大阪府都市開発3000系電車

大阪府都市開発3000系電車
泉北3000系 3509F セミステンレス車
(2018年5月 沢ノ町駅
基本情報
運用者 泉北高速鉄道[注 1]
製造所 東急車輛製造
製造年 1975年 - 1990年
製造数 60両
主要諸元
軌間 1,067 mm
電気方式 直流1500V架空電車線方式
最高運転速度 100 km/h
110 km/h(南海3000系)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
自重 27.0 t(Tc車)
38.0 t(M1車)
37.5 t(M2車)
39.2 t(Mc1車)
38.7 t(Mc2車)
全長 20,825 mm
全幅 2,740 mm
全高 4,160 mm
車体 ステンレス
主電動機 直流直巻電動機
MB-3072-B 375V
主電動機出力 145 kW
駆動方式 歯車式平行可とう駆動式
歯車比 5.31 (85:16)
編成出力 1,160 kW(2両・4両編成)
2,320 kW(6両編成・現在廃車)
制御方式 電動カム軸抵抗制御
制動装置 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
保安装置 ATS-N/ATS-PN
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大阪府都市開発3000系電車(おおさかふとしかいはつ3000けいでんしゃ)は、1975年昭和50年)から大阪府都市開発(現・泉北高速鉄道)が導入した通勤形電車である[1]

本項では南海電気鉄道(南海)に譲渡された南海3000系電車についても記述する。また、難波方先頭車の車両番号+F(Formation=編成の略)を編成名として表記する。

概要

1973年の1500V昇圧を経て、1975年の8両運転開始ならびに1977年光明池延伸に伴い、さらなる車両の確保が必要となったことから、1975年より100系のモデルチェンジ車として東急車輛製造(現・総合車両製作所)で製造された。その後も輸送力増強のため増備が重ねられ、1990年までに60両が導入された。

基本設計は、泉北高速線相互乗り入れを行い同時期に増備されていた南海6200系をベースにしている。

車両概説

車体

オールステンレス車(3519F)

前述の通り南海6200系をベースとしているが、製造コスト削減のため、車体は同一形状ながら外板のみステンレス、内部構体は普通鋼製のいわゆるセミステンレス構造となった。1986年以降に増備された4両編成3本(6次車以降)は南海6200系と同様のオールステンレス仕様となった[2][3][注 2]

本系列の1次車は竣工当初非冷房車であり、屋根上には100系や南海6000系に準じた通風器が搭載されていた。1977年製造の2次車以降は冷房装置を搭載して落成している[2]

新製当初より行先表示器を搭載している。書体は南海の更新前フォーマットに準じており、前面幕には英字が追加されている。側面幕は車体外観の右寄りに設置されており、車体中央に搭載する南海の車両とは配置が異なっている[注 3]和泉中央駅開業時に旧タイプの幕(赤地の準急区急表示などが収録)が更新されている。

内装

内装(6次車以降)

基本的な構成は南海6200系と同一で、座席モケットワインレッド優先座席はグレー[注 4])、床面は緑色、荷棚と座席仕切りはパイプ式となっている。5次車までは側引戸の内張りがステンレス無塗装であったが、6次車以降では化粧板仕上げに変更された[3]

機器類

FS-079形台車

床下機器についても南海6200系の設計に準拠しており、機器の集約化による保守の軽減を図っている。台車については100系と同一品のS型ミンデン台車電動車FS-379形・制御車FS-079形)を採用している。本系列は南海高野線三日市町駅以南の連続急勾配区間への乗り入れを想定していないため、南海6200系と異なり偶数番号の電動車に抵抗器を装備していない。

改造工事

本項では、南海転籍以外の改造工事について述べる。

冷房化改造

1976年6月、1次車12両に対し冷房化改造が行われ、大阪府都市開発で初の冷房車となった[4]。残りの6両についても同年中に施工された[2]

