大統領綬

プラナルト宮殿ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ前大統領から大統領綬を授けられるジルマ・ルセフ新大統領(2010年、ブラジル

大統領綬(だいとうりょうじゅ, : Presidential sash)は、大統領儀式などで着用する勲章型の記章

太い帯(綬)を肩から襷掛けする。中南米の国で特に多く見られる。綬は現職の大統領のみが着用可能で、君主制国家における王冠と似た性格を持つ。現職の大統領が退任する際には、綬を後任の者に就任式などで引き継ぐ。通常は国旗と似たデザインで、胸の中心に国章や大統領章を付けたものが多い。右肩から左腰に掛けるのが一般的である。

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