大野万紀

大野 万紀(おおの まき、1953年 - )は、日本のSF評論家、書評家、翻訳家

概要[編集]

神戸大学理学部卒業[1]。在学中の1972年に米村秀雄水鏡子らと神戸大学SF研究会を設立。また安田均らと関西海外SF研究会(KSFA)に参加しSFファン活動を行う[2]。 SFファンダムでは神大四天王(岡本俊弥水鏡子・米村秀雄)の一人として知られた[3]1973年8月には、筒井康隆が主宰するSFファングループ「ネオ・ヌル」に、山本義弘小笠原成彦、岡本俊弥、水鏡子らと参加。

1979年から『SF宝石』に書評掲載。同誌休刊後、『SFアドベンチャー』(徳間書店)に1981年から1992年3月号(月刊としての休刊号)まで書評を連載。『S-Fマガジン』(早川書房)にもSF論、SF作家論、書評を数多く掲載している。 1998年よりWebマガジン「THATTA ONLINE」を始める[2]ハードSF研究所客員研究員。

ペンネームはヴォンダ・マッキンタイアアナグラムで、タイヤ・マンキ=大野万紀からきている[4]

訳書[編集]

共著[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ジョン・クルート編著『SF大百科事典』グラフィック社、1998年、p.320
  2. ^ a b 大森望・牧眞司編『サンリオSF文庫総解説』本の雑誌社、2014年、p.244
  3. ^ 大森望『現代SF観光局』(河出書房新社、2016年)P.32
  4. ^ 大森望・牧眞司編『サンリオSF文庫総解説』本の雑誌社、2014年、p.196

外部リンク[編集]