先頭車化改造

泉北3000系50番台 3553F
(2006年3月 三国ヶ丘駅

1999年から2000年にかけて、車両運用効率化と保有車両数の削減を目的に、6両編成3本から中間車6両が捻出され増結用2両編成3本に改造された[5][6]。全てセミステンレス車体で、新たに50番台が付番された。前面のデザインが変更されており、前照灯標識灯尾灯7000系に準じたコンビランプとなった[注 5]。また各車両の和泉中央方には車椅子スペースが新設された。

50番台編成の新旧対照は次の通り。

  • 3019 - 3020(元3511F)⇒3551 - 3552
  • 3023 - 3024(元3513F)⇒3553 - 3554
  • 3029 - 3030(元3517F)⇒3555 - 3556

この先頭車化改造により、当初予定されていた7000系6両編成2本の増備計画が削除された[7]

改造直後は元の6両編成時代の車両と常時連結されていたが、2005年10月のダイヤ改正で4両編成の運用が増えた[注 6]ため、検査等により4両編成が不足する場合には50番台2両編成を切り離して4両編成を捻出することが行われるようになった。かつては朝ラッシュ時に別の4両編成を増結し10両編成でも運用されていたが、10両運転廃止後は暫く6両編成で運行された。2016年より8両編成の運用が増加したため、本増結編成2本と4両編成を併結した8両編成での運転が基本となっている。

スカート取り付け

スカートが設置された50番台

2009年2月ごろに3509F・3517F・3555Fにスカートが試験的に取り付けられた[8]。のちに他の編成にも追加設置され、3514・3518・3551・3553・3555号車を除く全先頭車にスカートが設置された。

戸閉装置更新

2012年から2013年にかけて、一部の編成で戸閉装置が直動式に更新された[9][10]。施工されたのは3519F・3551F・3553Fの3編成で、扉開閉時の静粛性が大幅に向上した。

客室灯LED化工事

LED照明化された内装(3519F)

2017年8月、3519Fが客室灯のLED照明化を施工され出場した[11][12]。これに併せて、座席モケットや床材の張り替え、戸先識別テープの追加が行われた。2018年度には3521F・3523Fにも施工された[13][注 7]

その他

1987年2月から3月にかけて、イメージアップと南海車との識別容易化のため、側窓の上下に2本の青帯が追加された[14]

1996年7000系営業運転開始後、先頭車の運転台後側の側面に「SEMBOKU」のロゴプレートが順次取り付けられた[15]

変遷

6両固定編成の3505F
(※2007年廃車)

開業以来続く利用者の急増を受け、1975年11月ダイヤ改正から8両編成の列車が運行されることになった。この8両運転には100系が充当されることになったため、6両編成の補充分として本系列1次車6両編成3本(3501F - 3505F)が製造された[4]。続いて1977年8月の光明池延伸に合わせて、2次車4両編成2本(3507F・3509F)が増備された[4]

1979年4月には朝ラッシュ時の準急行7本を全て8両編成とするため、3次車6両編成1本(3511F)を新造、さらに1981年11月の10両運転開始に向け1980年6月に4次車8両(3513F・3515F)、1981年6月に5次車8両(3517F)がそれぞれ竣工した[4]。なお4次車と5次車は当初、以下に示す編成で落成した。

  • 3513F (3513 - 3021 - 3022 - 3514)
  • 3515F (3515 - 3023 - 3024 - 3516)
  • 3517F (3517 - 3025 - 3026 - 3027 - 3028 - 3029 - 3030 - 3518)

3517Fは変則8両編成のまま1981年11月まで運用されたが、同編成のモハ3000形2両(3025 - 3026)が3515Fに、3515Fのモハ3000形2両(3023 - 3024)が3513Fにそれぞれ転用されて、3513Fと3517Fが6両編成に再編された[16]

その後暫く増備がなかったが、1985年6月ダイヤ改正において8両編成の列車の10両化が促進され[17]増結用の予備編成が必要となった[14][注 8]ため、同年度の輸送力増強計画の一環として、1986年3月に6次車4両編成1本(3519F)が製造された[3][18]

