ヘンクス『まんまるおつきさまをおいかけて』(2005年10月 福音館書店
  • シド・フライシュマン『かかし』(2007年4月 ゴブリン書房

出演[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ それでも、信じる 負け続ける元裁判官”. NHK (2021年9月12日). 2021年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月25日閲覧。

外部リンク[編集]