ハースト婦人画報社

ハースト婦人画報社
正式名称 株式会社ハースト婦人画報社
英文名称 Hearst Fujingaho Co., Ltd.
現況 事業継続中
種類 株式会社
市場情報 非上場
出版者記号 573
取次コード 0108
法人番号 2010401038925 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役社長 ニコラ・フロケ
本社郵便番号 107-0062
本社所在地 東京都港区南青山3-8-38 南青山東急ビル5階
資本金 3億円
決算期 12月31日
ネット販売 自社サイト、オンライン書店
定期刊行物 本文参照
出版以外の事業 メディア運営、Eコマース、コンテンツマーケティング、オウンドメディア支援
得意ジャンル ファッション
外部リンク https://www.hearst.co.jp/
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株式会社ハースト婦人画報社
Hearst Fujingaho Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
107-0062
東京都港区南青山三丁目8番38号南青山東急ビル
業種 情報・通信業
法人番号 2010401038925 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役 ニコラ・フロケ
資本金 3億円
純利益 14億6051万6000円
(2023年12月期)[1]
純資産 28億2333万2000円
(2023年12月期)[1]
総資産 66億5175万6000円
(2023年12月期)[1]
決算期 12月31日
外部リンク https://www.hearst.co.jp/
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ハースト婦人画報社(ハーストふじんがほうしゃ、: Hearst Fujingaho Co., Ltd.)は、米国のメディア・コングロマリットであるハースト・コーポレーションの日本子会社にあたる日本の出版社。『婦人画報』を初めとする女性誌、ファッション雑誌の刊行で知られる。

1905年創業の婦人画報社をルーツとし、1999年以降アシェット婦人画報社としてアシェット・フィリパッキ・メディアの親会社ラガルデールSCAの傘下にあったが、ラガルデールがフランス国外雑誌事業をハースト・コーポレーションに売却したことにより、2011年7月1日商号が変更された。なお、ハースト・コーポレーションにとっては初の直轄日本法人である。

沿革[編集]

創業初期
1905年 - 近事画報社として月刊誌『婦人画報』を創刊。国木田独歩が編集長を務めた。この頃は「画報(グラビア)」と「読物」の二部構成であった。
1906年 - 独歩社に改称。国木田独歩の死後、東京社が継承し、のち婦人画報社となった[2]
1950–60年代
1955年 - 『婦人画報増刊 男の服飾』(のちの『MEN'S CLUB』)創刊。男性ファッション誌として「アイビールック」などを紹介した。
1965年 - アイビーの教則本と言われた『TAKE IVY』出版。なお人気が高く、1980年に復刻版が出版された。その他『男の服飾事典』シリーズなど、男性ファッションの教科書的な書籍も多く出版。
1980–90年代
1980年 - 富裕層の子女向けにゴージャスなライフスタイルを紹介する『25ans』創刊。
1989年 - タイム・アシェット・ジャパン(後のアシェット・フィリパッキ・ジャパン)が設立され、『エル・ジャポン』創刊。
1999年 - アシェット・フィリパッキ・ジャパンと婦人画報社が合併し、アシェット婦人画報社となる。
2000年代以降
かつて一時代を築いた雑誌が休/廃刊となった。2002-07年にかけて『MCシスター』『ヴァンテーヌ』『トランタン』、2009年に『Marie claire』が休/廃刊とされている。2004年に『ELLE girl』創刊。隔月発売されている。
2011年7月1日、株主変更に伴い商号をハースト婦人画報社に変更[3]。その後、親会社のハースト・コーポレーションが世界各国で発売している『HARPER'S BAZAAR』の日本版を2013年に再刊。
2015年春、講談社と業務提携し、同年4月以降発売の雑誌はハースト婦人画報社発行・講談社発売となる。
2016年7月1日、デジタルメディア事業に特化した100%子会社、株式会社ハースト・デジタル・ジャパンを設立。

媒体[編集]

雑誌[編集]

計15誌を定期刊行している。女性向けファッション誌のほか、ウェディング・インテリア関連ムックに強いのが特徴。ムック本の表紙にはいずれも「FG MOOK」との表記がなされる。

現在発売中
  • 婦人画報 - 日本最古の女性誌
    • 婦人画報の美しいキモノ
  • 25ans(ヴァンサンカン)
    • 25ansウエディング
    • きもの25ans
    • Richesse(リシェス)
  • モダンリビング
  • MEN'S CLUB
  • ELLE
    • ELLE mariage
    • ELLE DECOR
    • ELLE gourmet
  • HARPER'S BAZAAR - 世界最古の女性ファッション誌
  • Esquire The Big Black Book
  • CR Fashion Book
休/廃刊
  • MC sister - 2002年2月号まで。
  • ヴァンテーヌ(Vingtaine) - 2007年12月号まで。
  • トランタン(30ANS、旧:Lavie de 30ans) - 2006年3月号まで。
  • MEN'S CLUB DORSO - 上記『MEN'S CLUB』の増刊号。のちに『Gentry』へとリニューアルしたが、こちらも2006年3月号(同年1月24日発売)をもって発売を終了した。
  • マリ・クレール(Marie claire) - 2009年9月号(同年7月28日発売)まで。
  • 芸大美大をめざす人へ - No.156(2015年5月7日発売)まで。
  • ELLE girl - 2017年1月号(2016年11月22日発売)まで。

ウェブ[編集]

※アシェット婦人画報社時代には「hfm.co.jp」「hfm.jp」を使用していたが、現在では広島エフエム放送(略称:HFM)が使用している。

EC サイト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 株式会社ハースト婦人画報社 第35期決算公告
  2. ^ 岡満男; 田村紀雄. "婦人画報". 日本大百科全書. 小学館. 2008年1月13日閲覧。
  3. ^ ハースト社によるアシェット婦人画報社 買収について”. アシェット婦人画報社. 2011年7月12日閲覧。および社名変更のご案内”. ハースト婦人画報社. 2011年7月12日閲覧。

外部リンク[編集]