1989年5月に竣工した3521F(7次車)は当初6両編成だった[19]が、同年9月のダイヤ改正に合わせてモハ3000形2両(3035 - 3036)を切り離した[3][注 9]。余剰となった2両は翌年5月、クハ3500形2両(3523・3524、8次車)が追加投入された際に3523Fの中間車として編入され、7・8次車は登場後1年のうちに4両編成2本に組み替えられた[2][19]。以上8次にわたる増備をもって本系列の製造は終了した。

1999・2000年には、前述の通り3511F・3513F・3517F(いずれも6両編成)から中間車2両を抜き取り、先頭車化改造の上で50番台に区分した。

2006年より老朽化による廃車が発生し、6両編成であった3501Fのうちモハ3000形2両(3001 - 3002)を除く4両(3501 - 3003 - 3004 - 3502)が廃車となった[21]。3001 - 3002は2次車の3507F(4両編成)に組み込まれた[22][注 10]が、翌2007年7020系1次車6両の導入に伴って3507Fは編成ごと廃車となり、当初より冷房車として落成した2次車からも廃車が発生した[23]2008年には7020系2次車12両の導入によって3503F・3505Fの6両編成2本が廃車となり、非冷房で落成した1次車は全廃となった[24]。なお、ここまでの廃車で発生した台車は南海6100系の6300系化改造に転用された[25]

2012年11月のダイヤ変更にて10両編成の列車が削減されたため、4両編成3本(3513F・3515F・3517F)および2両編成1本(3555F)が運用を離脱し、除籍後に南海へ譲渡されている(詳細次述)。

南海3000系電車

南海3000系 3515F
2017年4月4日 粉浜駅

2012年11月のダイヤ改正で余剰となった14両は、同年12月27日付で大阪府都市開発を除籍・南海電鉄に売却され[26]、同社の千代田検車区羽倉崎検車区へと回送された[27][28]

このうち3517Fと3555Fについては、他の2編成より先に千代田工場に入場し全般検査と整備を受けていたが、2013年5月24日に南海色で出場[29]、同年9月28日に南海3000系として竣工し南海本線で営業運転を開始した[30][31]。続いて3513F・3515Fも千代田工場に入場し、出場後南海本線内にて試運転が実施され[32]、2013年10月7日付で竣工した[33][注 11]

南海本線に転用されたのは、同線7000系の老朽化が深刻だったこと、また連続急勾配区間における長時間の抑速ブレーキ使用に耐えうる容量の抵抗器を搭載していないため、全線にわたり最大連続勾配が25‰以下で運用制限の無い南海本線に導入するのが合理的であることから判断された結果である[34]

南海への編入改造の際、3517Fと3555Fのうち3518号車と3555号車は、運転台機器や先頭車としての外見をそのままに中間閉じ込め化が行われている。これにより両編成は6両半固定編成となり、編成間には南海標準の櫛歯形の転落防止幌が取り付けられた[30][注 12]

3513Fと3515Fも機器の構成上、4両単独での運用は行われておらず、これら同士で8両編成を組んで営業運転に就いている。3513Fの3514号車には泉北時代にスカートが取り付けられていなかったため、営業運転開始前に取り付けられた[34][35]

譲渡後暫くは泉北時代のワインレッドの座席を継続使用していた[36][注 13]が、2016年3月に8300系と同じ茶色のドット柄モケットを使用した新品の座席に交換された[34][注 14]。なお8300系と異なりバケットシートとなっている。

2018年には、全編成にタブレット端末を使用した自動放送機能が整備された[37]

