宮田英明
宮田 英明(みやた ひであき、1972年6月12日 - )は、日本の陸上競技選手(短距離走)。元100m日本記録保持者。群馬県出身。東京農業大学第二高等学校、日本大学卒業。世界陸上選手権シュトゥットガルト大会男子陸上競技日本代表。
自己記録[編集]
- 100m 10秒27
略歴[編集]
トピックス[編集]
宮田は日本記録を樹立した当時まだ高校生であった。競泳やフィギュアスケートのように若さがアドバンテージになる種目ならいざ知らず、ある程度の肉体的成熟が必要な陸上短距離において高校生が日本新記録を樹立したということは驚異的なことであった。当時の各誌で表紙・特集を総ナメし「スーパー高校生」といわれた。また、東京農大二高は、太田裕久・不破弘樹・宮田英明が高校生ながら100mで相次いで日本記録をマークした。指導者は鳥羽完治。しかし、その後進学した日本大学時代は記録も低迷し、国際舞台は1993年の世界陸上シュトゥットガルト大会(4×100mR要員)と同年のユニバーシアード大会(4×100mR要員)で日本代表に選ばれたのが最後で、個人タイトルは1994年大学4年時のインカレ200mで優勝しただけであったため、宮田のピークは高3の頃だったと言えよう。
関連項目[編集]
- 不破弘樹(1987年に100m日本新記録樹立・高校の先輩)
- 朝原宣治(1993年、1996年、1998年に100m日本新記録樹立・同級生だが先に全国区になったのは宮田の方が先)
- 伊東浩司(1998年に100mアジア新記録樹立)
外部リンク[編集]
- 宮田英明 - ワールドアスレティックスのプロフィール(英語)
先代 青戸慎司 | 男子100m日本記録保持者 1990/10/22-1991/5/18 | 次代 井上悟 |