宮吉拓実

宮吉 拓実
名前
愛称 ミヤ
カタカナ ミヤヨシ タクミ
ラテン文字 MIYAYOSHI Takumi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-08-07) 1992年8月7日(31歳)
出身地 滋賀県[1] (福井県生まれ)
身長 170cm[1]
体重 63kg[1]
選手情報
在籍チーム 日本の旗 京都サンガF.C.
ポジション FW
背番号 13
利き足 右足
ユース
2005-2008 京都サンガF.C. U-15
2008 京都サンガF.C. U-18
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2008-2015 京都サンガF.C. 139 (28)
2014 カターレ富山 (Loan) 16 (3)
2016-2017 サンフレッチェ広島 21 (4)
2018 北海道コンサドーレ札幌 11 (1)
2019- 京都サンガF.C. 93 (17)
代表歴2
2007-2009  日本 U-17 7 (6)
2010  日本 U-19
2012  日本 U-23
1. 国内リーグ戦に限る。2022年12月28日現在。
2. 2016年1月6日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

宮吉 拓実(みやよし たくみ、1992年8月7日 - )は、滋賀県出身のプロサッカー選手Jリーグ京都サンガF.C.所属。ポジションはフォワード[2]

来歴[編集]

プロ入り前[編集]

東京都杉並区立松庵小学校1年からサッカーを始め、4年の時に滋賀県大津市に引っ越す[3]大津市立真野中学校に進学、中学1年時から京都サンガU-15でFWとして活躍。2005年にはU-13日本選抜、2006年にはU-14日本選抜にも選ばれている。2007年日本クラブユースサッカー選手権 (U-15)大会では9得点の活躍でチームを優勝に導いている[4]。また、自身も得点王に輝くとともにMVPに選ばれている[4]

2008年3月、トップチームに登録[4]ウィザスナビ高等学校に通いながらトップチームの練習に参加し、「京都の至宝」と呼ばれた[2]

2008年5月31日ナビスコカップ名古屋戦で初めてサブメンバーに入った[5]森本貴幸が記録した15歳10ヶ月20日のナビスコカップ最年少出場記録の更新もかかっていたが、出場機会はなかった。

2008年9月21日G大阪戦で72分フェルナンジーニョに代わって出場し、Jリーグ史上2番目に若いデビューとなった[5]

AFC U-16選手権2008においてU-17日本代表に選出され、グループリーグ第2戦のUAE代表戦(6-1で日本代表が勝利)ではハットトリックを飾るなど5試合で4得点を上げた。

京都サンガ[編集]

2008年10月24日、チーム史上最年少でプロC契約を交わした[6]2009年10月10日天皇杯2回戦ヴェルフェたかはら那須戦で後半途中出場すると後半31分に左サイドの安藤淳からのクロスを胸でコントロールすると角度のない位置から右足を振り抜いて公式戦初得点を決めた。なお、17歳と64日での得点は京都のクラブ最年少ゴールである。

2010年4月3日C大阪戦で後半14分から途中出場すると後半25分にディエゴからのクロスを胸でトラップし、左足ボレーでゴール。Jリーグ初得点を記録した。17歳7カ月27日での得点はJ1年少得点記録の歴代4位である。

2014年8月、カターレ富山へ期限付き移籍により加入[7][8]。2014年末で富山への期限付き移籍期間が満了となり2015年より京都に復帰した[1][9]

サンフレッチェ広島[編集]

2016年にサンフレッチェ広島へ完全移籍。3月16日、AFCチャンピオンズリーグ2016第3節のブリーラム・ユナイテッドFC戦で移籍後初出場。5月29日、第14節のアビスパ福岡ではJ1リーグで6年ぶりとなる2得点をあげて勝利に貢献した。

北海道コンサドーレ札幌[編集]

2018年に北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍により加入した[10]

京都サンガ復帰[編集]

2019年に京都サンガへ復帰した。3月2日、第2節の鹿児島ユナイテッドFC戦で復帰後初得点を決めた。[11]

人物[編集]

  • 2016年7月4日、一般女性と入籍したことを発表した。

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2008 京都 31 J1 2 0 0 0 1 0 3 0
2009 2 0 0 0 1 1 3 1
2010 14 3 5 1 0 0 19 4
2011 13 J2 27 7 - 6 5 33 12
2012 39 11 - 2 0 41 11
2013 18 3 - 0 0 18 3
2014 4 0 - 0 0 4 0
富山 38 16 3 - - 16 3
2015 京都 13 33 4 - 2 2 35 6
2016 広島 31 J1 13 4 0 0 1 0 14 4
2017 8 0 3 1 1 1 12 2
2018 札幌 11 1 6 1 2 0 19 2
2019 京都 13 J2 26 4 - 1 0 27 4
2020 22 1 - - 22 1
2021 30 10 - 0 0 30 10
2022 J1 15 2 2 0 5 0 22 2
2023
通算 日本 J1 65 10 16 3 11 2 92 15
日本 J2 215 43 - 11 7 226 50
総通算 280 53 16 3 22 9 318 65

その他公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2016 広島 31 5 1
通算 AFC 5 1

代表歴[編集]

個人タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 宮吉 拓実選手 カターレ富山への期限付き移籍期間満了ならびに復帰のお知らせ”. 京都サンガF.C. (2014年12月12日). 2014年12月12日閲覧。
  2. ^ a b 安藤隆人『プラチナ世代のW杯』p.34
  3. ^ 安藤隆人『プラチナ世代のW杯』p.35
  4. ^ a b c 安藤隆人『プラチナ世代のW杯』p.36
  5. ^ a b 安藤隆人『プラチナ世代のW杯』p.37
  6. ^ 安藤隆人『プラチナ世代のW杯』p.38
  7. ^ 宮吉拓実選手 カターレ富山へ期限付き移籍のお知らせ”. 京都サンガF.C. (2014年8月6日). 2014年8月8日閲覧。
  8. ^ 宮吉拓実選手 京都サンガF.C.より期限付き移籍加入のお知らせ”. カターレ富山 (2014年8月6日). 2014年8月8日閲覧。
  9. ^ 宮吉拓実選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ”. カターレ富山 (2014年12月12日). 2014年12月12日閲覧。
  10. ^ サンフレッチェ広島 宮吉 拓実選手 完全移籍加入のお知らせ”. 北海道コンサドーレ札幌 (2018年1月7日). 2018年1月7日閲覧。
  11. ^ 宮吉が復帰弾!新生・京都が10人で逃げ切り初勝利、鹿児島は開幕2連勝ならずゲキサカ(2019年3月2日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]