編成表

最終増備(1990年)時点の編成

3501 - 3001 - 3002 - 3003 - 3004 - 3502

3503 - 3005 - 3006 - 3007 - 3008 - 3504

3505 - 3009 - 3010 - 3011 - 3012 - 3506

3511 - 3017 - 3018 - 3019 - 3020 - 3512

3513 - 3021 - 3022 - 3023 - 3024 - 3514

3517 - 3027 - 3028 - 3029 - 3030 - 3518

3507 - 3013 - 3014 - 3508

3509 - 3015 - 3016 - 3510

3515 - 3025 - 3026 - 3516

3519 - 3031 - 3032 - 3520

3521 - 3033 - 3034 - 3522

3523 - 3035 - 3036 - 3524

泉北車

6両編成
 
← 難波
和泉中央・三日市町 →
   
形式 クハ3500
(Tc)
モハ3000
(M1)
モハ3000
(M2)
モハ3000
(M1)
モハ3000
(M2)
クハ3500
(Tc)
製造年 備考
搭載機器 CONT, PT×2 MG, CP CONT, PT×2 MG, CP
車両番号 3501 3001 3002 3003 3004 3502 1975年 2006年廃車[注 15]
3503 3005 3006 3007 3008 3504 2007年廃車
3505 3009 3010 3011 3012 3506
4両編成
← 難波
和泉中央・三日市町 →
   
形式 クハ3500
(Tc)
モハ3000
(M1)
モハ3000
(M2)
クハ3500
(Tc)
製造年 備考
搭載機器 CONT, PT×2 MG, CP
車両番号 3507 3013 3014 3508 1977年 2007年廃車
3509 3015 3016 3510
3511 3017 3018 3512 1979年
3513 3021 3022 3514 1980年[注 16] 南海へ譲渡(2012年)
3515 3025 3026 3516
3517 3027 3028 3518 1981年
3519 3031 3032 3520 1986年 客室灯LED化
3521 3033 3034 3522 1989年
3523 3035 3036 3524 1990年[注 17]
  • 太字:オールステンレス車
2両編成(50番台)
 
← 難波
和泉中央・三日市町 →
   
形式 モハ3551
(Mc1)
モハ3552
(Mc2)
改造年 備考
搭載機器 CONT, PT×2 MG, CP
車両番号 (3019⇒)3551 (3020⇒)3552 1999年
(3023⇒)3553 (3024⇒)3554
(3029⇒)3555 (3030⇒)3556 2000年 南海へ譲渡(2012年)
凡例
  • CONT:主制御器
  • PT:集電装置
  • MG:電動発電機
  • CP:空気圧縮機

南海車

4両編成
 
← 難波
関西空港・和歌山市 →
   
形式 クハ3501

(Tc1)

モハ3001

(M1)

モハ3002

(M2)

クハ3502

(Tc2)

所属 竣工日
搭載機器 CONT, PT×2 MG, CP
車両番号 3513 3021 3022 3514 南海本線 2013年10月7日[33]
3515 3025 3026 3516
3517 3027 3028 3518 2013年9月28日[33]
2両編成
 
← 難波/
関西空港・和歌山市 →
   
形式 モハ3551

(Mc1)

モハ3552

(Mc2)

所属 竣工日
搭載機器 CONT, PT×2 MG, CP
車両番号 3555 3556 南海本線 2013年9月28日[33]
凡例
  • CONT:主制御器
  • PT:集電装置
  • MG:電動発電機
  • CP:空気圧縮機

運用

2023年現在、4両編成5本と2両編成2本の24両が運用されており、4両編成を2本または4両編成1本と2両編成2本を併結した8両編成と、4両編成と2両編成を併結した6両編成で区間急行、準急行、泉北高速線内折返しの各駅停車に用いられる。2013年7月19日までは10両編成でも運転されていた[38]。平日朝ラッシュ時の8両編成の上り区間急行のうち、前から4両目の車両は天下茶屋駅までの区間で女性専用車両に設定されており、和泉中央方先頭車(クハ3500形偶数)にこれを示すステッカーが貼られている[注 18]

南海高野線では泉北高速線からの直通列車として、難波駅 - 中百舌鳥駅間で運用される。1989年9月3日のダイヤ改正以前は三日市町駅まで乗り入れていた[39]。方向幕には現在も高野線の行先(北野田駅 - 三日市町駅間)が収録されている。

