孝女伊麻

孝女伊麻(こうじょ いま、寛永元年〈1624年〉 - 元禄17年〈1704年〉2月27日)は江戸時代に盛んに表彰された孝子のひとり[1]伴蒿蹊の『近世畸人伝』(1790)に紹介されて、全国的に有名になった。大和国葛下郡布施の今市村(現在の奈良県葛城市南今市)に生まれ、弟とともに父親に孝養を尽くしたことで知られる。松尾芭蕉は吉野の帰り、貞享5年(1688年)4月12日に伊麻を訪問し、その苦労話に思わず落涙し、裳裾をぬらしたという。

脚注[編集]

  1. ^ 海北友竹画・北向雲竹賛 孝女伊麻肖像画についてー孝女伊麻年譜稿ー (非売品). 松田清. (2018年2月27日)