南海3000系

4両編成3本と2両編成1本の14両が運用されている。上述のように、原則は3517F+3555Fの6両編成1本及び3513F+3515Fの8両編成1本として営業運用されている。

前者は普通車から急行まで6両編成が充当される全ての運用に入る。9000系1000系など、同線の他系列6両編成と共通運用である。

後者も他系列の8両編成と共通運用となっており、主に急行・空港急行・区間急行として運転される。平日朝ラッシュ時の8両編成の上り急行・空港急行のうち、前から4両目の車両は女性専用車両となるため、和歌山市関西空港方先頭車(クハ3502形)にステッカーが貼られている。

2015年5月9日、大阪市浪速区で発見された不発弾の処理・撤去作業により特急サザン」が運休した際には、本系列が自由席特急として運転された実績がある[40]

今後の予定

2022年11月11日2023年夏を目処に新型車両9300系を導入することが発表された[41]。本系列の一部の車両は将来的に置き換えられる予定だが、具体的な置き換え時期は明言されていない[42]

参考文献

  • 「泉北高速鉄道3000系デビュー」『鉄道ファン』1975年7月号(通巻171号)、交友社、1975年、90-91頁。

脚注

注釈

  1. ^ 2014年に大阪府都市開発より改称。
  2. ^ 台車取付部に台形の補強材が追加されている。また列車無線アンテナの形状と取り付け位置が変更されている。
  3. ^ この行先表示器の配置は大阪府都市開発車両の標準仕様となり、7020系まで引き継がれた。
  4. ^ 優先座席のモケットがグレーとなったのは1992年以降である。さらに近年は一部で7020系に準じたオレンジ色に変更されている。
  5. ^ ただし両灯の配置は7000系から左右反転されている。
  6. ^ 4両編成単独での運用はないものの、10両運転の減少により4両編成を2本併結して8両編成として運用される列車が増えた。
  7. ^ ただし3521F・3523Fでは座席モケットの張り替えが省略された。
  8. ^ 当時の大阪府都市開発車両による10両運転には原則的に本系列が充当されていたが、増結用となる4両編成は当時3本(3507F・3509F・3515F)のみの在籍だった。
  9. ^ 3521Fは名目上、本ダイヤ改正に向けた増備車であった[20]が、同改正も含め当時は6両編成の列車を8両化することで混雑緩和が推進されていたため、8両を組める4両編成の需要が相対的に高まっていた[19]
  10. ^ 組成順は3507 - 3001 - 3002 - 3013 - 3014 - 3508となった。
  11. ^ 大阪府都市開発から南海電気鉄道に所有権が移転したのが2012年12月27日、南海が営業用車両として本系列を車籍に編入(竣工届出)したのが2013年9月28日および10月7日である。
  12. ^ 他の位置の転落防止幌は、泉北時代に取り付けられたスクリーン形を引き続き使用している。
  13. ^ ただし優先座席については8000系と同じ青色モケットに張り替えられていた。
  14. ^ 優先座席のモケットは引き続き青色だが、他の区画と同様、柄の大きい8300系のモケットに改めて変更された。
  15. ^ 3001・3002は2007年廃車
  16. ^ 3025・3026は1981年
  17. ^ 3035・3036は1989年
  18. ^ 泉北高速線の列車に女性専用車両が設定されたのは、2015年12月5日ダイヤ改正時である。

出典

  1. ^ 車両図鑑 - 泉北ファン - 泉北高速鉄道
  2. ^ a b c d 「大阪府都市開発 泉北高速鉄道の現況」『鉄道ピクトリアル』1995年12月臨時増刊号(通巻615号)、電気車研究会、1995年、74頁。
  3. ^ a b c d 「私鉄車両めぐり〔139〕 南海電気鉄道(補遺)」『鉄道ピクトリアル』1990年5月号、電気車研究会、1990年、109頁。
  4. ^ a b c d 大阪府都市開発(編)『「流れの創造」大阪府都市開発30年の歩み』、1996年、130-137頁。
  5. ^ 「各社別車両情勢」『鉄道ピクトリアル』1999年10月臨時増刊号(通巻676号 新車年鑑1999年版)、電気車研究会、1999年、103頁。
  6. ^ 「各社別車両情勢」『鉄道ピクトリアル』2000年10月臨時増刊号(通巻692号 新車年鑑2000年版)、電気車研究会、2000年、115頁。
  7. ^ 大阪府都市開発(株)技術部車両課 大脇崇司「大阪府都市開発7000系 編成組替工事」『鉄道ピクトリアル』2005年10月臨時増刊号(通巻767号 鉄道車両年鑑2005年版)、電気車研究会、2005年、174-175頁。
  8. ^ “泉北3000系に排障器設置”. 鉄道ファン. railf.jp 鉄道ニュース (交友社). (2009年3月23日). https://railf.jp/news/2009/03/23/170500.html 
  9. ^ 2012年総集編 交通事業部編」『東洋電機技報』第127号、東洋電機製造、2013年、2024年3月28日閲覧 2023年5月25日時点におけるWARP提供のアーカイブ。
  10. ^ 2013年総集編 交通事業部編」『東洋電機技報』第129号、東洋電機製造、2014年、2024年3月28日閲覧 2023年5月25日時点におけるWARP提供のアーカイブ。
  11. ^ 「泉北高速鉄道の概況」『鉄道ピクトリアル』2023年10月臨時増刊号(通巻1017号)、電気車研究会、2023年、123頁。
  12. ^ 「10月号特別企画 2016・2017年度 民鉄車両動向」『鉄道ピクトリアル』2018年10月号(通巻951号)、電気車研究会、2018年、163頁。
  13. ^ 「10月号特別企画 2018年度 民営鉄道車両動向」『鉄道ピクトリアル』2019年10月号(通巻965号)、電気車研究会、2019年、141頁。
  14. ^ a b 「各社別車両情勢」『鉄道ピクトリアル』1987年5月臨時増刊号(通巻480号 新車年鑑1987年版)、電気車研究会、1987年、126-127頁。
  15. ^ 「POST 7/1,泉北高速鉄道7000系,営業転開始」『鉄道ファン』1996年10月号(通巻426号)、交友社、1996年、118頁。
  16. ^ 「私鉄車両めぐり〔130〕南海電気鉄道」『鉄道ピクトリアル』1985年12月臨時増刊号(通巻457号)、電気車研究会、1985年、196頁。なお本文献では、3517Fの竣工年および10両運転開始年が誤植されている点に注意。
  17. ^ 大阪府都市開発株式会社 運輸課『ブルーライナー』No.11(’85年夏の号)、1985年。
  18. ^ 大阪府都市開発株式会社 運輸課『ブルーライナー』No.15(’86年春の号)、1986年。
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  21. ^ 「廃車車両一覧表」『私鉄車両編成表’06年版』ジェー・アール・アール、2006年、174頁。
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  37. ^ 「車両総説」『鉄道ピクトリアル』2023年10月臨時増刊号(通巻1017号)、電気車研究会、2023年、51頁。
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  39. ^ 寺本光照『南海電鉄沿線アルバム 昭和〜平成』アルファベータブックス、2021年、34・119頁。
  40. ^ 『私鉄車両年鑑2016』イカロス出版、2016年、111頁。自由席特急運用時の写真は本書のみ掲載、以降の各年版には記述のみあり。
  41. ^ 新型通勤車両「9300系」を導入します - 泉北高速鉄道ニュースリリース 2022年11月11日 (PDF)
  42. ^ 泉北高速鉄道、新型車両9300系を公開 - 3000系の代替用、写真85枚」『マイナビニュース』、2023年6月30日。2023年11月19日閲覧。

関連項目